おやじボクサー(57歳。 19年間ボクシング)   3.11宮城県ボランティア11年間実費参加・『津波』に遭った生き証人

元車椅子。右足首金属ボルト接続。『おやじファイト』優勝。東京での試合は?10戦7勝3引分(39〜44歳)TV放送2回有り

時事News『三陸鉄道』 → 略称「さんてつ」

2019年03月23日 11時56分08秒 | 3.11ボランティア 茨城県水戸から宮城県11年間参加<<社会福祉協議会>>

3.11で被害が甚大だった「さんてつ」。

 

 

実話が漫画にもなっていて、

僕も所有してます。

 

 

 

駅舎や路盤が流失。

車両も3両が使用不能。

 

NHK「あまちゃん」でも舞台になってます。

 

 

僕にとっての「あまちゃん」は、

単にTVドラマの存在じゃなくて、

他人事じゃなくて、

絶対できっこない癖に、

東北へ移住したいって思ったくらい。

やっぱり地元・茨城県も同じ被害を受けた県だけど、

東北とは世界が違って見えた。

 

毎月のボランティアバス。

じれったくてね。

現地での作業時間。

 

 

冷静に今考えれば?

当たり前だよね。

また帰るんだもの。

 

 

 

同じ会社の同僚にだって、

温度差感じ過ぎてた。

嫌だった。

同じ目線で語られるのがさ。

 

 

こっちだって被災県。

っと言う対等な被害感覚。

勿論、

あれだけの震災で被害も大きかったけどね。

個々にとんでもない被害を被った住居も、

近所にあったし、

津波の被害が市によって大きかったし。

 

 

勤務中、

僕自身が千葉県からの帰路、

港からの津波に追われるなんて、

想像も出来ない体験をする。

凄い事を味わった。

 

たった12.3Mの津波の高さ?

迫り来る壁?

二車線道路を背走で逃げた。

前方を走っていた車も、

逆走でこっちに全て猛進してくるし、

あり得ないくらいの、、、、

パニック。

 

 

 

くどいくらい、

この時期になると書き続けて来た。

 

 

 

話が脱線しまくり。

 

 

あの「さんてつ」

Newsで流れた。

8年振りに全線復旧だって!

 

 

それまでの間、

部分で開通しているエリアはあったけど。

一部区間だけ、

乗車した事あったけど、

やっと!

やっと。

3.11以降、

初めての全線復旧だった。

この3月。

 

永かったね。

 

 

震災遺構。

各駅が当時のまま保存されている駅がいくつも。

津波の跡が生々しく残ったままの姿で。

 

それを見て、

何かを感じて欲しいって言う方が無理があると思う。

確かに、

あ、、、震災の被害がこんなに大きかったんだ?

とは思うだろうけど。

同じ目線で、

痛みを感じて、

涙をこぼすなんてことは、

理解しろって言う方が無理。

 

それは僕自身が感じて来た違和感で。

今まで、

3.11以前の震災に於いて募金程度が精一杯だったし。

 

毎月、

宮城県へのボランティアバスに参加してても、

会社(当時の)の同僚は誰も興味持ってくれなかったし。

 

現実はそーゆーものなんだって、

感じた。

 

 

僕も津波の恐怖に出逢わなかったら?

身銭切って何年間も、

宮城県へ行かなかったはず。

参加費だって自前だし、

何十回と参加すれば?

その数年間もの日数分と累計の金額。

 

そんな余裕すらない癖に、

絶対無いのに、

掻き立てる衝動があったんだ。

 

大きな地震に遭っただけなら、

そこまでの行動はおこさなかった。

だけど、

津波だけは別。

 

それだけが、

僕を居ても立っても居られない気持ちにさせた。

 

 

震災からこれだけの年数が経って、

やっと全線開通の「さんてつ」

部分部分で乗車した事のある鉄道だけど、

長かったね。

止まった時間、

やっと動き出した。

 

 

おめでとう。

 

 

 

by おやじボクサー

 

 



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