テレビで、
なぜ今頃なんだろう。
東日本大地震の時に、
大切な人を震災で失った人が訪れる「風の電話」がある。
TV放送されてた。
風の電話~残された人々の声
魅入ってしまった。
場所は、
岩手県大槌町にあります。
実物も、
質素です。
造りも。
白い電話ボックス。
中には黒電話が一台。
この夏に、
今、
ついさっき、
予想外の放送があった。
この夏は3.11関連番組。
意外と多いと思う。
僕は一度だけ現地に行けただけだった。
設置されてた事と意味を知っててのことだった。
その一度の印象が、
その所以を知っていたので、
ブログにすら載せられなかった。
雑誌や、
絵本も事前に所有してたから。
ひっそりとそこに電話ボックスはあります。
電話ボックスの中には、
黒い電話機が一台置かれている。
電話の線は繋がっていません。
訪れる人の目的は、
震災で二度と逢えなくなった人へ電話をする事。
逢えないあの人へ。
電話をすること。
話すこと。
想いを伝えること。
泣けた。
まさか、
今、
この今?
あの「風の電話」の放送があるとは思ってなかった。
完璧に、
不意を突かれた。
鼻水と涙がこぼれまくり。
どれだけ月日が経っても、
年数が過ぎても、
3月じゃなくても。
不意に夢に出る。
津波の映像。
追われてるあの時の記憶。
果ては最愛の人を失う夢だったり。
泣いてる女性。
見る頻度は少なくなったのに、
エスカレートする内容に病気か?
って自覚するようにもなった。
あの日の津波の記憶が、
ここまで引きずるとは夢にも思わなかった。
by おやじボクサー
ふぅ。