小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

日本は天皇制があったおかげで、ドイツのような、えげつない事をしないですんだ

2019-11-10 01:33:37 | 政治
第二次世界大戦で。
ドイツは、ユダヤ人、600万人、の虐殺、など、残酷なことをした。
ユダヤ人、であるというだけで、殺した。
それに比べると、日本は、結果として、ドイツほどの、えげつないことを、しないですんだ。
しかし、それは、日本には、天皇という、絶対的な現人神が、たまたまいた、からに過ぎない。
天皇は、日本が、えげつない事をしないようにした、ブレーキなのである。
別に、日本民族が、他の民族と比べて、慈愛のある、優しい民族であるわけでは全くない。
征服欲、とか、残虐性、とか、喜怒哀楽の感情とかに、民族性に優劣は無いと僕は思っている。
日本だって、731部隊のように、敵国人に生体実験をしている。
もちろん、天皇は、そんなこと、認めないから、秘密裡のうちに。
日本の大東亜共栄圏構想は。
確かに、ヨーロッパ、アメリカ、のアジアの植民地化、分捕り合戦に対して、アジアの国々は腹を立てていた。
日本は、1840年の、清のアヘン戦争の、教訓から、1868年に明治維新が行われ、大急ぎで、近代化し、アジアの先進国になった。
日本が、リーダーシップをとるべき、だと考えたのは、「乃公出でずんばやむをえず」、という面も、あるが(他のアジアの国では出来なかった)、一番の目的は、自国(日本)が、領土を拡大して、アジアを、支配したい、という、日本のエゴイズムである。
大東亜共栄圏構想によって、台湾、や、韓国など、アジアの国々は、インフラが整備され、近代化されたが、それは、結果論に過ぎない。
日本は、他国に、日本語を強制し、天皇を崇拝するよう命じ、逆らう者は殺した。
大東亜共栄圏構想は、アジアの国々に対する思いやり、なんかでは、さらさらない。
そこを、バカな日本人は、くれぐれも誤解しないように。

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