不動明王を勧請（かんじょう：呼び出すこと）して、巨額な資金をかけて結婚式を挙げた芸能人の方が世間で話題にされています。
「俺には不動明王が守護しているんだ」と言うような発言もされていたようです。慢心した心には、慢心させる幽界の霊的存在しか寄れません。
これは多くの宗教家でも犯している、間違った霊的なワナにハマっています。ナントカ守護神や守護霊の加護を受けていると自分で言う人には、正神が関与していません。それを自称している時点で、間違った霊的存在と知らずに「契約」をしてしまっている人です。ヤクザから金銭を借りている状態と同じです。時が経つにつれて、知らない間に霊的借金が金利で倍化されています。色んな形で、怖い霊的存在から回収をされて行きます。
正しい神仏が、個人の願望や欲望を満たす行為（仕事・恋愛・・・）に、どうして加担すると思うのでしょうか？加担できるのは、魔界の存在だけなのが霊的真相です。
たくさんの先祖霊が心配をされていますから、自分の手で先祖に感謝をする信仰をされれば、災難も去るでしょう。
この世で個人の援助をすることが、神から許されているのは、先祖霊だけなのが真実です。親（先祖）が子供（子孫）を育てる本能として、霊的な援助が一番可能なのです。
正神とは、他人の「ために」働こうと意識している人間を、陰からサポートをする存在です。芸能ならば、他人を”癒したい”、元気を”与えたい”と意識する人に、同じ志（こころざし）の神霊が自然と寄るのです。
どうして神様が、番犬のポチのように自分を助けると思い込むのでしょうか？これは神をも使役（しえき：働かせること）しようとする、とても失礼で慢心した考えかたなのです。
だから宗教家や信仰先生で、自分にはナントカ神が守護しているなどと言う人がいれば、動物形象に憑依された人だと思って間違いは無いです。
だからパワースポットなどに本当の神霊が居られる場合は、自分のタメの欲深い祈願を持つ者には、浄化の試練が起こるのが本当です。その人に取っては、最凶の不幸スポットと成るでしょう。
信仰では、守護という間違った観念が世間には在ります。
たとえば、新車を買った時に、厄除けのお祓いや祈願をする人が多いですが、これは逆効果なのです。
私の知る統計では、新車のお祓いをした人も事故をするものです。その原因は、「間違った安心感」なのです。
免許の初心者には、意外にも大事故は少ないです。自動車に慣れ始めた時が危ないのです。
これと同じで、「俺にはお守りがあるんだ～。大丈夫だ」と思った人が運転するよりも、「お守りが無い。お祓いをしていない。だからこそ慎重に運転しよう～」と思う人の方が安全なのが現実界の原理なのです。
だから、自分には神様などとは縁が無いと思って、自分で頑張るしか無いと思い込む人の方が、現実の生活は良くなります。足を引っ張る霊的存在との「契約」を、知らずに”起こさない”からです。逆に無難なのです。
もっと良いのは、自分の心には神様が良心として居られる。この良心＝神を「自分が守る」んだと、素直に思える人は本当に幸いな人です。死後にも大きく影響する思いなのです。
守護という慢心には、要注意なのです。手首に数珠や石を巻いている人には注意です。間違った安心をしており、災難を逆に引き寄せることが多いですから、生温かく静観をしましょう。自分の心の弱さを宣伝している証拠でもありますので、仕事相手にするには注意が必要です。
自分が守られたいと思うよりも、他人を守りたい、神様を守りたい、と思う人のほうが本当の守護をされます。
本当に偉大な神や不動明王は、”すでに”各人の心に内在しています。引き出すのは、同じ志（こころざし）を持つ自分自身なのです。
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修正点です。１７４ページ４行目の続きには以下の文面が入ります。
「いかないのです。まずは、心に神様を意識して生きましょう。」
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