はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

西本願寺の大銀杏 (その2)

2016-11-30 19:29:00 | 京都をぶらり
昨日につづき、西本願寺の大銀杏です。昨日の大銀杏もりっぱでしたが、今日の銀杏もなかなかの銀杏です。昨日のが縦長とすると、今日のは横長です。まるで根っこを天に広げたような形なので「逆さ銀杏」と呼ばれています。ある高僧が苗木の時に逆さに植えたために横に広がったという言い伝えですが、「そんな高僧おらんやろ」とつっこみたくなる話ですね。



樹齢約400年だそうなので、1591年に豊臣秀吉が寺地を寄進し、現在地に移った頃からあるということですね。お寺の説明板では、御影堂建立の頃とありました。



この銀杏、別名「水吹き銀杏」とも呼ばれています。本願寺が火災にあった時、この銀杏から水が噴き出して消し止めたという伝説があるそうです。「逆さ銀杏」や「水吹き銀杏」の名を持つこの銀杏は、ただの銀杏はありませんね。



枝が横へ横へと伸びて行くのか、沢山の添え木で支えられていました。それにしても、すごい枝ぶりです。



今回、迫力のある大銀杏の黄葉に出会えて、パワーをいただいたような気がしました。(黄金色だからと言って、金運とかではありませんよ。)



大銀杏を見ながら、ゴッホさんならどんな銀杏の絵を描くのだろうと、想像してしまいました。



西本願寺の銀杏、もう1回だけつづきます。

西本願寺の大銀杏 (その1)

2016-11-29 20:15:05 | 京都をぶらり
今日は久しぶりに遠出をして、話題の滋賀県高島市のメタセコイア並木を見に行こうと家を出ました。しかし、滋賀県に入ったとたんに雨が降り出しました。大阪は天気が良くても、滋賀県あたりに来ると天気が変わるんですよね。メタセコイアは早々に諦めて、滋賀県に来たらよく寄っていく、近江八幡市大中の愛菜館で野菜の買い出しをしました。(これで当分お鍋の野菜は大丈夫です。)
さて、ここからが本題です。滋賀県では野菜を買っただけなので、このままではブログにはなりません。こんな時は、「そうだ京都でも行こう。」ということで、京都に寄って帰ることにしました。そして、向かったのが西本願寺です。



どうですか、すばらしい大銀杏でしょう。京都には紅葉の名所は多くありますが、ここは、イチョウの黄葉です。そして、人がそんなに多くないのがいいですね。 



西本願寺は、全国の浄土真宗本願寺派の総本山なんですよ。どちらかというと観光寺ではありませんが、一見の価値はありますよ。(御朱印はありません。)朝の5時半から参拝が出来るそうです。もちろん拝観料は無料です。お寺の北側に無料の大きな駐車場もありますよ。



一応、我が家も真宗なんですが…。そう言いながら、西国33ヶ所巡りや四国88ヶ所巡りをしているんですから、いい加減なものですね。その時に応じて、適当に仏様や神様に頼っていますが、仏様も神様もりっぱな方なので、罰は当てはらないと思いますよ。



西本願寺のお堂は本当に大きいですよ。大きすぎて、その大きさがわかりにくいですね。



お寺や神社には、銀杏がつきものですが、いろいろと謂われがあるようで、どれが正しいのかわかりません。事実として、お寺や神社には銀杏が多いと言うことですか…。



今日は、ここまでです。隣にもりっぱな大銀杏がありました。逆さ銀杏と呼ばれる銀杏です。それは、明日のお楽しみということで、明日につづきます。

続・万博公園で名残の紅葉を写しました 

2016-11-28 19:58:28 | 花めぐり
万博公園の日本庭園を巡っています。日本庭園は26ヘクタールという広さです。26ヘクタールと言われてもピンときませんが、かなり広いというのはわかります。


大阪で万国博覧会が開催されたのは、1970年のことです。46年も前になります。私も浪人中の身でありましたが、何回か訪れた記憶があります。三波春夫が歌った「世界の国からこんにちは」という万博のテーマソングは、今でもよく覚えています。「三波春夫って誰?」ていう声が聞こえてきそうですね。


葉っぱの縁だけが真っ赤になった斑紅葉がありました。


天気のいい日は楽しいですね。紅葉の光と影もこんな具合です。しかし、この色はセピア色ですか。


日本庭園には川が流れています。滝もあったのですが、そこは上手く撮れませんでした。


万博と言えば、大阪がまたしても開催地に立候補するそうです。(オリンピックとちがい政府が主体となるそうです。)地盤地下の甚だしい大阪としては、元気になる起爆剤になるそうです。実施されれば2025年ということですが…。


川面に映る紅葉もいいものです。


一際目立つ紅葉がありました。よく見るとイロハ紅葉とはちがう形状でした。


舶来のモミジですかね?さすが万博、「こんにちは、こんにちは、世界の国から。」ですね。


今回も見ていただき、ありがとうございました。

万博公園で名残の紅葉を写しました 

2016-11-27 19:00:01 | 花めぐり
11月26日土曜日は、朝から久しぶりの晴天になりました。今日は、恒例の写真教室です。師匠に写真を習い出して間もなく2年になります。師匠と弟子2人の一行がやって来たのは、万博公園です。ここもよくお世話になる所です。近場で、お安く、年中いろいろなお花が楽しめるのです。今回は、紅葉を求めてやって来ましたが、まだ残っているのでしょうか。

久しぶりの青空です。やっぱり晴天は気持ちがいいですね。太陽の塔も喜んでいるようです。


天気が良いと玉ボケもよく出ます。ただ、玉ボケを撮りたかっただけの写真です。


今回は紅葉の写真を撮るのが目的ということで、日本庭園を巡りました。まず向かったのは、汎庵・万里庵です。ここは普段は入れないそうですが、紅葉の時期には特別公開されます。


残念ながら、紅葉の盛りは過ぎたようでした。それでも、まだまだきれいな紅葉が見られました。


茶室の上にも真っ赤な紅葉が輝いています。茶室では、優雅にお茶を飲まれている女性の姿が見えました。絵になったのですが、写真を撮るのは憚かられました。


こんな素晴らしい場所が日本庭園の中にあったとは知りませんでした。来年は、見ごろの頃に訪れたいものです。


まだ青いもみじもありました。これから紅くなるんでしょうか。


お茶庭から竹林の方に歩いていくと、竹林の中にツワブキが木漏れ日に照らされているのを見つけました。最近、aunt carrotさんのブログでツワブキを見たばかりだったので感動です。


竹林の雰囲気を出してパチリです。でも、aunt carrotさんのようには上手く撮れませんね。


望遠レンズに交換してパチリです。


やっぱり天気が良いと、写真を撮っていても楽しいですね。光と影がはっきりするし、紅葉も輝いている感じがしますね。
この時期の万博公園は、イベントも多いようで混み合います。最近は、エキスポシティや観覧車が出来たので、そちらの方も混んでいるようです。しかし、日本庭園は訪れる人も少なく紅葉の穴場と言えるでしょうね。

<つづきます>

箕面(みのお)の滝へハイキング

2016-11-26 19:56:38 | 山歩き
11月25日は、連れあいさんとマエクミさん、くみこの姉さんの4人で箕面滝へのハイキングを楽しみました。


箕面へは、梅田から阪急電車で30分ほどで到着します。駅を一歩出ると、目の前には自然いっぱいの箕面山が広がっています。駅から箕面滝までは、3キロほどの距離です。ゆっくり歩いても1時間ほどのハイキングコースです。
沿道には、名物の「もみじの天ぷら」のお店が並んでいます。


道は舗装されているので、運動靴でも十分歩けます。秋は紅葉も美しいので沢山の人で賑わっていました。
ここは、夏になると川床で賑わいます。


箕面川に沿って道はつづきます。途中で忍者に遭遇と思いましたが、石垣をそうじされている方でした。


ところどころに真っ赤な紅葉が現れます。天気予報では晴れの予報だったのですが、実際は曇り空でした。なかなか晴天には恵まれませんね。


幼稚園の遠足でしょうか、園児たちもがんばって歩いていました。平日なので、平均すると年齢は高めの方が多かったです。(私もそのひとりです。)


何年か前までは、このあたりにはサルが多くて、サルも有名でした。しかし、あまりにも凶暴なために山に追い返されました。したがって、サルの姿はありませんでした。あるのはお店の看板のみです。


やがて箕面の滝が見えてきました。たくさんの人ですね。


滝のまわりの紅葉ですが、一番肝心なところが紅葉していないようです。ひょっとしてこのままで終わってしまうのでしょうか?


せっかく三脚を持ってきたので、写した1枚です。紅葉がもう少しきれいと良かったのですが…。



※箕面に職場があった私にとっては、箕面は大変なじみの深いところです。