への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

お茶屋屋敷跡を散策しました

2024年04月29日 | 散策

岐阜市中央卸売市場で、市場めしを堪能したあと、大垣市に足を伸ばしました。

 

ここに中山道美濃赤坂宿があって、宿内にあるお茶屋屋敷跡にやって来ました。

駐車場から近づくと、枯れ笹の塀があって、

 

塀に沿って進むと、趣のある門。

内部には、かつて徳川家康が上洛の際に利用した休泊施設がありました。

門をくぐると、

 

みごとな青もみじのトンネルでした。

もみじの下を途中から右手に入って行くと、

 

牡丹園がありました。が、

への次郎 「えっ!?

奥さん  「これからなの? もう、終わっちゃったの?

 

よく見ると、牡丹の第一陣は終わっていて、第二陣が咲き始めたばかりでした。でも、

こんなにきれいに咲いている牡丹もありました。

 

この日は、曇り空。

かえって牡丹はしっとりとしていて、香りも強かったです。

 

サツキは、これからでしょうか?

おや、隅には、こんに大きな

 

牡丹園から出てくると、右手には現在の所有者のお宅。その前を向こうに進むと、

 

小径は、二手に分かれていました。

真ん中の窪みは、家康時代の空堀で、堀の左側の盛り上がりは土塁です。

 

左側の階段をあがり、土塁を超えると、

入口に続く小径が竹林の中に伸びていました。

 

歩いていくと、家康時代の古井戸の跡があって、

さらに進むと、

 

入口にあった門のすぐ内側に着きました。そこに延命地蔵尊」と書かれた旗。

建物内部に入り、病気になった友のために、手を合わせました。

 

 

家康ゆかりの江戸初期の遺構。いまでは個人の所有になっていますが、一般に公開されていて、無料で散策ができます。もみじが多く植わっているから、秋もよさそうですよ。

                                             


新城の古戦場を散策しました

2024年04月03日 | 散策

天正3年(1575)、織田・徳川連合軍武田軍新城で激突しました。世にいう長篠設楽原(ながしの したらがはら)の戦いです。戦いはまず、長篠城で始まりました。

 

城跡があるので行ってみると、

長篠城址・史跡保存館がありました。

 

入館すると、

城を攻めた武田勝頼軍と、城主奥平家の甲冑や文書などが展示されていました。

 

資料館から出てくると、向かいに本丸跡がありました。

堀の向こうに土塁。古城の雰囲気がありますよね。

 

タンポポが一面に咲いた広い本丸跡に入ると、端にこんなものがありました。

奥さん  「鳥居強右衛門がはりつけにされた場所だって

への次郎 「川の向かいの木がまばらになっているあたりだね

 

奥平家の家臣であった鳥居強右衛門(とりい すねえもん)は、武田軍に包囲された長篠城の窮状を岡崎城の家康・信長に連絡。帰城の際に武田軍にとらえられ、長篠城本丸の向かいではりつけにされました。

 

奥さん  「信長が鉄砲隊を使ったのは、ここ?

への次郎 「いや、ここじゃないよ。そこに行ってみようか

 

 

長篠城跡から車で15分、設楽原歴史資料館にやって来ました。

 

入館すると家康の絵があり、その前で記念写真。

 

奥に進むとありました、多数の鉄砲

 

屋上に出ると、向かいの山すそに馬防柵(ばぼうさく)がチラッと見えました。

への次郎 「馬防柵が見えるから、あのあたりが決戦場だね

    「はやく、行こう!

 

歴史資料館から車で3分、決戦場の入口にやって来ました。

ここに車を止めて、歩いて行くと、

 

ありました、馬防柵。

手前が織田・徳川軍の陣地で、武田軍は右方向から攻めてきました。

 

たった10時間の戦いで、武田軍1万人、連合軍5千人がここで命を落としたそうです。3人で合掌し、この地を後にしました。

 

 

山道をインターめざして走っていたら、菜の花の向こうに満開の早咲き桜

出遅れた今年のソメイヨシノ、いよいよ出番のようですね。

                                        


お雛めぐりをしました 陶都瀬戸

2024年02月17日 | 散策

地元テレビ局で、瀬戸市お雛めぐりが放送されていました。

奥さん  「瀬戸、しばらく行っていないね

への次郎 「焼き物も見られるし、行ってみる?

 

ということでこの日、愛知県瀬戸市にやって来ました。ここは、道の駅瀬戸しなの

トイレ休憩も兼ねて入店しました。

 

物産品販売コーナーの奥に、旗!

近くを探したら、

 

ありました、お雛様

皆さん、買い物に夢中で、お雛様を気にする人はいませんでした。

 

トイレを済ませ駐車場に出たら、向かいに陶磁器センターがありました。

入ると、ずらっと陶磁器が並んでいて、

 

その一角にいました、招き猫

 

こっちにも。縁招き猫福招き猫

解説によると、手のあげ方にも意味があるんですね。

 

こっちは、猫雛。なんとなく、リアルなお顔。

この時期は、やはり欠かせませんよね、雛タイプ。

しばらくここで、焼き物とお雛様を鑑賞。その後、瀬戸の中心部に移動   

 

 

瀬戸川沿いにやって来ました。

この一角、通りにずらっと陶器商の店舗が建ち並んでいます。この通りの向かいに、

 

瀬戸蔵があり、そこに駐車。

入ると、

 

で~んと、テレビでやっていた雛ピラミッド

 

さっそく奥さん、ベンチに腰掛け、パチリ。

お雛様を従えました。

 

ピラミッドの隣には、焼き物の販売コーナー

目につく「SALE」文字にひかれ、入ってみると、

 

美しい陶雛

さすが、陶都瀬戸!

 

おっ! ラジオ体操??

ではなく、総出で客引きをしていました。

 

えっ?! こんなものも。

瀬戸市在住、一日署長姿の藤井八冠雛でした。藤井君といえば、

 

ここの喫茶店、彼にちなんだランチメニューがあるんですよ。で、行ってみると、

 

奥さん  「ここここ。ランチにしようか

への次郎 「無理無理! 満席だよ

残念。

 

藤井八冠メニューをいただくのは次回とし、別の店を探すことになりました。

                                       


大須商店街、賑わっていました

2024年02月06日 | 散策

大須観音に参拝したあと、大須商店街を散策しました。

 

まず、スマホでマップを確認。

左の赤〇が大須観音。色がついている通りが大須商店街です。真ん中を真横に引いた黒線が散策したルート。紫は大須観音通り、オレンジは万松寺通り、青は新天地通りです。

 

まず、仁王門のところから商店街をのぞくと、

アーケードになっているんですよね、大須の商店街。

 

一本北の大須観音通りに移動すると、たい焼き屋さん発見!

早速の立ち食い。ぱりぱりの薄皮、あんこ満タンでした。

 

たい焼きを食べながらお隣をのぞくと、唐揚げ屋さんでした。

後で気付きました。この商店街、唐揚げ屋さんが多かったです。

 

その先の方には、黄金色一色のお土産屋さん。

名古屋の人、金ぴか、好きなんですよね。

 

こちら、地元洋菓子界のニューリーダーのお店です。店先で、

おじさん数人が立ち食い中。で、即参戦し、キャラメル味のワッフルをいただきました。

 

振り返って、大須観音通りに別れを告げ、

万松寺通りに入ると、

 

ありました!  コメ兵! 

これぞ、ザ・大須。外国の方、ここの貴金属、好きですよね。

 

こちら免税店の入口、お面です。

外国人観光客に喜ばれるんでしょうか。

 

大須商店街、行けども行けども、ショップと観光客は絶えませんでした。

 

こちらは古着屋さん。若者向けの古着屋さんも、多かったですよ。

 

その先で顔出しパネル発見! 奥さん、躊躇せず顔を突っ込むと、不思議、

ものすごく若く見えました。

 

こちらでは、商品より、上のものが気になって……、

 

お向かいさんは、頭蓋骨で対抗です。

 

こちらは変わり種ですよ。モノではなく、技術を売っていました。

右の人、ホント似てますよね。

 

先の十字路で左折。新天地通りに来ると、人だかりの台湾焼き包子のお店があり、

一つ買ってかぶりつくと、熱っ! 濃厚な肉汁がどっと流れ出てきました。

 

包子を食べながらお隣を見ると、ド派手な構えの万松寺

こちらは織田信長ゆかりのお寺。提灯を見上げながら入って行き、お参りしました。

 

出て来たら、出口にお店があって、

信長身代わり餅*を一つ買って、大須商店街の散策を〆ました。

 

*越前攻略の帰途、信長は銃撃されましたが、万松寺和尚からもらった干餅が弾を防いだと云われます。これにちなみ作られた餅です。


大須観音 節分の準備してました

2024年02月01日 | 散策

いい天気になったこの日、名古屋大須にやって来ました。

 

への次郎 「大須といえば?

奥さん  「観音様でしょ

ということで、まず大須観音にお参りすることになりました。

 

ここが仁王門、ここでまず合掌。

観音様に仁義を切りました。

 

奥さん  「仁王様の仕草、誰かに似てない?

への次郎 「ダチョウ倶楽部?

 

仁王門をくぐると、変わった形の手水舎がありました。

上にとまった鳩に見守られながら、手を清めました。

 

手水舎の左手を見ると、本堂がありました。

奥さん  「えっ!? 工事中?

への次郎 「節分の準備じゃない。足場の上から豆をまくんだよ

 

足場の下をくぐると、本堂につながる石段があって、

上っていくと、

 

常香炉がありました。

線香を買って、線香の煙を浴び、全身を清めました。

 

本堂に入って、

賽銭を入れ、手を合わせて観音様にお願いをしました。

 

この日の大須観音、アジア系の参拝者も多かったです。

 

無事参拝を済ませ、境内に下りてきました。

奥さん  「右の方に行っている人が多いね

への次郎 「商店街があるんだよ

 

このあと我々も、大須商店街に繰り出しました。

                                  つづく