Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

オーベルジュ・ド・リル・トーキョー

2015年05月29日 | グルメ
西麻布の六本木通りから一本入ったところに、いきなり白い洋館が現れます。
かつての有名なレストラン、ジョージアンクラブだったところを
ひらまつが買い取って再出発させたらしい。
フランスはアルザスの三ツ星レストラン「オーベルジュ・ド・リル」の東京店ということだそうです。

イギリス・ジョージアン王朝時代の建物を移築したという洋館は素晴らしいのですが
残念ながら両隣をビルに挟まれていて門や前庭が十分にないために
安っぽいセットのように見えてしまう。
が、中に入って驚きました。
絨毯敷きの螺旋階段、きらめくシャンデリア、壁にかけられた絵画や重厚な暖炉。
古き良き英国文化が漂う、見事な内装のダイニングがそこに広がります。



ちなみにアルザスの本店はどんなだろう?とネットで見てみたら
緑深い田舎に花が咲き乱れる広大な庭、煉瓦造りのシックな建物のようです。
こちらは文字通りのオーベルジュ、宿泊施設を供えたレストランであるらしい。
40年以上三ツ星に輝き続けるって凄いことですよねえ。
いつかはこちらにも行ってみたいものです。

今回は夏らしく、爽やかなコースを頂きました。
ブログ友達のノルウェイ・まだ~むさん、セレンディピティさんとのランチ会。
同世代だけあって、介護のこと、子どものこと、映画のこと、
普段からブログ上で会話しているだけに、話は尽きませんでした。
楽しい時間に感謝です。



オーベルジュ・ド・リル・トーキョー http://www.haeberlin.jp/aubergedelill-tokyo/space.html
L’Auberge de L’ILL http://www.auberge-de-l-ill.com/
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たった一枚の写真

2015年05月26日 | 社会
何の変哲もないものが、ある人にとっては宝物であったりします。
FBで廻って来た一枚の写真。
駐車場の真ん中に寝そべる小さな茶色い犬。
この写真がイスラエルのある男性にとっては、泣けるほど感動するものであったらしい。



”Thank you, thank you, thank you for this.
You don't understand what happened because of this video.
I have never looked at my house on street view before (strange, huh?).”
(ありがとう、ありがとう、ありがとう!
 何のことだか分からないだろうけど。
 ボクは今までストリートビューで自分の家を見たことなかったんだけど…)

この男性が、Googleのストリートビューで初めて自分の家を見てみたら
その駐車場に、数年前に死んだ自分の愛犬が映っていたというのです。
しかもその後PCが壊れてしまい、彼は愛犬のすべての写真を失ってしまったのだと。
彼はこの文章と写真を、アメリカの掲示板サイト「reddit」に投稿したのだそうです。

”This is now his legacy, this is now the only picture I have of him.
So thank you, kind stranger, for supplying me with this wonderful piece of
nostalgia. I love the internet.”
(今、ようやく愛犬が存在したという証ができた。
 たった一枚の愛犬の写真。
 ありがとう、ボクに素晴らしい思い出の一枚を与えてくれて。
 インターネット、愛してるよ。)



この投稿に対して、世界中からあたたかい賞賛の声が寄せられ、
他のネットユーザーから綺麗な拡大画像や、愛犬の絵なども投稿されているのだとか。



屋根に大きなカメラを積んだ小さなグーグル・カーを街なかで見かけて
なんとなく感動したことがあります。
こんな素敵な奇跡もあるのですね。

Share you personalised message on Street View
http://np.reddit.com/r/InternetIsBeautiful/comments/2pvr29/share_you_personali
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カッコ良すぎる制服

2015年05月24日 | 社会
ラーメンというものを全く知らない外国人に
ラーメンを食べさせたらどういう反応をするか?という
実験を昔、したことがあります。
デンマーク人の友人は、評判のお店で美味しいといって食べてくれました。
しかし、まったく音を立てずに麺を食べ終わったのには閉口しました。
これでは、ズルズル音を立ててすするラーメンは
やっぱり欧米では受け入れられないだろうなあと思ったものです。

私の浅はかな読みは見事に外れて
海外のあちこちでラーメンブームが起きていると聞いて久しい。
昨日の朝日新聞の「フロントランナー」で、博多一風堂の創始者河原成美氏が
取り上げられていました。
ニューヨークの一風堂は08年にオープンして以来、行列が続いているのだとか。

福岡県生まれの河原氏は高校卒業後、劇団の役者をして演劇を目指すも挫折、
潰れた5坪のレストラン・バーの経営を引き受けて成功。
85年に福岡市内で一風堂1号店をオープンさせて、95年には東京進出。
今現在、海外は12か国51店で、2020年までに200店を目指しているのだそうです。
そういえば、エンジニアド ・ガーメンツが一風堂NY店のユニフォームを制作して
カッコ良すぎるとネットで話題になっていたなあ。



一風堂、私の住まいの隣町にもあります。
私はどちらかというとあっさりした醤油ラーメンや塩ラーメンが好きなのですが
たまにこっくりしたとんこつ味の博多ラーメンも食べたくなります。
NY店のラーメン一杯のお値段はどのくらいなんだろうとネットで調べてみたら
14ドルくらいらしい。
ラーメン一杯1680円!
これにチップもつけると1800円位になってしまう。
それでも連日行列ができているというのは凄いですねえ。

写真はこちらから
エンジニアド ガーメンツがラーメン店「一風堂」のユニフォーム制作
http://www.fashionsnap.com/news/2014-12-02/garments-ippudo/
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本当の家族のように

2015年05月22日 | 社会


FBで見つけた記事。
ドイツのOberscheldで、母親を亡くしたキツネの赤ちゃんに
新しい家族ができたのだそうです。



野生の赤ちゃんキツネDinozzo(ディノッツォ)が生後3週間のとき、
母キツネは交通事故で死んでしまった。
ディノッツォは獣医の所に連れて行かれ、そこで動物好きの夫婦に引き取られた。
その家にはコリー犬のZiva(ジバ)がおり、ジバの母性愛のおかげで
ディノッツォは元気に育ったのだそうです。
そこにはまたベンガル猫のLeopold(レオポルド)もいて
3匹はすっかり仲良しになり、ディノッツォは今では玄関の猫用ドアから
猫のように家に出入りしているのですって。
三匹とも争うことなくよく遊び、疲れると3匹くっついて寝ちゃうんですと。
まるで本当の家族のように。



動物のこういった温かい話、大好きです。
それにしても、キツネって赤ちゃんの時は口が尖ってなくて
ころんとした丸い顔なんですね。
赤ちゃんって本当に可愛い。
ウチの息子たちも、小さい時は可愛かったんだけどなあ…



Dog Adopts A Baby Fox After His Mom Died In A Car Accident
http://www.boredpanda.com/orphaned-fox-cub-adopted-dog-ziva-dinozzo-germany/
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴジラと「凡」

2015年05月20日 | お出かけ


先日、新宿歌舞伎町に出現したゴジラの写真を載せましたが
今、六本木にもゴジラがいるのです。
その二つは同じものなのか?
上が六本木ミッドタウン、下が新宿ホテルグレイスリーのゴジラ。

SNSにその写真を出したところ、ゴジラフアンの方がすぐ教えてくれました。
六本木のはハリウッド版ゴジラ、新宿のは日本の東宝版ゴジラなのですって。
なるほど、上はトカゲの親玉みたいです。
納得。



ついでに、レトロ喫茶シリーズ再び。
新宿東口すぐの「自家焙煎珈琲 凡」。
地下に続く階段を下りて扉を開けると、薄暗い昭和の世界が広がります。
棚にはずらりとコーヒーカップが。
様々な銘柄のカップが、先客以上あるらしい。



こちらのトイレがまた、楽しいのです。
お店の一番奥の本棚の後ろにこっそりとあります。
実際に本が並んだ重い本棚をよいしょと動かすと
隠し部屋のように出現するのです。
銀座のアンリ・シャルパンティエのトイレも本棚の後ろにありますが
あちらはとってもカラフルなのに比べて、こちらはモノクロの世界です。

「自家焙煎珈琲 凡」 http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13000735/
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「椿姫」とアピシウス

2015年05月17日 | 劇、オペラ、コンサート


新国立劇場でオペラ「椿姫」を鑑賞。
ヴェルディが1853年に発表したこの作品、原題「La traviata」は「堕落した女」と
いうような意味なのだそうです。
美しいイメージの日本語タイトルとは随分違うのですね。
華やかなパリ社交界を舞台に、高級娼婦ヴィオレッタの純愛と悲しい末路。
19世紀のパリ、貧しい生まれから這い上がったヴィオレッタは
美貌を武器とした高級娼婦であったが、純情な青年貴族アルフレードと恋に落ちる。
ヴィオレッタは贅沢を捨ててアルフレードと生きようとするが
息子が娼婦に騙されたと思ったアルフレードの父親は、二人を放っておかなかった。
無理やり引き離されたヴィオレッタに肺結核の病が次第に進み…

原作はアレクサンドル・デュマ。
大デュマと小デュマと、私はいつもごっちゃになるのですが
こちらは小デュマ、「巌窟王」を書いたのが父親の大デュマ、間違えないようにしなくっちゃ。
第一幕の、ヴィオレッタとアルフレードが出会って恋に落ちた場面で歌われる「乾杯の歌」は
誰でも一度は聴いたことがあるような、あまりにも有名な歌です。
この歌が力強い喜びに溢れている分、哀れな終末に胸が塞がれるのですが。

「椿姫」新国立劇場2015年5月公演より La Traviata(May 2015, NNTT)


こちらを観る前にアピシウスでランチを。
古代ローマ時代の美食家の名前を取った、有楽町に昔からあるグランメゾン。
お店のHPに「美術館のように名画に囲まれた空間」と書いてあるように
アンドリューワイエスやシャガール、ユトリロの絵が飾られています。
お皿は大倉陶園の特注品なのだとか。
カトラリーはクリストフル、グラスはバカラ。
いやもう何とも贅沢な空間で丁重なサービス、美味しいお料理を味わえることの幸せ。
有楽町から新国立劇場がある初台まで地下鉄で30分ほど、何とか間に合いました。
つくづく東京は、文化的にもグルメ的にも交通的にも恵まれた便利な街だと思います。



アピシウス http://www.apicius.co.jp/index.html
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新宿のゴジラ

2015年05月14日 | お出かけ
昨日の「グッド・ライ」は新宿の角川シネマというミニシアターで観ました。
もっと大きなシネコンでも上映すればいいのに。
鑑賞後、気持ちの良い五月の陽射しの中、ぶらぶらと新宿を歩きました。



歌舞伎町に先月オープンしたばかりのホテルグレイスリー。
巨大なゴジラはここにいます。
と言っても、頭部だけですが。
このゴジラがよく見える客室は、数か月先まで予約でいっぱいなのだとか。
幾らくらいするのだろう?と見てみたら、ツィンで平日39800円。
休前日は49800万円もするんだ…



そのゴジラが見えるカフェに行ってみました。
8階に、ホテルのフロントとカフェ「ボンジュール」があります。
お天気がよいのでテラス席に。
パッションフルーツのムースとアイスラテを。
こんな感じで、ゴジラが眼の前に見えます。
お天気が良すぎて逆光になってしまって、ゴジラがよく撮れないのが残念。



このホテルの周りの歌舞伎町の道は煉瓦が敷き詰められ、花なども飾ってあり、
昔の歌舞伎町の薄汚い、怖いというイメージはおよそありません。
拡声器から数分おきに、ぼったくりにご注意ください、客引きについて行かないように、或いは
客引き諸君、君たちが行っているぼったくり行為は犯罪である、直ちにやめなさいと
いう意味の注意が流れています。
それでもぼったくりに遭う人が後を絶たないというのが不思議。



新宿の街はいつものように沢山の人で溢れていましたが
歩いている人々が話す言葉は日本語ではないのです。
ホテルのエレベーターの中でも、ゴジラカフェでも、近くのドンキホーテでも。
まるで私たちが異邦人みたいねと、友人と話したのでした。

グレイスリー新宿 http://gracery.com/shinjuku/
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「グッドライ 〜いちばん優しい嘘〜」

2015年05月14日 | 映画


1983年にスーダンで起きた内戦を機に、アメリカの各地に移住することになった
3,600人の難民の若者たちを、実話に基づいて描いた作品。
「ぼくたちのムッシュ・ラザール」のフィリップ・ファラルドー監督、
「ビューティフル・マインド」のロン・ハワードが製作。
主演女優は、あの「キューティ・ブロンド」のリース・ウィザースプーン。
男に少々だらしないがサバサバした中年女性が、あのスリムな可愛い子ちゃんを演じていた
リースだとは一瞬分からなかったのですが、考えてみれば彼女ももう40歳近いのですね。
難民の若者たちは実際のロストボーイズ(難民)の中からオーディションで選ばれたそうです。



スーダンの集落で平和に暮らしていたマメールたち兄弟5人は内戦で両親を殺され、
エチオピアを経由してケニアまでの1,000マイル余を、何年もかけて歩く。
砂漠では自分たちの尿を飲み、体力がない小さな弟は途中で命を落とす悲惨な旅路。
長兄のテオは途中、うっかり敵に見つかってしまった弟マメールを救うために
自ら投降し、それがマメールの生涯の負い目となります。
残った兄弟はようやくケニアの難民キャンプに辿り着き、それから13年後に
アメリカに移住させられることになるのですが…



カンザスシティーの職業紹介所勤務のキャリー(リース・ウィザースプーン)が
彼らに仕事を探す役を演じるのだが、電話を見たこともなく、マクドナルドも知らない
彼らの就職は容易ではなかった。
ここからは文化の違い、考え方の違いによる摩擦がユーモラスに描かれます。
最初は戸惑いながら、反発もしながら、互いに寄り添っていくようになる過程が
なんとも暖かく、微笑ましい。



映画の中ほどで小説「ハックルベリー・フィン」の挿話として紹介され、
作品のタイトルともなっている「good lie」。
どんな形で我々を騙してくれるのかと楽しみに待っていたら
ああ、そう来たか…!という感じです。
この「やられた」感を味わうたためだけにも、この映画を観る価値はあります。

「good lie」 http://www.goodlie.jp/about.php
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手抜きのさえずり

2015年05月12日 | 社会
昨日の朝日新聞。
ウグイスの「ホーホケキョ」というさえずりは、競争のない環境にいると
「ホーホピッ」など単純な節回しに変化してしまうのだそうです。

国立科学博物館の浜尾章二氏が米科学誌に発表したところによると
ハワイのウグイスの鳴き声は、日本のそれよりも低く短い音で、
音程の変化も乏しい単純な構造になっているのだと。
ハワイで野生化しているウグイスは、日本から約80年前に持ち込まれたもので
日本のウグイスが季節ごとに移動して春先に繁殖地で縄張り争いをするのに対し、
ハワイでは通年同じ場所にとどまり暮らしているのだそうです。
そしてあのさえずりは、オスが繁殖期に発するもので、
縄張りを確保しメスを引きつける役割があるのですって。

なるほど。
春先に聞かれるウグイスの声は「ホーホケッ」「ホケッケ」などと短く、
頑張れ!と応援したくなるようなヘタクソなものが多いのですが
段々上手に「ホ~ホケキョ!」と鳴けるようになるのを微笑ましく聞いていました。
あれは一生懸命場所取りをして、お嫁さんを呼んでいたのね。
そして競争する必要がないと手抜きになってしまうのね。

鳥も人間も一緒…(^^;

ウグイスが「ホーホピッ」競争ないとさえずり手抜き?
http://www.asahi.com/articles/ASH58460WH58UJHB007.html


高野山金剛峰寺の蟠龍庭(ばんりゅうてい)。日本最大の石庭だそうです。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都旅行④宇治

2015年05月11日 | 国内旅行


3日目も暑いくらいの快晴。
おなじみ十円玉の裏の宇治の平等院、私は何十年ぶりだったでしょう?
こちらは去年、56年ぶりの大規模修繕が終わったのだそうです。
入り口の前に長蛇の列、30分ほど並んで入れましたが
鳳凰堂の内部拝観は3時間待ちというのであきらめました。
極楽浄土をイメージして造られたという鳳凰堂、池の中に浮かぶ姿は本当にお見事。
写真にはあまり写っていませんが、実は人でごった返していました。






ここの藤は樹齢250年なのだそうで、見事に咲き誇っていましたが
何しろスケールが大きすぎて、写真に撮るのは難しい…



平等院のすぐ近くの宇治上神社、こちらも世界遺産というので行ってみたのですが
あまりの小ささにびっくり。
殆ど田舎の古ぼけた山寺という感じ。
どうしてこれが世界遺産なのか?と素養のない夫婦は首を捻ったのですが
後で調べたら、こちら1060年頃造られた、神社としては日本最古のものなのだそうです。



さらに歩いて三室戸寺へ。
ここは西国観音霊場10番の札所なのだそうで
二万株の色とりどりのツツジが咲き誇っていました。
アジサイ、ハス、モミジにも溢れ、一年中楽しめそうです。



宇治から電車で京都駅に着いたのはもう夕方。
自宅に直帰する夫と円満に別れ、女友達との待ち合わせ場所に急ぎ、
お茶と夕食をしながらお喋りを楽しむことができました。
最終の新幹線に乗り、米原経由で岐阜に帰省したのでした。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする