ずーみんのはがき絵七十二候

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はがき絵いろはうた(4)

2022-11-18 23:57:28 | 日記

 今までに書いたはがき絵をいろは歌に沿って紹介しています。いろは四十八文字といいますが、「を」「ゐ」「ゑ」「ん」なんかをどうしようかなと困っています。まあ、飛ばしてしまいましょうか。

 第四回目の今回は「り」から「る」までです。

 

 

 

『り』・・・旅客機

 

 

 旅客機が夕焼け空を飛んでいる姿を描きました。日はどんどん暮れて、夜間飛行になります。

 満天の星をいただく 果てしない光の海を

 豊かに流れゆく風に 心を開けば

 きらめく星座の物語も聞こえてくる

 夜のしじまの 何と饒舌なことでしょうか・・・

 

書き添えてあるハングルは

「遠い地平線が消えて

 深々とした夜の闇に 心を休めるとき

 はるか雲海の上を 音もなく流れ去る気流は

 限りない宇宙の営みを注げています・・・」

 

 うまくハングルに訳せているか自信がありませんが、「ジェットストリーム」というラジオ番組の冒頭のナレーションの一部です。城達也氏の声が今でも耳に残っているような気がします。現在は福山雅治氏があとを引き継いでいるようですね。

 

 

 

 

『ぬ』・・・ぬけがら

 

 

 蝉の抜け殻を描きました。「蝉蛻(せんぜい)」といいます。手元にある辞書によると、蝉蛻とは、1.蝉の抜け殻。転じて外形のみで中身のないこと。2.迷いから覚め、悟りの境地に達すること。蝉脱(せんだつ)ともいう。→「解脱(げだつ)」の項も参照 と書いてあります。「蝉蛻龍変」という言葉もあり、「がらりと大きく変わること」を意味します。蝉が殻を脱ぐが如く、羽化飛翔して世俗を離れ、仙境に至るというのが原義なのでしょうか。

 蝉の羽化を実際に観察したことがありますが、劇的な変化に感動したことを覚えています。

 

 

 

 

『る』・・・ルドベキア

 

 

 キク科オオハンゴンソウ属は学名からルドベキア族とも呼ばれます。北米大陸原産、30種ほどもあるそうです。開花期は6月から10月と長く、私は特に「暑さに強い花」という印象を持っています。ご近所にたくさん咲かせておられるお宅があり、通りすがりに楽しませていただいております。

 はがき絵に捺した消しゴムハンコが、「ずーみん」の「ず」ではなく「と」になっています。私の号「陶峰」の「と」です。



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1 コメント

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Unknown (谷口幸璽)
2022-11-30 23:45:40
私も毎夏、夜の8時ごろ、歩道をうろついている蝉の幼虫を拾っては「おいおい、踏んづけられるぞ」「蟻の餌食になっちまうぞ」とか言いながら持ち帰り、部屋の網戸に止まらしとくと、10時頃から羽化が始まります。今年は8匹ほど見守りました。朝になって窓の外に離してやると、飛び去っていきます。網戸に残っているのは、蝉の脱け殻。人も同じ。蝉の脱け殻、身は此処に不浄の娑婆に晒すとも、魂一つは西方は弥陀のお浄土、間違いはございません? (昔の説教本から、でした)
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