伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

人生の本質は静寂だった

2017-10-07 11:38:56 | 老子の人生論

参考記事:老子の言葉 第十六章「生きる意味

老子の人生論」第十六章

自分の心を常に空白にして置こう。
そうすると、身の回りでは色々な出来事が起こっていましても、黙ってそれを静観していれば、過ぎ去って行くことが良く分かります。

だから命だって同じなんだよ。
生まれた命は、みんな必ず過ぎ去って逝く。
すべての命は、たった1つの大きな根源へと必ず帰るのだ。
コノ世では分離していたが、誰もが死ねば大いなる1つに帰るのさ。

大きな1つの命に帰る過程を「静寂」と呼びます。
過程とは、人生そのもののこと。
人生は激しく動いているように見えるだけであり、本当は静寂へと帰る過程なのさ。

人生の本質が静寂であるということに気付くには、知恵が必要だ。
起こっては、必ず消えて行く過程を静観することで、人生は静寂であることが良く分かります。
この法則に気付いた者は、「大いなる知恵」に触れています。

この知恵が無い人は、人生で必ず迷います。
行き当たりばったりで右往左往します。
人生が静寂であることを思い知った人間は、

・ どんな人も、真に公平に見ることが出来ます。
・ 他人や社会に、懸命に尽くしたいと思います。
・ 人生を心から楽しむことが出来ます。

このように成れた人は、人としての真の王様です。最上の人間です。
こういう人間が歩く過程(人生)は、誰もが歩くべき「道」を残します。
その道は、永遠という存在に誘導してくれる道なのです。

(感想)
人類の英知が、ここに炸裂しています。
人生、その意味、行き先、歩き方、宇宙。
このすべてが、この項に表現されています。

この騒々しいコノ世が、嫌になるほど動く自分の人生が、
・ 実は、静寂なんだよ。
と老子は言っています。

先が見えない夜の、不安定な荒波の中に誰もが居ると思い込んでいます。
だから、誰もが先行きを心配しています。
でも老子は、そう見えるだけであり、

・ 波は来ても、必ず去って行くことを静観しなさい。
・ 本当は、何も起こっていないのだ
・ 大いなる母性の命へと、誰もが帰るから心配するな。

命を意識した時に、コノ世を冷静に見ることが出来ます。
すべての肩書き、立場、貧富の先入観が吹き飛び、命からの視点ですべてを見ることが可能に成ります。
その時に、真に公平で中立で、冷静な判断が人は出来るのです。
これを「知恵」と、老子は呼びます。

静観という知恵を得た人は、
大いなる母性へと死んでから帰って逝くだけが人生だと心から分かり、大安心します。
そうすると、生きている短い間は、

・ 何でも思いっ切りやってやるぞ!
・ 何でも来い!
結局、すべては来て過ぎ去って行くだけではないか。それの何を恐れようか。

・ よし、他人に良いことをしてやるぞ!
・ どうせ消えて行く命ばかりではないか。明るく、与え尽くしてから死んで行くぞ!

このような心境に至った人間は、人生を心から楽しむことに成ります。
何をしても、コノ世で成功がしやすい人に、自分が望まなくても成ります。
すべては静寂に帰る。自分も帰る。
これを忘れないで、生活を楽しみましょう。


生かして頂いて 有り難う御座います

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