ほっと たいむ

花、歌、絵本、空、そして孫・・・大好きなものに囲まれた大好きな時間

飯高檀林へ~

2016年05月07日 | お出かけ
世間がゴールデンウィークと言っている中 我が家は お休みなし~~~
唯一 5日だけ 朝だけお仕事で10時半ごろ終わりにして・・・

遠くへは行けないので 「ジョイフル本田までお買い物に行こうか」 と主人。
それだったら 「飯高檀林に寄ってから行こうよ~」とひらりんが提案!



飯高檀林(いいだかだんりん)て?



この画像でピ~~~ンときた方 朝ドラ通かな・・・?
はい 朝ドラ「とと姉ちゃん」で 時々お参りする近所のお寺なんです。

帝大の植物学研究室で学ぶ大学生と出会ったのも この場所!

ひらりんも ドラマの中で 木村多江さんがお参りしている様子を見て「この広~いお寺どこかな~?」と気になっていたのですが、
ブロ友さんのケイコさんの花日記で ここがロケ地と知り 牡丹も咲いて綺麗ということで 行ってみたくなりました。

ひらりんの家から 30分、お隣の匝瑳市(そうさし)
先日行った「猫ねこ展」をやっている松山庭園美術館は交差点を左折したけど、同じ交差点を右折して上がっていくと右手にあります。  

近いのですが 行ったことがない場所!
主人も仕事で横を通るのですが 寄ったことがない場所!

駐車場に車を置いて 案内所でパンフレットをいただきました。


あら?ここで発見!
ひらりんたちは以前から飯高檀林と言ってたけど、飯高寺(はんこうじ)って言う名前のお寺だったんですね~
ちなみに「檀林」と言うのは 学問所と言う意味です。

道順に沿って 進みます


ちょっと坂を上がります


駐車場から 10分程で 総門に着きます。


石段を上がって ここが「総門」です。(国の重要文化財)


ここからちょっとした杉並木が続きます。


足元には 大好きな浦島草がたくさん・・・



ここまで書いたら トールペイント講座に行く時間になってしまいました。
続きは 帰って来てから書きますね。
お楽しみに・・・
今日は講座の開講日なので 遅刻できません・・・
行って来ま~す!



午前中の続きです。

杉並木の足元には あちこちに「ウラシマソウ」や「マムシグサ」などが育っています。

「マムシグサ」でしょうか・・・
 



「ウラシマソウ」                   「キケマン」でしょうか・・・
 


こちらは 植栽された「エビネ」です。



こんな山野草を見ながら歩いて行くと 国の重要文化財の飯高寺「講堂」が現れます。


左側の木は 枝垂桜ですね。桜の時期も 見ごたえありそうです。


右手には 講堂に学徒を呼集するため打ち鳴らした「鼓楼」(国の重要文化財)が 建っています。


左手には 「鐘楼」(国の重要文化財)が・・・


講堂の裏手に回ると牡丹が咲いています。
と綺麗な牡丹をお見せしたかったのですが、残っていた黄色の牡丹も前日の強風で散ってしまったそうです。


たった1輪ですが ピンクの牡丹が残っていてくれました。


来年は 牡丹の時期に来ましょう。

ぐるっと回って 位置を変えて もう一度「鼓楼」を見ます。


駐車場の案内所に ボランティアガイドさんが 待機してくださっています。
お願いすると 案内していただけるようです。

ちょうど説明している所でしたので 主人もちゃっかり聞いています。


講堂の屋根は「栩葺」(とちぶき)と言って 杉で出来ているとか…


こちらでもボランティアガイドさん活躍中
この木は 境内で一番太い杉の木だそうです。


樹木医さんによる治療がされています。



飯高檀林跡は千葉県の史跡に指定されています。
  
ポチで大きくなります。


帰り途中でお会いしたボランティアガイドさんのお話では、朝ドラの影響は大きく 遠くは仙台からのお客様もいらっしゃったとか・・・

飯高檀林は 天正8年(1580)から明治7年(1874)まで およそ290年余り 日蓮宗の檀林(学問所)として多くの学僧を輩出しました。
立正大学の前身となっているので 日本で一番古い大学と言うことになるそうです。 
我が故郷の日蓮宗身延山久遠寺とも深い関わりがあったのですね。

数か月前に 書店で千葉・東総物語という冊子を見つけて買ってきました。
飯高檀林のことも書かれています。


この機会なので 地域の歴史もちょっと勉強してみようかな~と思ったひらりんでした。

飯高檀林、近くにこんな静かな空間があったとは…
何度でも行きたい場所になりました。


「飯高檀林」と「松山庭園美術館」セットで訪れても良いかもしれませんね。


今日も最後まで読んでいただき ありがとうございました。
コメント (2)
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