伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

売れる理由

2013-07-29 11:37:58 | Weblog

熊本県庁のPRキャラクターである「くまモン」は、今では総売上が300億円を軽く超える「世界のくまモン」に変身しようとしているようです。
最近のくまモンは大人しい感じですが、初期にニュースで見た頃は、凄いスピードで舞台に登場するやいなや司会の女性に体当たりをブチかます、着ぐるみ同士の相撲大会では鬼のように相手を容赦なく叩きつけつる、・・・・そのトリッキーな動きをする「中の人」に興味がありました。今では複数の人間が中に入るのでしょうが、人気を起こした陰には最初の「中の人」の影響もあったと思います。
噂では、その中には熊本県庁の部長クラスの御方もいるとか・・・・?

くまモンを生み出したアートディレクターのTV特集を見ましたが、なかなか興味深かったです。
部屋の壁一面に、くまモンの顔のサンプル画を微妙に違えたものを数百枚も貼り付けて、練りに練って今のくまモンの顔に成ったのです。
あの独特な猫のような目も

偶然では無かったのです。この目だからこそ、意味があったようです。

こんなオメメでは、ヒットはしなかったでしょう。
逆に生きる人間は、黒目が大きいほど色んな意味で良いです。

芸術作家さんは、なんとなく、思いっ切り悩み抜いて、偶然に選んでいますが、一種の霊媒的な啓示で選んでいます。
くまモンを一番最初に見た時、
「こっ、これは魔術のマスターが描いたのか?」
と思ったほどに、くまモンの点のような目に魔除けの力を感じました。

黒いクマとは、古語では熊=神とされていました。
三重県の「熊」野地方には、古代からスサノオを祭る黒い着色の神社が多いのです。伊勢の天照太御神に対して、熊野のスサノオというセットなのです。
つまり、くまモン=スサノオの眷属、という意味もあります。
今の時節に「くまモン」が大ヒットして世界を駆け巡るのは意味深です。

上の最初の写真は、くまモンのクッション(http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d.html?a=B007AA979I&at=isehakusandou-22)ですが、
カナシバリに遭う人は、くまモン・Tシャツ(http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d.html?a=B00BYS9IRS&at=isehakusandou-22)や、
布団カバーに大きな「くまモン形象」があれば、興味深いと思いました。
芸術作家さんの調査では、過去にスーパーヒットした子供向けキャラの大半が、ほっぺたが赤丸だったそうです。これは日の丸なのではないでしょうか。
巨大なヒットをして日本に広がるものには、神意が背景に存在するようです。

芸術作家さんの言葉で印象に残ったのは、
「何も信じない。固定観念を常に疑う」
「まったく自分自身に自信がない。自信が持てない。だから考え抜く。考え倒す」
このようなイメージの言葉を仰っていました。
やはり良い作品には、その陰に無数の努力がありました。

今日も、自分なりの努力をしてみましょう。
その「継続」の中で、気付き、ヒラメキ、が起こるのです。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

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コメント (634)
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