12月22日、
2013年最終号に参加して来ました!!!!
最終集合地の那珂中央公民館前、
予定より10分遅れてボランティアバスがやって来ました!!!
◆午前3:40◆
さすがに今回は「最終便」らしく、
初めての満車なのです。
それで少し遅れてしまったんでしょうね。
まずは(仮眠で)発車です。
バス車内は、
完全消灯ではないけれど、、、、
十分に眠りにおちることの出来る暗さとなります。
既に守谷(県外からの参加者)からも合流を済ませて、
水戸市内からの合流も終えています、
最後の乗車地が那珂中央公民館前、
すぐ高速道路(常磐自動車道・那珂IC)に入ります。
◆高速道路◆
国見PA下りにてトイレ休憩。
雪が残っていますね!!!
チラホラと小雨とみぞれも降ってました。
◆午前7:30頃◆
国見、
春日とトレイ休憩を挟みつつ現地着です。
◆現地に午前9:30頃到着◆
バス隣にブルーシートを広げます、
そこに各自の荷物を置きながら、
作業用の靴に各自履き替えて、
着替えが必要な人は着替えます。
僕は冬の東北を想定して、
ツナギの下に更にズボン2本を重ね履き(笑
着過ぎかって?くらいに。
万全の防寒対策です!!
宮城県東松島市のJR東名駅近く。
◆午前中の作業◆
ここの丘陵地に植えた芝桜の手入れと雑草刈り取りが作業内容。
この地道な作業は、
正直楽ではありません。
丘陵地なので思ったより疲れるんです、
でも皆さんは黙々と従事しています。
何度もこの辺りは作業に入っているので、
最初の頃と比べると見違えるほど整いました。
季節の違いもあると思うんだけど、
背丈ほどのボウボウとした雑草も「今」は減りました。
半年前は伸びきった雑草を刈り取るのも重労働、
更に刈り取った雑草を運ぶのもなお重労働。
そんな場所でした。
来年、
ここの芝桜が一面の花を咲かせる時は、
どれだけ綺麗なんだろう。
芝桜やアーモンド(花言葉は「希望」)も植えてあります。
*石塚観光さんボランティアブログ(H25年3月記事)
今、
来年の満開の花を見るのが僕の夢です。
何度もここで記念写真撮ってますが、
JR東名駅ホームで。
駅の名残はこのホームの部分のみです。
ここはJR仙石線の線路が通っていた場所です。
ここは津波でみんな流された場所です、
今となっては線路跡の名残も見当たりません。
午前中の作業を終えて、
JR東名駅正面で子供と記念写真を。
JR東名駅。
近くは11月に舗装されて地元漁業組合の事務所も建てられました。
お昼は移動して縄文村歴史資料館へ。
ここでいつもの復興弁当を!!!!
子供と。
今日の復興弁当は、
いつもの「大徳」さんの美味しいお弁当!!!!
ご飯の盛りが超~~~~大盛り♪
僕はカレー味のハンバーグが良かったなぁ。
家族で外に出て食べようとしたものの、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
12月下旬の東北、
体を動かしているならまだしも、、、、、、
外でのお弁当はまるで修行の如くキツい!!!!(笑
ですが、、、、、、、、
あまりの(極寒の)風の吹く外はキツくてキツくて。。。。。。。
吐く息が白い・・・・・・・・・・・と言うよりも、
吐く息が凍る!!!
すぐさまバス車内に戻って、
車中で食べるハメに(汗
大盛のご飯も問題なし!!!
がっつり食べさせて頂きました。
美味しかったぁ~
速効でお弁当を食べたには訳があります、
いつもなら「ゆっっっくり」と食べるんですが、
この日はお昼休みに、
この縄文村の隣にある景勝地「大高森 展望台」に登ることに!!!
奥さんと子供は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、
寒いので「行かない!!!」とのことなので、
僕は他のボランティア参加の人達と一緒に登りました。
◆大高森 展望台へ◆
こんな感じで登って行きます!!!
登っている途中の景色。
なかなか急な登り坂ですが、
トレーニングだと思って敢えて走ってみたりする。
考える発想が常に「鍛える」しか頭にない・・・・・・・・・・・・
アホです。
展望台まであと少し!!
展望台到着!!
やったー!!
一般の方がいましたが、
一番乗りは(ボランティアの中で)気持ち良い~(^^)
後から皆さんも到着です。
やっぱり寒いですが、
松島湾を望めるこの展望は良いです!!
何度も来ている方は(同じくボランティア参加者)
結構詳しくて説明などもして下さいます。
海には牡蠣養殖が再開されている様子も見えたり、
船も沢山停まっていたり、
変わりつつある風景も確認出来ました。
展望台で記念に撮って頂きました!!
(岐阜県から参加されているご家族のお父さんに)
写真の左端。
津波で流されてしまった街は「更地」になって見えます。
遠目に映るのは、
そんな更地が沢山。
砂浜に見えるけど・・・・・・・「更地」なんです。
お昼時間も僅か、
一旦バスへ戻ります。
◆バスに戻る◆
ボランティアバスに参加されていた方。
皆さんを和ますために?
サンタさんとトナカイさん仕様!!!!!の女性が2人。
クリスマスも近いしね~
何だか僕だけ「作業員」ですが(爆
一緒に写真をお願いしましたよ~
(奥さんと子供は車内でぬくぬく♪していました)
◆移動◆
お昼を終えて午後の作業場へ移動の為、
バスに乗り込みます!!!!
今回の参加された方で、
一番遠くからの参加者は岐阜県からご家族3名(子供さんは中学一年生)
色々とお話しをお聞きしました!!!
ボランティアに対する取り組み・信念。
素晴らしいご家族の皆さんでした。
遠方からのご参加は、
3日間必要との話に納得です。
「来る」のに一日、
「ボランティア当日」に一日、
「帰る」のに一日。
僕達はそれだけでも、
どんなに恵まれていることか、
ボランティア前後の労力が皆無です。
ありがたいと改めて感じました!!
◆午後の作業は野蒜(のびる)海岸です◆
9月以来の作業で入りますが、
防波堤の建設の為に一般の立ち入りが、
向こう2~3年は不可(海水浴等)となる海岸なのです。
9月に訪れた時は、
流木や建物の一部建材等、
凄い量が打ち上げられていました。
(足の踏み場もないくらいに)
その時と比べて、
今日ははるかに綺麗な海岸でした。
まだこの時間帯は晴れていたのですが、、、、、、
あと少しで急変します。
重い鉛色の空となり、
更に凍える風が吹き、
冷たい雨も。。。。。。。。。。。。。ぽつぽつと。
気持ち早目に作業を切り上げて、
海岸線で記念写真でした。
当日の日帰りバス一台が満車の皆さんと、
前日から一泊二日でボランティアに出発していた人達と一緒に。
同じく石塚観光さんです。
こちらはUP写真です。
サンタさんもトナカイさんも♪
◆野蒜海岸で家族と◆
野蒜(のびる)海岸で家族と。
手が凍える寒さ、
冷たい雨に体温を奪われるのも瞬く間。
師走の海は超~~~寒いです!!!!
今回は僕達家族をいつも撮って下さった男性の方、
本当にお世話になりました!!
お名前もお聞きせず、
ただお世話になるだけでした、
次に再度お会い出来ることを祈ってます(^^)
今日は目に見えて綺麗になりました。
今日の海岸線は、
とんでもない大きさの流木等はほぼなくて、
どちらかと言えば、
細くて細かい木ばかり。
家庭用の洗剤(容器)やペットボトル等はまず見かけませんでした。
僕は9月以来の海岸清掃でしたが、
継続的に掃除されていたのかな。
◆海岸の集積所◆
海岸線の端っこの集積所(海岸で拾い集めたものをココに集めます)。
9月以降からの蓄積したものもそのまま積み重なっていた様子。
そこへ今回の拾い集めたものが、
加わります。
これだけのものが、
砂浜に打ち上げられているのです。
9月に比べて、
今日は格段に少なくなりましたが、、、、、、、、、、、
それでもいまもなお、
砂浜に流れ着いて来ます。
多分、
今日綺麗にしたところにも、
また来週には新たに流れ着いてくるものがあるんだろうな。。。。。。
と痛感します。
さて。
一日の作業を終えて、
雨も少し強めになって来ました。
急いで用具を持って片付けて撤収です。
午後14時。
バスに乗り込む前には、
着替える人はバス車内で(女性陣)カーテンが引かれます。
男は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・外で着替えです(笑
一部・・・・・・・・・・女性でも車外で着替えている人も・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
僕は面倒なのでそのままでしたが、
極寒の外で着替えている男性陣も多かったなぁ~(^^;
凍えるっっっっっ
皆さん、
終われば服装にも気を使いますね~
僕は何でも良いや(笑
◆松島観光物産館◆
帰りに必ず立ち寄る「松島観光物産館」
トイレ利用とお土産購入です。
前回も焼き牡蠣食べました、
今回も奥さんと子供が食べたいっっって!!!
意外と焼いてしまうと小さくなってしまいます(汗
「え~~~っっこんなに小さいのっっ」みたいな大きさ。
1つが小さい餃子くらいのボリュームです、
3ケで500円。
あっという間に食べ終えてご馳走様♪
バスに乗り込む前に子供と。
◆帰りの東北道◆
帰りに安達太良SA上り線にて。
2度目(今日はここが最後の)トイレとお土産購入も。
午後17:30頃。
日帰りバス一台と、
前日の一泊二日で運行しているバス一台と一緒に帰路に着きます。
今日は帰路のトイレタイム2回のみ。
(「松島観光物産館」と高速道路では「安達太良SA上り線」のみ)
休憩が少ないと戻る時間が30分間くらい早いです。
◆茨城県・那珂中央公民館前◆
一番最初の下車地(那珂中央公民館前)
午後19:30頃。
石塚観光さんの綿引社長さんと!!!!
(写真をお願いしました)
#今回は「行き」と「帰り」で車内での添乗員さんが交代されました。
「帰り」が綿引社長さんが担当して下さいました。
(「行き」は磯崎様)
やはり話が上手で、
とても惹き込まれてしまいます。
ボランティアに関する講演活動にも注力されているようです、
いつも感じる事なのですが、
本当に凄い方です。
マンパワーが絶大で、
僕と年齢がさほど違わないのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、
人生そのものの密度が雲泥の差。
ふと、
どうしたら綿引社長さんのようになれるのだろう、
と言うか、
どうしたらほんの少しでも近づけるのだろうか?
人としての器の大きさ、
尊敬の念が絶えません。
本当に「ほんの」少しでも近づけられたら?
と本気で考えてしまいます。
働く対価など気にせず生きて行けるのなら、
(そもそも僕にそんな対価など有り得ませんが)
お手伝いしていくことを人生の目標としたいくらいです!!
那珂中央公民館から、
守谷(県外の参加者の皆様)への便と、
水戸駅に向かう便に分かれます。
ほんどの方はここの那珂中央公民館前で下車しました。
一日終わってみると、、、、
あっと言う間でした。
◆今年最後のボランティア◆
毎回毎回、
勉強になることが多くて、
今回も例外なく「泣かされました」
綿引社長様の(講演の)VTRの中で、
被災地で津波に飲まれたご夫婦の話。
助かった奥様が、
まだ帰らぬご主人様への思いを綴った手紙。
綿引社長様の朗読に、
切々と語られる想い、
そして現実。
声にならない号泣をさせられました。
今日一番、
効きました。
胸がやぶけ千切れるくらいに痛かった。
本当に、
震災以来考えることが多くなりました。
今交わす言葉が「さいご」の言葉になるなんて、
誰しも想像していなくて。
明日がやってくる保証なんてどこにもなくて、
明日がやって来ることが奇跡と同じくらいの重みがあるって。
なのに時々は、
その奇跡が当たり前のように勘違いしてしまう。
今自分がココにあることが奇跡だと言うこと。
そのことを忘れてしまう。
今僕が出来ること、
家族と交わす言葉の一つ一つの大切さを忘れないこと。
わかっていても、
感情にまかせて冷たい言葉を発してしまうことも多々あって、
そんな言葉が、
最後に交わした言葉にならなかったことが唯一の救い。
今はまだ明日がやって来ると思っているから。
反省する時には遅いことだってある。
大切にしよう。
想いを伝えよう。
声にしよう。
愛おしい家族の為に。
そして、
亡くなった人の分まで生きようって。
一日の最後に交わす言葉の意味、
感謝の気持ちを伝えたい。
ありがとう、
と、
好き、
を伝えたい。
今回もボランティアに参加させて下さって、
ありがとうございました。
今年最後に行けることが出来て良かった。
心の底から叫びたいくらいに思う。
追伸
ボランティアに参加されている皆さん、
また2014年もお会いする時はどうぞ宜しくお願い致します!!
また初めての参加を考えている皆さん、
このブログが少しでも参考になれれば幸いです(^^)