ずーみんのはがき絵七十二候

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愛六題(その1)

2024-02-17 09:31:42 | デザイン書芸

 一つの文字をいろいろにデザインして書いたものを集めて並べてみると新たな発見があって面白く感じたので、今回は「愛」という字を並べてみます。『愛六題』です。

 デザインした文字ははがきに書いて、ある方に宛てて送ります。するとその方がご自分のブログにアップしてくださるという仕組みになっています。ずいぶん回りくどいようですが、書いた文字を一度投函して「旅をさせる」ことが面白く感じますのと、各地の郵便局に依頼して風景印を押印してもらうという楽しみもありまして、このようなことになっています。

 

 

 

 

『愛1』 2019年5月

「天に星 地に花 人に愛」

 

 

 

 

 

『愛2』 2019年7月

「愛しているなら ささやいておくれ 甘い愛の言葉を あふれるほどに・・・」

 

 

 

 

 

『愛3』 2019年7月

「振り返るな 後悔するな ああ 馬鹿みたいに涙を 流さないで・・・」

 

 

 

 

 

『愛4』 2019年10月

「昨日初めて会って愛し合い 私たちは一つになりました 今夜誓った始発に乗って 名もない町へ出ていきましょう・・・・」

 

 

 

 

 

『愛5』 2023年2月

「そこに愛はあるんか?」

 

 

 

 

 

『愛6』 2024年12月

「生とはなんだろう 生きるとはなんだろう・・・」

 

 

 

 

 同じような文字にならないように気を付けて書いたことを思い出します。筆や用紙、技法などを変えて色々試して書いています。「愛」という字はパーツが縦に積み重なっている構造になっているので、どうしても縦長の字形になりがちです。『愛4』などはわざと横長になるように書いています。

 「かすれ」や「墨はね」、「にじみ」、「墨抜け」などがあった方が「景色」になっていい感じになることが多いです。運筆の速度で線に表情が出ることが楽しいです。

 


逢六題(その1)

2024-02-04 10:33:20 | デザイン書芸

 「風」や「月」といった文字をいろいろにデザインして書いたものを集めて並べてみると新たな発見があって面白く感じたので、今度は「逢」という字を並べてみます。

 デザインした文字ははがきに書いて、ある方に宛てて送ります。するとその方がご自分のブログにアップしてくださるという仕組みになっています。ずいぶん回りくどいようですが、書いた文字を一度投函して「旅をさせる」ことが面白く感じますのと、各地の郵便局に依頼して風景印を押印してもらうという楽しみもありまして、このようなことになっています。

 作品についている番号は文字を書いた順番です。投函して発表した順番と違っています。日付順に並んでいないのはそういうわけです。

 

 

 

 

 『逢1』 2022年8月

 「この風塵の世に出逢い お前の希望とは何なのか・・・」

 

 

 

 

 

 『逢2』 2019年3月

 「今すぐ逢いに行きたい」

 

 

 

 

 

 『逢3』 2019年4月

 「君と出逢った幸福」

 

 

 

 

 

 『逢4』 2019年4月

 「この風塵の世に出逢い お前の希望とは何なのか 富貴と栄華を享受すれば 希望は叶うのか・・・」

 

 

 

 

 

 『逢5』 2019年5月

 「夢で逢いましょう 夢で逢いましょう 夢で 夢で 君も 僕も 夢で逢いましょう」

 

 

 

 

 

 『逢6』 2019年5月

 「君は僕から遠く離れているから 逢いたくなったらまぶたを閉じるんだ 夢の中で逢おう」

 

 

 

 

 同じような文字にならないように気を付けて書いたことを思い出します。筆や用紙、技法などを変えて色々試して書いています。『逢2』『逢3』『逢5』のように、用紙をはみ出して書くこともありました。最近ははみ出して書くのはやめています。

 「かすれ」や「墨はね」、「にじみ」、「墨抜け」などがあった方が「景色」になっていい感じになることが多いです。運筆の速度で線に表情が出ることが楽しいです。


花六題(その3)

2024-01-08 10:54:22 | デザイン書芸

 一つの文字をいろいろにデザインして書いたものを集めて並べてみると新たな発見があって面白く感じたので、今回は「花」という字を並べてみます。『花六題』の3回目です。

 デザインした文字ははがきに書いて、ある方に宛てて送ります。するとその方がご自分のブログにアップしてくださるという仕組みになっています。ずいぶん回りくどいようですが、書いた文字を一度投函して「旅をさせる」ことが面白く感じますのと、各地の郵便局に依頼して風景印を押印してもらうという楽しみもありまして、このようなことになっています。

 

 

 

 

『花13』 2023年4月

 「3月の風と 4月の雨が 5月の花を咲かせる」

 

 

 

 

 

『花14』 2023年5月

 「6月の花といえばアジサイですかね・・・」

 

 

 

 

 

『花15』 2023年7月

 「7月の花といえば やはりヒマワリですかね

 

 

 

 

『花16』 2023年7月

 「8月の暑さに負けず・・・」

 

 

 

 

 

『花17』 2022年8月

 「9月の花が咲く道を・・・」

 

 

 

 

 

『花18』 2023年11月

 「11月・・・花の少ないこの時期 公園に咲くアベリアに かっこいい蛾が 蜜を求めて来ていたよ」

 

 

 

 

 同じような文字にならないように気を付けて書いたことを思い出します。筆や用紙、技法などを変えて色々試して書いています。例えば『花16』は筆の代わりに割りばしを使って書きました。

 「かすれ」や「墨はね」、「にじみ」、「墨抜け」などがあった方が「景色」になっていい感じになることが多いです。運筆の速度で線に表情が出ることが楽しいです。

 


夢六題(その2)

2023-11-13 02:40:17 | デザイン書芸

 一つの文字をいろいろにデザインして書いたものを集めて並べてみると新たな発見があって面白く感じたので、今回は「夢」という字を並べてみます。2回目です。

 デザインした文字ははがきに書いて、ある方に宛てて送ります。するとその方がご自分のブログにアップしてくださるという仕組みになっています。ずいぶん回りくどいようですが、書いた文字を一度投函して「旅をさせる」ことが面白く感じますのと、各地の郵便局に依頼して風景印を押印してもらうという楽しみもありまして、このようなことになっています。

 

 

 

 

 

 『夢7』 2019年10月

 「夢の中なら僕はスーパーマン」

 

 

 

 

 

 『夢8』 2020年6月

 「ひとりなりゃこそ 涙も流す せめて見せたや わが夢を」

 

 

 

 

 

 『夢9』 2021年11月

 「心の中 いつもいつも描いてる 夢を乗せた 自分だけの世界地図・・・」

 

 

 

 

 

 『夢10』 2022年2月

 「2月の夢をおくります」

 

 

 

 

 

 『夢11』 2023年4月

 「この世はすべて春の夢の中 さらに夢見るが如し・・・」

 

 

 

 

 

 『夢12』 2023年8月

 「生とは何だろう 生きるとは何だろう・・・」

 

 

 

 

 同じような文字にならないように気をつけて書いています。筆や用紙、技法などを変えて色々試して書くのが楽しいです。

 「かすれ」や「墨はね」、「にじみ」、「墨抜け」などがあった方が「景色」になっていい感じになることが多いです。運筆の速度で線に表情が出るのでいろいろ試しています。


風6題(その9) 49~54

2023-09-23 19:28:37 | デザイン書芸

 毎月一作品ずつ「風」という字をデザインして発表しています。

 デザインした文字ははがきに書いて、ある方に宛てて送ります。するとその方がご自分のブログにアップしてくださるという仕組みになっています。ずいぶん回りくどいようですが、書いた文字を一度投函して「旅をさせる」ことが面白く感じますのと、各地の郵便局に依頼して風景印を押印してもらうという楽しみもありまして、このようなことになっています。

 同じ文字を並べて見てみたいという気持ちになりまして、この場で発表させていただきます。

 

 『風49』 2023年3月

 「3月の風と 4月の雨が 5月の花を咲かせる」

 

 

 

 

 

 『風50』 2023年4月

 「4月の風はあたたかいです」

 

 

 

 

 

 『風51』 2023年4月

 「5月の風がさわやかです」

 

 

 

 

 

 『風52』 2023年5月

 「6月の風が吹いてくる小径に・・・」

 

 

 

 

 

 『風53』 2023年7月

 「8月の風は 海から吹きます」

 

 

 

 

 

 『風54』 2023年8月

 「8月の風のメロディーを聞く」

 

 

 同じような字にならないように気を付けて、用具なども変えて書いています。

 『風50』は当時、朝ドラ「おかえりモネ」を見ていて、気象予報士になって民間の気象予報会社で働き始めた主人公が、車いすランナーを気象予報の立場からサポートする展開の中で、ランナーを応援するために競技場のトラックサイドで掲げていた「風になれ!」というボードの字がいいなと思って真似して書いてみたものです。

 このように「風」ばかり並べて見ると、毎月一作品ずつアップされるのとはまた違った面白さがあると思います。