はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

黒部に釣りに行って来ました(4)

2018-08-22 19:00:00 | 釣りの旅
黒部の釣り最終日です。(早くも最終回です。)

今日は帰るだけですが、朝のうちにヌクイ谷の流れ込みで釣りをしました。風も無く静かな湖面です。



昨日の雨程度では、ほとんど水位は回復しませんでした。。



ルアーには反応がありません。対岸の左側に見えるのが針ノ木谷です。今は渡し船で対岸に渡るのですが、ダムができる以前は黒部川に吊り橋がかかっていました。その昔、佐々成政が越えていった伝説の地です。



今朝は天気も良く、稜線のあたりもよく見えます。



ルアーには反応が無いので、同宿のTさんにいただいた餌で釣ることにしました。やっと釣れたニジマスです。



ヒゲさんも釣れました。大きい方がヒゲさんが釣ったニジマスです。



そろそろ帰る時間です。




ダムの近くまで帰って来ました。サイダーで乾杯です。(車の運転があるのでビールは我慢です、)



ダムに到着です。



まだ盆休みで混雑する黒部ダム駅です。



トロリーバスも今年がラストイヤーだそうです。来年からは電気バスが走るそうです。



さようなら、トロリーバス。扇沢に着いた頃、また雨が降り出しました。



こうして今年の黒部の釣りも終わりました。結局、岩魚の顔を見たのは初日の1尾だけでした。平乃小屋の三代目の言葉が身にしみます。「岩魚はいるよ。釣ることができないだけ。」
また、リベンジに行きたいと思うのですが、渓流を歩くにも足元がおぼつかなくなって来たようです。果たして、また黒部で釣りができるのでしょうか。

※訪問日 8月14日



<PS> このままではちょっと悔しいので、3年前の黒部の釣りを少しだけアップしておきます(笑)

2015年8月8日はこんなに水量がありました。



こんな岩魚も釣れたものです。



雪渓の残る上流まで行きました。(私です。)



流れ込みではミノーにも飛び出してくれました。



黒部の岩魚です。



針ノ木岳も微笑んでくれました。



以上、ちょっとだけ過去の栄光を振り返って見ました(笑) 
よろしければ、バックナンバー2015年8月11~12日「黒部で岩魚とたわむれました」をご覧くださいね。



<お知らせ>
しばらく旅に出かけます。その間ブログもしばらくお休みさせていただきます。9月6日ごろには再開できると思いますので、また見てくださいね。

黒部に釣りに行って来ました(3)

2018-08-21 19:39:39 | 釣りの旅
黒部の釣り三日目です。はじめはヌクイ谷の奥まで行き、そこから釣り下がる予定でしたが、朝から雨模様の天気です

とりあえず登山道を進みます。



天気が良くないので、奥まで行くのはやめて、写真のあたりで川に下りました。



川原に下りると早くも雨が降って来ました。(これで三日連続です。やはりジンクス通りです。)



今日も何度も川を渡りました。



雲がずいぶん低いです。稜線の方からゴロゴロと雷の音も聞こえて来ました。(こわい!こわい!)



今日の昼食はラーメンです。



マルタイ山の棒ラーメンは、なかなか美味しかったです。



もちろんドリンクもいただきました。雨降りでもお酒は欠かせません(笑)



お腹も一杯になったので、頑張って岩魚を釣りましょう。T君も岩魚を掛けたのですが、手元でバラしてしまったようです。



ヒゲさんも岩魚をゲットしました。



今日は、針ノ木岳も姿を見せてくれませんでした。私は、今日も岩魚の顔を見ることができませんでした。(ホント下手くそです。)



雨もひどくなってきたので、湖でのルアー釣りも諦めて小屋に帰りました。
写真は、同宿のTさんが湖で釣ったニジマスです。50センチちかいニジマスもいました。



この日は雷も鳴って、午後からは本格的な雨になりました。川原では雷は落ちないだろうとたかをくくっていたのですが、小屋に戻って三代目から川にも落ちると聞いてビックリでした。まあ、落ちなくて良かったです。
昔、鹿島槍ヶ岳に登った時に、山頂近くで雷に会ったことがあるのですが、生きた心地がしなかったのを思いf出します。(パチパチと電光が走って、その後、目の前に火柱のような雷が落ちたのでした。)

※訪問日 8月13日

黒部に釣りに行って来ました(2)

2018-08-20 18:08:39 | 釣りの旅
黒部の釣り二日目は、平乃小屋から20分ほど歩いたところの中ノ谷に入りました。

中ノ谷を遡って行きます。川の水量が少ないのでそんなに危なくありませんが、慎重に行きます。私はT君に手を引いてもらいながら渡りました(笑)



この谷は魚止めまで1時間もかかりません。もう魚止めです。このあたりでパラッと雨が来ました。(やはり、今日も降りました。)



魚止めで頑張って釣りましたが、魚は出ませんでした。



登山道のある所まで引き返して、お昼ご飯です。



山釣りのお昼の定番といえば、やはりカレーです。



川で冷やしたドリンクは最高に美味しいです。



後半は、中ノ谷の流れ込みを釣りました。しかし、渋かったです。



魚を釣りに行ったのに魚の写真がありません(笑)撮り忘れではありませんが、取り逃しはありました。手元まで寄せたのですが‥。
平乃小屋に戻って来ました。小屋から見る黒部湖です。



平乃小屋のアイドル、モモちゃんです。



平の渡しの時刻表です。この渡し舟は、読売新道に向かう人帰る人、上ノ廊下を狙う人たちがお世話になります。そうそう、針ノ木谷を釣る釣り人もいました。



平乃小屋から見る赤沢岳です。



平乃小屋の周りはブナの大木に囲まれています。この登山道は五色ヶ原へと続きます。5時間ほどの道のりですが。



今回のカメラはキャノンのコンデジです。釣りは登山装備+釣り道具(フィッシングシューズや竿やその他もろもろ)を持って行くので、ザックの重量も半端じゃありません。一眼レフを持って行く気にはなりませんでした(笑)

※訪問日 8月12日

黒部に釣りに行って来ました(1)

2018-08-19 18:00:00 | 釣りの旅
今年も黒部に釣りに行って来ました。(去年は、台風で行けませんでした。)
黒部ダムの上流にある平乃小屋をベースに、岩魚を釣りまくる予定で出かけたのですが‥。
この夏は猛暑に加えて7月初めの大雨以降、雨も降っていないようで、ダムの水位もかなり下がっていました。



川の水量も少なかったです。直前に来ていた台風が雨を降らしてくれる予定だったのですが‥。



お世話になった平乃小屋です。山登りの客よりも釣り客の方が多い山小屋です。今回も、三代目のお話を聞きながら楽しくお酒を飲むことが出来ました。



この日の昼ごはんは、ホットドッグです。山釣りでは昼食も楽しみのひとつです。もちろん山で飲むお酒も美味しいです。(ほどほどがいいようですが。)



さて、今回の釣りのメンバーは、いつものヒゲさんとその息子T君、そして私の3人です。T君は今回が黒部初デビューです。(実は小学生の頃に来たことがあるのですが、ずっと雨で釣りが出来なかったそうです。)



初日は、小屋の近所のヌクイ谷を釣ることにしました。水の流れは随分と奥の方です。



黒部湖の向こうに針ノ木岳が聳えます。この景色を見ると黒部に来たという思いがします。



初日(8月11日)は、ダムに着いた頃から雨が降り始めたのですが、午後からは晴れてくれました。それにしても、ヒゲさんと来たら必ず雨が降るというジンクスは、今回も生きていました。雨は翌日以降もよく降ってくれました(笑)



今回は、テンカラ釣りを中心に岩魚を釣る予定でいました。これが最近ポチっと買ったシマノのテンカラ竿です。毛針も見えるでしょうか。



その竿と毛鉤で釣った岩魚です。20センチも無かったので川にかえしました。しかし、反応はそれっきりでした(笑)



この谷は奥が深いです。どんどん遡って行くと越中沢乗越に至るようです。



この日は、奥まで遡らずに適当な所で引き返して、湖でルアーで遊びました。金色のスプーンに来たニジマスです。



10日の夜に出発して、扇沢には夜中の1時ごろに着いたのですが、無料駐車場は早くも満車でした。有料駐車場に入れたのですが、次から次に車がやって来ました。朝も、始発のトロリーバスに乗る人で切符売り場も大行列でした。さすがはお盆の土曜日ということで下界は大混雑でしたが、黒部の渓は川の音と鳥の囀りが聞こえるだけの静かな空間でした。

※訪問日 8月11日

唐松岳紀行〜名残惜しいですが下山です〜

2018-08-09 19:05:55 | 山歩き
下山開始です。頂上山荘からリフトのある八方池山荘までは2時間半ほどですが、あくまで標準タイムです。

頂上山荘を出るとすぐに痩せ尾根が待っています。



行きも通ったのですが、なかなか怖い所です。



振り返ると唐松岳の頂上と不帰ノ嶮です。



今回一緒に登ってくれたあらちゃんです。



痩せ尾根歩きも終了しました。ホッとして見上げた空にはお月様です。



足下にはチングルマの果穂です。



白馬三山もはっきりと分かるようになりました。手前から白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳です。



鹿島槍ヶ岳の北峰が姿を見せてくれました。二日目にしてやっと見る鹿島槍ヶ岳です。



振り返りながら下ります。



鹿島槍ヶ岳の南峰も姿をあらわしてくれました。鹿島槍ヶ岳は先日、錫杖さんが登られた山です。



五竜岳と鹿島槍ヶ岳のツーショットです。どちらも後立山連峰を代表する山です。



丸山ケルンに到着です。



眼下には白馬村が望めます。



鹿島槍ヶ岳は何とも美しい双耳峰の山です。



イブキジャコウソウでしょうか。



上ノ樺では早くも紅葉するナナカマドが見られました。



白馬三山には少し雲が湧いてきたようです。



ハクサンシャジンと白馬三山です。



八方池のあたりは、沢山の人たちで賑わっていました。



クガイソウと白馬三山です。



第二ケルンあたりまで下りてきました。振り返れば唐松岳頂上が見送ってくれました。まだまだこの時間は沢山の人が自然研究路を登って行きました。



一泊二日の唐松岳の山旅でした。初日は雲が多く展望はありませんでしたが、涼しく歩くことが出来ました。何より八方尾根の花の多さに驚かされました。そして、夕方からガスが飛んで、剱岳の素晴らしい夕景を見ることが出来ました。翌日も天気に恵まれ、頂上からの大展望を楽しみました。唐松岳は簡単に登れ、それでいてアルプスの醍醐味を楽しめる山でした。

※訪問日 8月2日

※明日から黒部の山奥へ向い岩魚釣りをする予定です。そのあとも連れ合いさんの実家に里帰りするので、しばらくブログはお休みします。
19日頃には再開できると思いますので、また見てくださいね。