伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

「本当の自分が許してくれない」ということ

2016-04-13 11:31:47 | Weblog

「怒りを持ってはダメ」と書きますと、
「犯罪を受けても泣き寝入りですか?」
「子供に怒ると因縁になりますか?」
と返って来る。

その記事全体の意味と霊的示唆を汲み取ろうとはせず、「怒ってはダメ」というキーワードだけを取り出して、犯罪の場合や、教育にも当てはめてしまう人もいます。
ただの音声認識ロボットのように成っては生けません。
やはり常識での判断、思いやり、情緒で物事を受け取ろうとする「素直な」思考が大切です。

大切なことは、
* 愛情を持って怒ることは、因果には成らない
ということです。
問題は、
* 相手を「恨んで怒ること」は、因果に成ります。 

正義の場合の「怒り」は必要ですが、「恨む」のはどの場合も自分自身を削り、因果を残します。では、今の自分の怒りは、
正しい怒りなのか? 恨みの怒りなのか?
これは自分の良心(内在神)が知っています。本当の自分自身が、分かっています。

その人の幸運・不運を決めている正体は、自分自身の良心(内在神)だということを知って置いてください。
* 本当の自分が許してくれない
というのが霊的な真相です。

自分の不幸は、霊の憑依や、他人の存在、神様や悪魔的な存在により左右される、と勘違いしている人が大半です。
でも、違うのです。
* 本当の自分(良心)を「納得」させた人から、幸せはやって来ます

本当の自分が原因ですから、自分の生活のすべてを完璧に知っていますし、その時々の本音も知っています。
ウソも誤魔化しも不可能です。

自分の不幸の原因を探して、他ばかりを見ることを止めましょう。
本当の自分は何を思っているのか?
それで、納得しているか?
を常に自省する人に、幸運のほうからやって来ます。

畏れる・恐れるべきは本当の自分自身(良心・内在神)なのです。
そんなことは無い!と自分を誤魔化して、押し込めて、もムダです。
それは本当の自分(内在神)を、心の奥に押し込めているだけです。

これが神話における、天照太御神(本当の自分)の「天の岩戸隠れ」の真相です。
神話では、押し込めた自分自身を救い出したキーワードは、
* 笑うこと。楽しいことを見ること。
* 踊ること。つまり運動すること。
でした。

この2点を自分の生活の中に意識して見ましょう。
そして、
* 本当の自分が納得する生活をして行くことなのです

誰もが、今からでも幸せに成れます。
死ぬまでチャンスに満ちています。
人が変わることも、運命が変わることも、日々に簡単に起こっているのです。

つまり、幸運が続く保証も無いが、自分の不幸が継続する運命も決して無いのです。
すべては今の自分次第です。
済んだ過去や、まだ来ない未来よりも、今の自分を気にして見ましょう。
必ずすべては変化して行きます。

生かして頂いて 有り難う御座います

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