小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

奈良県立医科大学

2011-02-03 19:16:31 | 医学・病気
母校の奈良県立医科大学から同窓会報が来た。

整形外科の玉井進先生が、世界的な名誉の外科殿堂入り、とあった。私は先生を尊敬していた。性格温厚な先生である。

医局には、「患者は我が師なり」という素晴らしい銘があった。患者は、医者がやる気を出して取り組めば、研究の宝庫、なのである。

学長は小児科の吉岡章先生である。吉岡先生もいい先生である。卒業試験の時、追試で、5~6人受けたが、もちろん私も追試組だが、奈良医大の小児科は血液が専門なので、前日、血液に山をはって徹勉した。もちろん予想は当たって、追試は、「出血性疾患を書け」というものだった。私がWiskott-Aldrich症候群を、ウィスコット・アルドリッヒと言ったら、しっかりウィスコット・オルドリッチと先生は言い直した。いい先生でも医者はプライドが高いのだ。

脳外科でも、Myasthenia Gravis(重症筋無力症)を、ミアステニア・グラビスと言ったら、しっかりと、マイアステニア・グラビスと言い直された。本当は、どっちでもいいのだが、生徒と同じだと、教授のプライドが許さないのだ。


外務省の官僚の心理と同じである。外務省の官僚もプライドが高いから、中東のヨルダンのことを、ことさらジョルダンなどと内輪で言っているのである。普通の人の呼び方と同じだと、癪にさわるのである。

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花粉症

2011-02-03 17:22:30 | 医学・病気
花粉症グッズがコンビニで売られるようになった。今年は、去年が猛暑だったので、去年の10倍量の杉花粉だそうだ。体を鍛えて、アレルギーに負けないようにしよう。

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あしたのコージ

2011-02-03 17:11:58 | 武道・スポーツ
不眠が連日つづく。一睡も出来ない。耳鳴り。吐き気で苦しむ。つらい。しかし、朝、テニススクールで一人も来ない所があるので、プライベートレッスンとなるので、迷ったが、勿体ないので出る。こんな状態では小説なんか、とても書けないし。同情されたり、気を使われたりするのは嫌なので黙っているが、ハアハアとすぐ息切れして、走れなくなるので、分かってしまう。コーチは力石徹という男の(本当は女なのだが)コーチである。
コーチ「30分もたないでしょう。疲れたら言って下さい」
浅野 「大丈夫です。ハアハアハアハアハアハア・・・」
隣のコートでは、5~6人がレッスンを受けていた。浅野がふらついてグロッキーになって倒れた。コーチがカウントし出した。
コーチ「1・2・3・4」
カウント4で浅野はヨロヨロと立ちあがった。そしてファイティングポーズを構えた。
コーチ「まだやるのか?」
浅野 「わかりきったこと聞くんじゃねえ」
浅野は何度も倒れた。が、フラフラでも立ち上がった。
「や、野朗。息が絶えるまで立つ気らしいぜ」
と隣のコートの生徒が驚いて言った。
とうとう30分経過した。
浅野 「ふふふ。力石さんよ。30分経っちまったぜ。一体どうしてくれるんだ。ウソつき。ホラふき。偽物のカシアス・クレイ(モハメッド・アリ)さあ。ボーと突っ立ってねえでかかってきな」
コーチ「なんてタフな野朗だ。貴様、不死身か?」
その後、レッスンの終わりまで浅野はねばった。後半は試合をした。試合が終わると、浅野はボーと、つっ立っていた。
コーチ「浅野。どうしたんだ?」
浅野 「・・・・」
コーチ「べ、弁慶の立ち往生だ。とっくに気絶している。気迫だけが彼を立たせている」
ということで、レッスンをやって良かった。レッスンの後のポカリスエットが美味い。不眠を何とかせねば。ちなみに本当は女である、このコーチは、レッスンで浅野をいじめて楽しんでいるところがある。こういうのを精神医学的にテニス・サディズムという。今日は暖かく、車で冷房のエアコンを使った。

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今日から二月

2011-02-01 23:17:35 | Weblog
今日から二月。だが寒い。ドッ寒い。

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