おやじボクサー(57歳。 19年間ボクシング)   3.11宮城県ボランティア11年間実費参加・『津波』に遭った生き証人

元車椅子。右足首金属ボルト接続。『おやじファイト』優勝。東京での試合は?10戦7勝3引分(39〜44歳)TV放送2回有り

試合を終えて。

2009年05月21日 21時46分03秒 | おやじファイト(出場・観戦・他) 東京での僕の10試合・他・観戦。
みんなに励まされて、

知らないところで心配してもらってて、

僕は僕で、

自分のことで精一杯だったんだけど、

時間が経てば経つほど、

見えなかったものが見えてきました。



今週はジムを休んでます、

いつもだったら、

疲れが残っていても、

疲れが残っていなくても、

早い時は翌日に復帰なんてこともありました。


今回は、

頭のダメージが相当酷くて、

初めての経験です。

なので、

疲れの問題じゃなくて、

頭の痛みが抜けなくて、

休んでいる状況だったりします。


でも、

さすがに明日には「少し」体を、

動かしたいなぁ・・・・・と、

思っているのですが。



改めて、

ボクシングの怖さを再認識しました。

例え、

ヘッドギアをつけていても、

頭への直撃は、

危険極まりない。

まだ頭が痛いし、

脳に「揺れ」が残っていて、

真面目な話、

クルマの運転は危ないと思います。


ラスト15秒に、

メッタメタに頭を打たれて、

自覚出来ていなかったんですが、

ビデオを何度も繰り返して見ると、

ほとんど体が九の字になっている、

自分が映ってます。


多分、

その時は頭の中が真っ白で、

とりあえず本能で、

「立っていた」だけ。

それだけしかない。


たまたまダウンしなかった、

と言うのが、

運良く残った結果だと思います。




昨日、

ジムに挨拶だけ寄らせてもらって、

この話を、

応援に来て下さった、

一部の方に話しました。


意外だったみたいですね、

僕の意識が飛んでいたこと、

そして、

ダメージがまだ残っていることが。



大げさな話に聞こえるかも知れませんが、

打ち所が悪ければ、

どんな不運があるかも知れない。

プロじゃなくても、

【おやじファイト】の中でも、

有り得ない話ではない、

そう思いました。


そう思うから、

毎回、

毎回、

試合に出る度に、

一層と怖さを理解するようになって来て、

慣れるどころか、

怖さが際立ってくるのだと思います。



僕は、

心底ネガティブなので、

とことん悪いイメージばかり、

浮かべてしまいます。


だから、

試合が終わって、

数日間、

思ってたことは。





生きてて良かった。


まずはそれだけ。


そして、

子供の寝顔が何よりも「僕の褒美」なのです。







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