未だ眠りに落ちれなかった。
灯り以外は何も点けないから、
屋外でのエコーがかった虫達の音色。
幻想的だよ。
とても静か。
寒さも感じない夜は有り難い。
それでなくても、
堪える寒さが違うもので囲むからね。
こんな僕を。
明日以降、
願わくば?
どうして欲しいとかじゃなくて、
ほんの数ヶ月前の時間でも無くて、
僕の?
この足りない頭から?
35年分の記憶だけを消去して貰いたい。
全て。
無理が通るのなら?
その中ででの、、、、、、
交錯していた時間だけを、
消し去って貰えないんだろうか。
常に。
やっぱり今日も。
全部の物差しがあなたで作られていたから。
「いち」から始まって、
最低の「億」まで軽く着いたとしても?
その全部が全部、
染まっていた。
っと。
情けない。
今になってこれで。
止め度もない深みに、
延々と落ちて行く様な時間だから。
by おやじボクサー