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MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(107)

2023-01-03 07:36:56 | 星雲・星団
(1)MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(オリオン座)
  IC434(馬頭星雲)[19,22-23]
  NGC2024[20,22-23]
 ・機材
  望遠鏡:MILTOL 200mm F4[1-2]
  ファインダ:SVBONY SV182 6x30 十字線入り90°正立ファインダー[3]
   ※MILTOLへのファインダ台座取付けは、参考文献[4]を参照。
  イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[5-7]
  フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[8]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[14] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[16]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[9] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[10-11] 画像演算(左右反転、回転)
  画像補正:ASTAP[12] 自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理、fits→jpg変換
  画像処理:ImageMagick[13] append処理

(2)MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果

2022-12-20 22:22 IC434
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), MILTOL 200mm F4
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), Gain 360, Exp. 2sec, WB(Auto)(B=220 G=0 R=383), 2712x1538, RAW16, StackedFrames=210, Total Exp. 420sec
※IC434を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施


IC434付近をトリミング(640x480)


2022-12-20 22:08 NGC2024
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), MILTOL 200mm F4
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), Gain 360, Exp. 2sec, WB(Auto)(B=223 G=0 R=386), 2712x1538, RAW16, StackedFrames=210, Total Exp. 420sec
※NGC2024を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施


NGC2024付近をトリミング(800x600)

・対物レンズ口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"
・イメージセンサ分解能:5.98"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x34(1.28°)

(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、MILTOL200mmにNeptune-C Ⅱを取り付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して直焦点撮影を試みた。
都内の星空において、ライブスタック機能を活用し、オリオン座のIC434、NGC2024を撮影した。
ここでは、撮影したFITS画像について、ASTAPを用いて自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理を試みた。

参考文献:
(1)MILTOL 200mm F4レンズ
(2)テレスコープ 200mm F4レンズキット
(3)SVBONY SV182 6X30 十字線入り 90°正立ファインダー 90°直角プリズム ブラケット付属
(4)【お詫びと訂正】~MILTOLのファインダー台座の件 2020/08/06-中川光学研究室ブログ
(5)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(6)SONY IMX464LQR
(7)Player One - Cameras and Astrophotography
(8)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(9)SharpCap
(10)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(11)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(12)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(13)ImageMagick
(14)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(15)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(16)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(8)-goo blog
(17)今日のほしぞら
(18)Stellarium-Web
(19)馬頭星雲-Wikipedia
(20)NGC 2024-Wikipedia
(21)散光星雲-Wikipedia
(22)オリオン座-Wikipedia
(23)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.266-273.
(24)銀河系内の星雲・星団-NAOJ
(25)カテゴリー 星雲・星団-KIMUKAZU blog
(26)R100SとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(27)-goo blog
(27)トラベルスコープ70とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(24)-goo blog
(28)渡邉 耕平 著、”電視観望実践ガイドブック Ver 1.1”、サイトロンジャパン発行、2021年11月17日第二版発行.
(29)Player Oneの新CMOSカメラでの電視観望-ほしぞloveログ
(30)意外な伏兵、Kenko Miltol 200mm F4
(31)投稿:MILTOL200mmF4テレスコープモデルによる電子観望 2020/08/02-中川光学研究室ブログ
(32)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(33)【電子観望をさらに快適に】 SharpCap + AZ-GTi でプレートソルビング
(34)【プレートソルビング】 All Sky Plate Solver のインストール方法
(35)最安EAA(電視観望)かな?
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トラベルスコープ70とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(37)

2023-01-03 01:33:03 | 星雲・星団
(1)トラベルスコープ70とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(いっかくじゅう座)
  M50[20,23-24]
 ・機材
  望遠鏡:トラベルスコープ70 400mm F5.7[1-2] ※中古(ヤフオクで入手)
   ※接眼部追加:SVBONY SV108 1.25"ヘリコイドフォーカサー[3]
   ※アリガタ化:AstroStreet アリガタプレート 汎用スライドバー アリレール[4]
  イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[5-7]
  フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[8]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[15] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[17]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[10] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[11-12] 画像演算(左右反転、回転)
  画像補正:ASTAP[13] 自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理、fits→jpg変換
  画像処理:ImageMagick[14] トリミング処理、append処理

(2)トラベルスコープ70とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果

2022-12-15 23:05 M50
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), トラベルスコープ70 400mm F5.7
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), Gain 400, Exp. 4sec, WB(Auto)(B=303 G=0 R=375), 2712x1538, RAW16, StackedFrames=45, Total Exp. 180sec
※M50を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施


M50付近をトリミング(1024x768)

・対物レンズ口径:70mm
・ドーズの分解能:1.65"
・イメージセンサ分解能:2.99"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x69(0.64°)

(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、トラベルスコープ70にNeptune-C Ⅱを取付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、直焦点撮影を試みた。
ここでは、いっかくじゅう座のM50の撮影を試みた。
都内の星空において、プレートソルビング技術を応用し、目的とする天体を望遠鏡視野へ導入し、また、ライブスタック機能を活用して、天体を撮影することを試みた。
さらに、撮影したFITS画像について、ASTAPを用いて自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理を試みた。

参考文献:
(1)TRAVEL SCOPE 70 PORTABLE TELESCOPE
(2)CELESTRON 天体望遠鏡 Travel Scope 70 with Back Pack
(3)SVBONY SV108 1.25"ヘリコイドフォーカサー 焦点調節装置 フォーカサー リング付き
(4)AstroStreet アリガタプレート 汎用スライドバー アリレール
(5)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(6)SONY IMX464LQR
(7)Player One - Cameras and Astrophotography
(8)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(9)Quad BP フィルター III
(10)SharpCap
(11)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(12)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(13)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(14)ImageMagick
(15)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(16)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(17)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(8)-goo blog
(18)今日のほしぞら
(19)Stellarium-Web
(20)M50 (天体)-Wikipedia
(21)散開星団-Wikipedia
(22)【天体観測】いっかくじゅう座の散開星団M50を撮影してみた
(23)いっかくじゅう座-Wikipedia
(24)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.296-302.
(25)メシエ天体-NAOJ
(26)カテゴリー 星雲・星団-KIMUKAZU blog
(27)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(16)-goo blog
(28)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(27)-goo blog
(29)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(30)Windows MiniPCでヘッドレスリモートEAA環境ようやく全て動作(かな?)
(31)プレートソルビングが失敗する場合の解決策 まとめ
(32)【電子観望をさらに快適に】 SharpCap + AZ-GTi でプレートソルビング
(33)【プレートソルビング】 All Sky Plate Solver のインストール方法
(34)SV501鏡筒7㎝F6はデュアル・ナロー電視観望に使えるか?
(35)SV501鏡筒7㎝F6によるHⅡ領域と、SV503 70EDとの比較
(36)入手しやすいTravel Scope 70での電視観望のテスト
(37)電視観望入門(その1): 機材など
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