への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

山梨初夏の旅① 信玄餅工場

2024年05月31日 | 旅行

今年初めての台風が接近したこの日、朝から中央道を北上しました。風雨強まる中、諏訪湖で進路を東京方向に変えると、急に雨量が少なくなりました。

 

やって来たのは山梨県笛吹市にある桔梗信玄餅工場テーマパークです。

への次郎 「工場の回りに、いろんな施設があるんだね

奥さん  「まずは、ランチじゃない

 

 

ここは、工場の東側にある水琴茶堂です。

落ち着いた和の雰囲気の中で選んだメニューは、

 

への次郎がほうとう(1300円)。山梨に来たら外せないでしょう、この郷土料理!

奥さんは、かわいい小鉢のオンパレード(1300円)。

 

ゆっくりと時間をかけていただいて外に出てくると、目の前に林立した朱色の旗。

その先には、一宮浅間神社より分祀された餅もちの社がありました。

 

 

工場の西側に来ると、人々が工場見学に吸い込まれていました。右手を見たら、

奥さん  「詰め放題をやってたんだね

への次郎 「とっくに終わってる!

 

気分を切り替え、おじさんの後をついて工場に入ると、

全身白装束の人々がせわしく働いていました。手前で個包装し、向こうでパック詰め。

への次郎 「流れから、はじかれている餅があるなぁ

奥さん  「あれ、アウトレット商品になるんじゃないの?

 

 

急にアウトレット商品が気になってきて、急いで売り場に行ってみると、

洋菓子・和菓子のほかに、せんべいや珍味、生野菜も置かれていました。

 

買ったのは、これ。運よく、この日最後の信玄餅も2袋(一袋380円)手に入りました。

店舗の外にあったベンチに座り、さっそくエクレアを味見。

奥さん  「ほらて! チョコのコーティング、分厚いよ

への次郎 「ほんとだ。真ん中の谷の部分、5ミリはあるね

 

台風の接近による雨天にもかかわらず、大いに楽しむことができました。

 

 

信玄餅の工場を後にし、駐車場に戻って来ると、その先にかぶとむしの森がありました。

足を踏み入れると、クヌギコナラの木がうっそうと茂っていました。

 

への次郎 「カブトムシは、こういう木に来るんだよね

奥さん  「信玄餅にカブトムシ、夏には二つが楽しめるんだね、ここ

                                 つづく

                                       


冷やし中華の季節がきました

2024年05月25日 | 食卓

この日、最高気温30度を超えると予報が出ました。今年2度目です。

 

涼しいうちにと思い、菜園に向かっていたら、こんな花が。

直径2㎝ほどの小さな花。なんという花なんでしょう・・・。

頬がちょっとピンクになってて、色っぽい花だなぁ~

 

 

菜園に着いて、夏野菜の生育状況をチェックしていたら、

おっ~

キューリがもう、20㎝以上に育っていました。

 

初物だ

さっそく収穫しました。

 

その上の方を見たら、キューリの花。

自然の色って、ほんとにいい色ですよね。

 

あっ!!

ツルをいじっていたら、親ヅルが折れてしまいました。慌てて、

持っていたビニールテープを巻いて補修。

 

ミニトマトなら、これで再生します。でもキューリに通用するかどうかは、分かりません。ダメなら、子ヅルを伸ばすことにします。

 

 

持ち帰ったキューリ、さっそくお昼の冷やし中華の具材になりました。

今年も来たよなぁ、君の季節

 

この日採ったキューリ、とってもみずみずしく、シャキシャキでしたよ。

                                       


誕生日プレゼントを買いました

2024年05月23日 | 雑記

小学生の孫の誕生日が近いので、プレゼントを買いにやって来ました。

岐阜県土岐市にある土岐プレミアム・アウトレットです。

 

孫が好きなGAPの店舗へまっしぐら。

 

オープン直後に入店し、迷わずボーイズ・コーナーへ。

店内に、客はまばらでした。

 

2点以上で40%OFF

このプレートが店内にあふれていました。

 

あれこれ見て回って、今から着られる

Tシャツを2枚買いました。

 

 

買い物袋をぶら下げて、ほかの店舗も見ながら駐車場に向かっていたら、

 

への次郎 「あっ! 大谷だ。あれ、あるかな・・・

チャリティーイベントで大谷が着ていたジャケットを目で探していたら、

 

奥さん  「ほら、早くしないと、大谷の試合が始まるよ!

この一声にせかされ、急いでアウトレットを後になりました。が、

 

への次郎 「大谷のBOSSジャケット、あったのかなぁ・・・

試合中継を観ていても、気になって、気になって。

                                       


初夏の信州伊那路ひとり旅②

2024年05月21日 | 遠出

信州高遠遠照寺牡丹を鑑賞したあと、近くの道の駅にやって来ました。

 

 

道の駅・南アルプスむら長谷             

 

ランチじゃなく、トイレを借りに。こちらは南アルプスむら長谷です。

来たついでに、中をのぞくと、

 

野菜や特産品の販売コーナーがありました。商品を見て歩いていたら、

えっ!!!

 

数年前に販売終了となったソースかつ丼のたれと同じ色のラベル、同じ形状の容器を発見!

味も同じかと思い、奥さんの土産に3本買いました。

 

 

高遠そば ますや                   

 

道の駅から、高遠城址のすぐ近くに戻って来ました。

この日のランチは蕎麦の名店と決めていて、昼時を外し、午後2時前に到着。

フキの葉が茂った坂道を上がって行くと、

 

すでに客の行列もなくなっていて、店内も一組の客のみでした。

運よく、テーブル席の一番奥の"特等席"が空いていました。ほら、

 

額縁のような窓枠の向こうに、中央アルプスが見える席なんです。

ここに陣取って、

 

メニュー拝見。「高遠そば」を名乗っていますが、

普通の蕎麦もあります。で、選んだのはそば三昧

 

額縁越しに中央アルプスを眺めていたら出てきました、一枚目の「」。

これは二八蕎麦。透明感がある細めの蕎麦。薬味は、ねぎ、ワサビに辛味大根。

 

つづいて出てきたのは「いなか」。ひと目見て、ワイルド!

アルプスを模した? 蕎麦の板の奥に、短く太い色黒の十割。左の藻塩で食べます。

 

最後は、「入野谷」。

使われている蕎麦粉は、絶滅したと思われていたこの地の在来種を復活させたものです。

 

三種類の蕎麦、味・食感は微妙に違えど、どれも素朴。蕎麦本来の味なんでしょうね。

最後は、デザートと蕎麦湯で〆ました。

 

時々訪れるようになって十余年、ここの大将は研究熱心、味は絶えず進化していました。

 

 

帰途に就く                     

 

この日高遠に来た目的は、すべて果たしました。

さぁ、帰ろう

 

高遠から伊那市中心部に戻っていたら、つい、この看板に吸い寄せられ、

斬九郎生酒」「信濃錦純吟頑卓生」の四合瓶を買ってしまいました。

自分へのお土産だ

 

市街地を抜け、権兵衛トンネルに向かっていたら、緑一色の一角!

麦畑です。今年もよく育っていました。

 

さらに進むと、今度はピンク一色! お花畑に入れてもらって、中を一周。

戻って来たら、ファミリー? が記念撮影中でした。今度こそトンネルを抜け、

 

木曽に下りて行くと、道の駅・日義木曽駒高原がありました。

最後のロングランに備え、ここで一服。

目の前には、残雪姿の木曽駒ケ岳。夕日に照らされ、くっきりと見えました。

                                        


初夏の信州伊那路ひとり旅①

2024年05月19日 | 遠出

木曽は山が深いなぁ~

 

最高気温の予想が今年初の30度になったこの日、朝から国道19号を北上しました。

木曽路の入口にある道の駅・賤母(しずも)で、トイレ休憩。

 

ひと休みしたあと北上を続け、長野県大桑村に入りました。すると前方に、

雪が残った中央アルプスが現れました。この日の目的地は、アルプスの向こう側です。

 

さらに北上し、奈良井宿の手前で右折、中央アルプスを越えます!

と言っても、権兵衛トンネルを抜けるだけですけどね。

 

トンネルを抜けると、前方眼下に、ぱ~っと伊那谷が広がりました。

ほら、電柱の右の雪山、あれが南アルプスです。

 

伊那谷の底まで下りて来ると天竜川。前方の雪山は、今超えたばかりの中央アルプス。

前方の橋を渡って、どんどん行ったところにあったのが、この日、最初の目的地です。

 

 

伊那の農村風景                   

 

ありゃ?! 田植えが出来ていなーい!

去年は、おじさんがかっこよく田植えをしていたのに・・・・。反対側を見ると、

 

こっちも。今年の伊那谷、田植えが遅れていました。

仕方ないなぁ。高遠に行くかぁ

高遠をめざし左の道をまっすぐ進むと、やがて、

 

高遠城下に入り、ここも通過。そのあと、

クマやイノシシが出そうな山道をくねくね進んだところにあったのが、第二の目的地。

 

 

遠照寺                       

 

信州の牡丹寺・遠照寺(おんしょうじ)です。

この時期、「ぼたん祭り」をしています。入園料500円を払って境内に入ると、

 

たくさんの傘の下で、牡丹が満開でした。

でも、前日の雨と夏を思わせる強い光のせいで、傷み気味。

 

寺の方がせわしく環境整備に動き回っていました。

狙いは日陰だな

 

で、日陰を見ていくと、ほら、

しっとり、いい感じで咲いていました。

 

パシャ、パシャしたあと見上げると、上に立派な屋根のお堂が見えました。

行ってみると、そこでも傘の下で、

 

しっとり。

 

向かいを見ると、茅葺のお堂があって、

奥の林から、ハルゼミの賑やかな鳴き声がしていました。

そう云えば、去年も鳴いていたよなぁ・・・

 

しばしセミの合唱を聞いたあと、江島の墓に手を合わせ、次の目的地をめざしました。

                                  つづく