伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

上に立つ人間には、善徳貯金が必須

2017-10-14 12:05:39 | 老子の人生論

参考記事:老子の言葉 第十七章「上に立つ者には「信」が大切 (改変版)

老子の人生論」第十七章

(1) 最高のリーダーとは、そこに居るだけなのに、組織(国・会社・家庭など)が発展して行きます。
リーダーが何をしているのか?誰も知らない。
リーダーが居ることを、周囲にプレッシャーに感じさせない。
でも、居るだけなのに、尊敬されている人が最上のリーダーです。

(2) 次に良いリーダーは、自ら良く働き、成果を出し、部下からは真似が出来ないと尊敬される人です。

(3) その次のリーダーは、周囲から怖がられる指導者です。
部下は、ペナルティを恐れて、何とか必死に働きます。

(4) 悪い指導者とは、陰でバカにされて、部下が働かない。
組織が衰退して行きます。

つまりリーダーには、見えない善徳が必要なのです。
善徳は、正しい生活をしている者に自然と備わります。

善徳の有るリーダーの下では、
・ 部下たちは自分たちで成し遂げる喜びを知り、
・ 報酬を得る喜びを味わい、
・ 働く生きがいを持ちます。
そして、組織全体(国・会社・家庭など)が発展して行きます。

(感想)

(2)番のリーダーが、最高のリーダーでは無いことを不思議に思った人がおられるかも知れません。
では、(2)番のリーダーが理想とすれば、そのリーダーは長く居ることが出来るのでしょうか?
一人が頑張っても、10年も20年も続くのでしょうか?

・ もしリーダーが病気に倒れたり、事故に遭った時には、部下は育っているのでしょうか

組織としては、一人のスーパーマンでは脆弱なのです。
もしリーダーに何か有れば、部下は路頭に迷い、会社も倒産するかも知れません。
これでは、老子が重視する「継続性」が無い訳です。

(1)番のリーダーは、陰から部下を育てているリーダーと言えます。
常に陰から組織全体を見ていて、要所、要点には、一言を挟む感じの人です。

また(1)番のリーダーは、子育てが上手な母親を想像してください。
子供の躾(しつけ)を優しく成し遂げた親の子供とは、よく家事も出来るものです。
母親が病気の時も、子供たちが家事を行い、家庭の生活は安泰です。

では、母親は、もう家に居なくても良いのか? 不要なのか?
いいえ、子供たちは、
「母親は、居てくれるだけでも嬉しい
と言うことでしょう。

老子が、この子供たちの感情を、説明し表現をした内容が(1)番のリーダーに近いと思ってください。
母親は、どのようにして、子供たちから尊敬されるように、愛されるように、成れたのでしょうか?
ここに、(1)番のリーダーに成れる秘訣が在ります。

母親は子供たちに、長年にわたり、
・ 愛情を掛けていた。
・ 思いやりが有った。
・ 少しでも成長するようにと、陰から誘導していた。

このような「見えない」恩を受けた子供たちは、立派に育ち、
・ 親がいなくても立派に働ける人に、
・ 親は、居るだけでも嬉しいと、感じられる人間に、
成れます。

つまり、
・ 愛情を掛けていた。
・ 思いやりが有った。
・ 少しでも成長するようにと、陰から誘導していた。


これは、その母親に「見えない」善徳が有ったからこそなのです。
最高のリーダーに成れるには、見えない善徳が必要なのです。

社会での発展、成功、裕福に成れる。
これには「見えない善徳」が左右する可能性を知って置いて頂ければ幸いです。
悪徳な生活をしている代表者の下では、一時の栄華が有るとしても、継続はしません。

コノ世では、打ち上げ花火のような成功は、栄華を下手に知るがゆえに、後から余計に惨めで辛さを体験します。
成功はしても、しなくても、生活が出来ることに感謝と喜びを感じられる人が、最高に幸福な御方です
そう思えることも、善徳からだと言えそうです。

生かして頂いて 有り難う御座います

※ コメントの閲覧方法と、コメント投稿の方法

・コメントの1部しか表示されませんので、コメント全部を閲覧するときは、コメント欄の最後尾の

コメントをもっと見る
をクリックします。

・コメントを投稿するときは、

コメントを投稿する
をクリックすると、コメント投稿枠がでてきます。
宜しくお願い致します。

下の三ヶ所のクリックも、もしよろしければ毎日宜しくお願い致します。

応援して下さる方は、パソコンも携帯電話(fc2のみ出来ない機種もあり)の人も、この3箇所を1日に1回ずつ良ければクリックして下さい。
人気ブログランキング
精神世界ランキング
FC2ランキング
クリックして現れるランク一覧の中から再度、伊勢白山道を押してね。

【携帯版伊勢白山道 TOP】 http://www.geocities.jp/poriporry/m/

「商品リスト PC用」 http://www.geocities.jp/poriporry/m/g_all.html
「商品リスト 携帯用」 http://www.geocities.jp/poriporry/m/g_top.html

※ 最新の商品案内は、こちらを参照してね。
http://luce-tabi.jp/index.php?word=%E2%97%86%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E7%99%BD%E5%B1%B1%E9%81%93+%E8%AA%AD%E3%82%93%E3%81%A7%E8%AA%BF%E3%81%B9%E3%81%A6%E8%87%AA%E5%B7%B1&type=and&sort_flg=1&encode=utf-8
見当たらない過去の製品は、コメント欄で質問して頂ければ、最新の製品を調べます。
同じ製品でも中身が日々刷新されていますから、他の新製品も見て注意をします。

※ 最新書籍は、こちらです。
http://luce-tabi.jp/index.php?word=%E2%97%86%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E7%99%BD%E5%B1%B1%E9%81%93+%E6%9C%80%E6%96%B0%E3%81%AE%E6%9B%B8%E7%B1%8D&type=and&sort_flg=1&encode=utf-8

★注意書き(必ず読んでください)★

*コメント投稿について
・過去コメントの削除はしませんので、コメントを書かれる時は慎重にして自己責任を覚悟して投稿してください。
(コメント欄に不掲載でも、内容に脅迫や誹謗中傷などの重大な問題が有れば、ブログ会社と警察に投稿時間と内容を送付し、苦痛を受けた運営関係者たちが対応します)

・質問は、その時の最新記事のコメント欄でお願いします。過去記事のコメント欄に質問を投稿されましても、返答しません。
・聞きたい時はタイトル名に必ず、質問 男または、と記入してください。これが無いと、返答しません。(視る時間短縮のために、霊体と肉体の区別を簡略化するためです)
・非掲載希望の質問には返答しません。
・コメントでは実名の扱いは慎重にしてください。内容によっては、絶対に全部を隠し、文字の数で表すか、書かない工夫で表現してください。
・投稿者の名前欄に実名の記入は厳禁です。ハンドルネーム(仮名)を入れるか、空欄のままにしてください。
・URL欄にアドレスの貼り付けは禁止です。
・質問したい写真は、「伊勢白ペディア」に投稿・公開の場があります。送った写真がUPされたら、そのURLを入れて質問してください。写真は、個人の顔や情報が特定されないような配慮をしてください。
・返答は順番にしていますが、質問が多いために翌日の夕方になることもあります。
・コメント欄で何度も質問しても掲載されない場合、内容に名称が分かる内容がある、質問した人を守る為、という場合が有ることを認知して置いてください。
・質問に絵文字を入れると、返答が切れて表示することがあるから止めて下さい。

*検索に使用しましょう。
・「伊勢白ペディア」  http://isehakupedia.wiki.fc2.com/ 日々更新される伊勢白山道の事典です。
・速い検索システム  http://luce-tabi.jp/index.php  大容量検索システムです。

*返答について
・リーマン返答集 http://goo.gl/pUKQUi 最新のものから期間無制限で返答が表示されます。
・ry-comme http://web.hiyoko.biz/~javcof/ry-comme/ 最新記事3日分の、リーマンの返答コメントが抽出されます。
・私の返答が無いコメントは、霊的な問題では無いと言う事です。
・病気や体調については、医師の診断を必ず受けて、そちらを優先してください。
・私が毎回受診を指摘しなくても、病気については「医師の受診をする前提」であることが、ブログの決まり・前提であることを忘れないでください。
一般常識として、私に指摘されないと受診しない、これではダメです。これは自己責任のことです。私は、医師でも医療関係者でもありません。

・サプリメント(健康食品)の摂取も、必ず医師の許可を受けてからにしてください。
・先祖供養や健康食品の実践は、ご自分で判断して自己責任の上で決めてください。
※私の返答は、あくまでも参考意見です。決して、強要はしておりません。ここでの話は、自己責任の上で判断をしてください。

*引用・転載禁止のお願い
・伊勢白山道ブログの記事・コメントの転載・引用・コピーは一切厳禁です。
・ブログ、SNS、ツイッター、印刷物など、多数に公開するものはすべてです(限定メンバー公開の場合も)。このブログ内でリンクされているサイト以外は全部です。
・伊勢白山道ブログのリンク掲載はよいです。
・家族へ記事のコピーを渡したり、自分用のデータ保存をしたりすることはかまいません。
・私の発言に感想や解説・解釈を加えられますと、それは私の真意(神意)から外れます。言葉の一部だけを取り上げられれば、意味がまったく違った内容になって伝えられかねません。曲解されることを防止します。

この下方に出る企業広告は、gooブログにより自動的に表示されます。
伊勢白山道とは、一切関係がありません。

コメント (531)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする