旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

八方山(岩手県花巻市)

2013-09-22 23:49:30 | 岩手県の山

八方山(716.5m)は、花巻市街地の西方に位置する山で、高村光太郎が過ごした山荘の近くにある。
高村山荘を訪れるたびに気になっていた山だ。
この山荘のところから『東北自然歩道(新奥の細道)』として、ハイキングコースになっている。

 ※ 高村光太郎、高村山荘については ⇒ こちら

登山口までの道に迷い、時間をロスしてしまった。

この八方山入り口の標識が地味。
そして先方に進み、交差点を左折。





大きな養豚場の脇を奥に入っていく。





車10台くらいは駐車できそうな広場に出る。
しかし、何も表記されていない。
朝露で草は濡れ、ヤブ蚊がまとわりついてとてもうるさい。

「これほど立派な林道なら、奥まで車で来るんだった」などと思いながら、歩く。






山頂まで3.9kmの標柱が、クマにかじられている。
それにしても、なぜクマは標柱をボロボロにしたがるのだろうか?
生木でもかじったほうが味がして美味いと思うのだが・・・。



(もっと奥にあった標柱は、ほとんど破壊されていた)


道は、快適。





”ニーッ”
歯を出して、威嚇しているようだ。






ときどきこんな箇所が出てくる。
滑らないように気をつけて通過。





”ガオーッ”





これまたなんで2回も巻かねばならなかったのだろうか?





眺望がきかないので、木々を眺めながら歩く。





尻平川コースとの分岐点に到着。



▲左に下る方が尻平川口、右の上りが山頂方向)


ここからは、やや急な登りとなる。





着いた先は、草が刈りはらわれて広々している。





眺望はきかない。





山頂には、石の祠と清水観世音堂之跡と記された石柱がある。





文字通り誰にも逢わない歩きなので、ここでのんびり休憩(朝食)。

後はいっきに下山。

  歩き開始  6:30
  山頂    8:30~9:00
  下山   10:30



そして、清水寺(きよみずでら)に直行。



▲清水寺から八方山を遠望




▲今日のコース

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
里山逍遥も良いですね (morino)
2013-09-25 20:50:58
”ガオーッ”の写真が素晴らしいです。
そっくり!
返信する
時期を考慮すればよかったかも (やまぼうし)
2013-09-25 23:37:10
morinoさん 今晩は!!
紅葉&キノコの収穫でもあればよかったのですが・・・。
イワウチワの群落もあるようですし・・・。
季節ごとの山の楽しみ方があるのは分かっているつもりでも、やはり欲がでてきてしまいます。
返信する

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