おやじボクサー(58歳。 19年間ボクシング)   3.11宮城県ボランティア11年間実費参加・『津波』に遭った生き証人

元車椅子。右足首金属ボルト接続。『おやじファイト』優勝。東京での試合は?10戦7勝3引分(39〜44歳)TV放送2回有り

11月5日、夜の独り言。

2009年11月05日 23時53分59秒 | つぶやき・・・(独り言)  ・・・何となく漏れた言葉。 情けない泣き言。
試合も終わって、

2日が経ちました。


昨日と今日、

練習は休んでおります。



怪我はありませんが、

打たれた箇所は、

正直いまだに痛いです。


どこを、

どのくらい?

打たれたのか覚えていませんが、

痛い箇所は、

現実の足跡として残っています。




相当、

一心不乱で、

無我夢中で、

瀬戸際だったのでしょうね。


断片的しか、

試合の内容も覚えていません。



写真を見て初めて、

思い出すような、

そんな感覚です。





勝つか?

負けるか?

二つしかない訳ですから。



そして、

全て失うか?

まだ繋がるか?

そんな重圧が、

いつも乗っています。




損得抜きに、

単純に言えるなら、

負けるくらいなら、

負けるつもりはないけど、

死んだほうがマシだ。

とか、

リングの中では、

思っている自分もいます。



普段は、

そんな縁起の悪いことなんて、

考えたくもありません。




そのくらい、

負けることが、

怖くて怖くて、

怖いですよ・・・・・・・・・・・・・・














去年は、

後楽園の試合が終わった後に、

「ボクシングを続けて良いか?」

と、

奥さんにメールした。





自分のわがままで、

迷惑をかけ続けてしまうのは、

家庭を持つ責任として、

そろそろ許されないものだなぁ~と、

思っていた。












今年、

後楽園が終わって、

まだ聞いていません。






僕個人の感情と、

ボクシングにおける、

僕の果すべき役割があるにしろ(何かがあるとすれば?

やはり、

この2年と数ヶ月間、

支えてくれた奥さんの、

声に、

思いに、

素直に耳を傾けようと思う。








リハビリ目的で始めたボクシング。





今ではリハビリだったかどうか?


なんて、

そんなことはどうでも良い。




偶然とは言え、

ボクシングに、

出会わせてくれた怪我に、

今では感謝しています。









人生、

何があるかわからない。




どんなキッカケが、

その後の人生を変えていくかわからない。




一歩踏み出すことで、

掴めるものはあるけど、

その一歩が重いこと。




それも痛いほどわかった。





その一歩を踏み出せただけでも、

僕の人生では、

何よりも得がたい夢を見れた、

気がします。





誰かに、

人生上で大きな影響を受けたこと、

その恩返しは、

出来たのか?


僕が誰かに、

その人の人生に何かの影響を与えられたか?

何か一つでも残せられたら、

良いな、と思う。







そう思えば、

思うほど、

振り返ってみると、

感謝の言葉を、

伝えなければいけない人が、

僕の近くに沢山います。














さて。

奥さんには、

あとで、

メールで本音を聞いてみようと思います(^^;


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