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MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影

2021-10-10 00:07:15 | 写真
(1)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影の試験概要
 ・機材
  望遠鏡:MILTOL 200mm F4[1-2]
  ファインダ:SVBONY SV182 6x30 十字線入り90°正立ファインダー[3,9]
   ※MILTOLへのファインダ台座取付けは、参考文献[4]を参照した。
  イメージセンサ:SVBONY SV305 CMOSイメージセンサ[5-9]
  フィルタ:SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター[10]
  架台:ポルタ経緯台
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap3.2[11] Snapshot(png)


試験撮影の様子


MILTOL200mmのバックフォーカス不足対策[12]
※SV305を使用して無限遠にフォーカスするため、スリーブS[2]は使用せず、アイピースホルダーにT2延長筒(10mm)[13]を追加した。

(2)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影の試験結果

2021-10-08 18:47 木星(フィルタなし)
SV305, MILTOL 200mm F4
SV305, Gain 30, Exp. 295ms, WB(B=212 G=100 R=125), 1920x1080, RGB24


2021-10-08 19:33 木星(CLSフィルタあり)
SV305, MILTOL 200mm F4
SV305, Gain 30, Exp. 878ms, WB(B=212 G=100 R=125), 1920x1080, RGB24
※今回の試行では、CLSフィルタの大きな効果は確認できていない

・対物レンズ口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"[14]
・イメージセンサ分解能:5.98"相当[14]
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm[15])
・倍率(FOV):x53(0.90°)

(3)まとめ
MILTOL200mmにSV305を取り付け、直焦点撮影の試験を行った。
今後、上記の望遠鏡をAZ-GTi赤道儀化マウント[16-19]に搭載し、電視観望(Electronically-Assisted Astronomy:EAA)[20-27]を試みたい。

参考文献:
(1)MILTOL 200mm F4レンズ
(2)テレスコープ 200mm F4レンズキット
(3)SVBONY SV182 6X30 十字線入り 90°正立ファインダー 90°直角プリズム ブラケット付属
(4)【お詫びと訂正】~MILTOLのファインダー台座の件 2020/08/06-中川光学研究室ブログ
(5)SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(6)SV305デジアイピースの使用方法
(7)SVBONY SV305 取扱説明書
(8)Svbony SV305 Camera FAQ
(9)SVBONY
(10)SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター 天体観察 天体撮影
(11)SharpCap
(12)MちゃんとMILTOLで電視観望
(13)SVBONY SV129 延長チューブ M42X0.75 T2延長チューブキット 5MM 10MM 30MM
(14)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(15)IMX290NQV
(16)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(17)AZ-GTi赤道儀化マウント(2)-goo blog
(18)AZ-GTi赤道儀化マウント(4)-goo blog
(19)AZ-GTi赤道儀化マウント(5)-goo blog
(20)意外な伏兵、Kenko Miltol 200mm F4
(21)投稿:MILTOL200mmF4テレスコープモデルによる電子観望 2020/08/02-中川光学研究室ブログ
(22)お気楽EAA(電視観察)の修行
(23)次のEAAセット
(24)次のEAAセット その2
(25)電視観望に挑戦してみよう-ほしぞloveログ
(26)EVO GUIDE50EDとSV305-SJでの電視観望、もう少し突っ込んでみる-ほしぞloveログ
(27)超コンパクトな電視観望システム-ほしぞloveログ
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