伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

有限を楽しも~

2010-12-03 11:29:13 | Weblog

私たちの心は、不死(ふし:死なないこと)なのです。いえ、もっと言いますと、死にたくても絶対に死ねないのです。嫌ですか、笑?
この世の肉体は、100年も経てば朽ち果てます。しかし、自分の心は継続します。(私はリアルに生死をまたいで、記憶を継続してます)
だからこの世は、死ねない存在である自分の心が、有限な世界を体験するために来ているのです。全人類がそうなのです。
苦労しながら登山して山頂で食べる塩の利いたオニギリと、平地で食べる同じオニギリとでは、どちらが美味しいか?どちらに感動があるのか?
同じオニギリでも、「悪条件」の中で食べるだけで、別物に変化しています。

私たちは、金銭や異性問題、病気、他人の生死などで真剣に悩みます。
しかし、これらは100年も経過すれば、跡形も消えて無くなる問題ばかりです。だから、本当は良く出来た幻想であるのが霊的な姿です。
しか~し、この悪条件を体験したかったのです。自分の心が。
この悪条件の自己設定がキツすぎますと、幻想に負けて自殺する人が居ます。これは、生前の自分の心が欲張り過ぎた設定をしたとも言えます。
重労働の後のビ~ルが美味しいのと同じです。問題をクリアした後の、美味いビールを飲みたかったのです。
もちろん、今生での執着が原因で、新たに自分で増やした悪条件も有ります。

1.永遠に死なないことを認識して生きる人生。(死後も続きがある前提での生き方。逃げ得は無い。)
2.「人は絶対に死ぬ。そして、死ねば終わりだから今しかないんだ。他人よりも少しでも楽をしたい。」と思いながら生きる人生。
3.寿命は有限だから、死ねば楽に成れる「ハズだ」と自殺する人生。
これらには、それぞれ一長一短があります。

1番が強すぎますと、せっかく期限付きで体験しに来たのに、ムダに時間を過ごすことに注意です。わざわざする瞑想や努力することの放棄、怠惰な生活で限定な今回の時間(人生)を消費しないことです。
心は死にませんが、今回の設定(人生)は最初で最後の1回切りのことです。
ただ、1番の思いを常に持ちますと、悪いことは出来ませんし、物事を長い視点で静観出来ます
しかし、ゲーム(人生)を楽しむノリが悪く、冷めた視線ばかりで現実界を見ますと、ゲームオーバーした時に
「なんだもう区切り(死)が来たのか。なんか物足りないな。もっと偽善でも良いから”他人のために”何かすれば良かったなあ」と、後で誰もが後悔するものです。
永遠に生きる心が、時間限定の世界のルールを試しに来ています。

2番は、人類に一番多いパターンです。自分が誕生前に設定した「幻想」の中で、人生を真面目に遂行しようとしています。新たな執着も産みます。
ただ、「自分の良心の範囲の中で」2番を思いっ切り生きれば、死後に満足はします。
その魂が、死後も継続することを自分で認識した時、ダマされた気分だが懸命に生きたのは良いゲーム(人生)だったと、あの世で回想します。
しかし、もう少し”他人への思いやり”を持てば良かったなあと必ず思うものです。

最悪は3番です。死後に、「な~~んだ、そうなのか。」と全体の流れを”思い出し”、自己嫌悪の世界へと自ら入ります。誰も悪くなかった事実を思い知り、すべて自分が逃げただけだった現実を知ります。
回想すれば、いかにモッタイナイことを自分がしたかを知ります。他の魂にも、申し訳なさと恥ずかしさで後悔をします。49日のバルドォが過ぎれば、現実界での思いと痛みの「継続」の中に入ります。
要は、心(=魂)が無に成ることはなく、未消化のために現実界での思いが継続するのです。
この継続から救出できるのは、縁ある生きる人間から、感謝の供養を受けることで、故人の思いが解かれます。

あの世は、故人に感謝が捧げられることで、魂に別格の救いが起こる世界なのです。それほど、他の生きている魂(私たち)から感謝の気持ちを受けることは、尊くて崇高なことなのです。
神界の波動が「生かして頂いて ありがとう御座位ます」のような、”感謝の思い”だけで構成されていることと関係します。

だから、この世を生きる姿勢で一番良いのは、心の奥で1番を認識(信じること。信仰)した上で、2番を”楽しむ”ことなのです。ただし、自分の良心が許す範囲の中で。
1番を認識できれば、過剰な執着に自分が囚われることは無いです。スルリ、スルリと泳いで行くことが出来ます。そして、人生を楽しめます。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

人類の 5% 運動を広めたいです。
    

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病気や体調については、医師の診断を受けて優先してください。ここでの話は、
あくまでも参考意見です。


全ての質問と疑問の答えが、この本にあります。
読むだけで人生が変わるたった一つの方法―伊勢白山道Q&A事典


簡単な表現の文章ですが、強い改善力を目覚めさせる本です。
だいじょうぶ!「幸せの神様」が微笑んでいる
修正点です。174ページ4行目の続きには以下の文面が入ります。
「いかないのです。まずは、心に神様を意識して生きましょう。」


リーマンの最新著書:伊勢と白山の統合写真集。価格も奉仕です。
伊勢神宮から白山へ、その聖なる軌跡

コメント (494)
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