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【日刊スポーツ新聞社】
ノーベル賞作家大江健三郎さん（７６）らが呼び掛けた脱原発を訴える
「さようなら原発５万人集会」が１９日、東京・新宿区の明治公園で開かれた。
主催者側によると、全国から約６万人が参加、福島第１原発事故後では最大規模の集会になった。
大江さんらが立ち上げた「さようなら原発 一千万人署名市民の会」などが主催。
大江さんは壇上で「（原発に）抵抗する意思を、想像力のない政党幹部らに思い知らせる必要がある」と訴え、
ゲスト参加した俳優山本太郎（３６）も
「みんなで生き延びるためには原発一斉停止しかない。力を合わせて行動を起こそう」と声を張り上げた。
集会後は会場から３つのコースに分かれ、渋谷、原宿、新宿駅前などをデモ行進。
福島県から参加した会社員男性（４１）は
「不安ばかりだったが、今日はこれだけの仲間がいることを知って力強く思えた」と話した。
警視庁では参加者を約３万人としている。
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坂本龍一さんも集会を呼び掛けたとのこと、教授はやっぱり世界の教授です♪
山本太郎さんの壇上での叫びは今朝のニュースで何度か観ることが出来ました。
「みんなで生き延びるためには原発一斉停止しかない。力を合わせて行動を起こそう」
この発言どう感じたでしょうか
いま日本があって安全な暮らしが出来るのは
動きの悪い政府が、動きの悪い政治を何十年も続けているからではなく
会社や学校や商業活動や地域のひとびとやさまざまな方々が存在してるから
「一斉停止」とは何でしょうか？
彼らは「明日」には一斉停止してほしいのでしょうか
それとも「来月」？「今年中」？「来年中」？ 「何年後」？なんでしょうか
経済を停滞させず、いわんや停止させることなく
アーティストとか作家とか俳優とか言ってるひとは気になりませんかね
工場や物流や生産や商業活動やさまざまなことに恐ろしい影響を及ぼすことが
「一斉停止」
集会ではもっと丁寧な説明があったにもかかわらずマスコミが
勝手な編集をして報道しているのかもしれませんが
みんなが非難する政治家等々より説明が足りなさすぎませんかね
企業・産業界等々が原発停止で生じる電力不足をカバーできる体制をつくるまで
待てないですか？
巨大企業のように設備の効率化に予算を割けるような
事業所の発電を自力で確保できるような限られた手段ではなく
ひろく現状のままで制限されることなく生産活動が商業活動が継続できるような
新しい技術や産業やシステムを、経済を支える企業がいまの仕組みを動かすまで
段階的な時間を待てないものでしょうか？
それを働きかけるような集会の趣旨はあったのでしょうか？
ただただ感情的に？
危険だから停止しよう！
これじゃあ他人任せの無責任とかわらない。
署名をどれだけ集めたって
政府が要求を検討しようが法案を協議しようが停止を約束しようが
停止した時の経済の混乱や失速を、また誰かの責任だと非難するだけですか？
停止と設備の維持・管理にかかわる費用を税金で負担すると言えば非難するだけですか？
原発をつくった政府や諸官庁や電力会社や製造メーカーや関連企業や団体や
それらで働いてる、家庭のふつうのお父さんやお母さんや息子さんや娘さん
そこにある仕事や賃金や保証や様々なことは無視ですか？
解体しても保管しても何しても放射能は消えない
何十年にもわたって莫大な費用や労力がかかればまた誰かを非難するんですか？
代案もなしに非難する、文句を言い、
ひとによっては暴言を吐き、陰に隠れて事実と異なる歪んだ嘘を流す
「即時停止」も結構
「一斉停止」も結構
「全面停止」もそりゃ結構です、大賛成です。
でもね、無責任に「だれかが考えるんだろう」
「誰かがやってくれるんだろう」「だれかがチェックし監視してるんだろう」
そんなひとたちが集会に賛同した大勢のなかに何割占めるのか気になりませんか？
プラカード持ってシュプレヒコールを叫ぶのは大切でしょうが
「停止」したときに暮らしや産業が後退しないような施策まで考えて行動して欲しい。
「こうすれば、こんな手段をとれば、即時停止しても日本の経済は揺るがない」
「ああすれば、あんな方法もできれば、日本の暮らしはもっと世界の見本になれる」
電力会社や関連企業、重電会社や関連企業、さまざまな一般のひとびとが
解雇されたり苦しんでいくのは自分ではないから仕方ないとか
犠牲はほんの一部で当然だとか
そんな考えや、考えもなしに集会に賛同したり原発反対を言うひとは
自分のことを考え直してほしいね。
どこかで誰かが苦しむってことを
報道されない、知らない、聴こえないどこかで
泣く人がでるんだってことを
「オレが助かりゃ他人のことはどうだっていい」なんて言わないで
「こどもたちに残す未来に核の無い世界を」って綺麗事を言うなら一緒に
いま生きてる他のみんなのことも考えて欲しい
買い物する時に値引きをしたことがあるひとはわかるかな
客 ： 「10000円？ 高いよ！ 1円にしろよ」
店 ： 「じゃあ5000円！」
客 ： 「だめだめ5円だ！ どうにかしろ！」
店 ： 「じゃあ4000円！」
・・・・・・・ずっと続き・・・・・どんな結果になるだろう・・・
山本太郎さんの「即時一斉停止」の発言が
交渉の最初に「無茶」を言うことで
より反対派によい条件で話を進めていく一枚目のカードという
そんな計算があっての言葉であってほしいと願っています。
