石仏み~つけた

大和とその周辺の石仏や磨崖仏を探し歩いています

柳本 長岳寺の石仏 其の一

2011年02月28日 | 今昔

 

柳本の長岳寺境内にも沢山の石仏があります。

 

奈良県天理市柳本 長岳寺の門前石仏

 

門前の地蔵石仏

 

美しい地蔵笠塔婆

 

ユーモラスな不動明王石仏

 

石段横の小石仏

 

 石塔にはめ込まれた石仏

 

現在

以前の藪は無くなり、明るくすっきりとしています。

 

今でも、とても美しいです。

 

堂内に在るため昔と変わりません。

 

雑草が綺麗に刈られてすっきりしました。

 

背景がやけにすっきりしています。

 柳本界隈はよく行くのですが長岳寺の境内に入ったのは数十年ぶりです。

 


不明の不動明王石仏

2011年02月27日 | 今昔

 

不明石仏の中でも場所どころか、撮影した事さえ忘れており

全く手掛かりが無く、半ば諦めかけていた石仏でした。

 

不動明王の様ですが他に似たものを知りません。

 

そしてもう一枚

付近の石仏を集めた物の様ですが・・・

これはお気に入りで、大伸ばしまでしていながら記憶に残っていません。

 

全く判りませんでしたが、石仏ブログとは違う、ある歴史ウォーキングのブログに

縮小圧縮された小さな画像を発見した瞬間、「これや!」と叫んでいました。

 

現在

奈良市五条町

肩から肘のあたりが特徴があり、縮小圧縮された小さな画像でもすぐに判りました。

西ノ京、唐招提寺の西側の近鉄線踏み切りを渡った所にいらっしゃいました。

光背の火焔がみえませんが・・・

 

夜間に街灯の明かりの下で見ると・・・

火焔が見えました!が・・・

ブレています。あぁ・・・

 

個人のお宅の一角に奉られています。

この画像に近いものが歴史ウォーキングブログに掲載されていました。感謝!感謝!

 

不動石仏近くの唐招提寺奥の院、西方院の土塀

この道が対向出来ないほど狭く、何処かでUターンをしようとしていたら

この先に墓地の駐車場があったのでそこに入り、なにげなく横を見ると・・・

 

なんと!探していた不明石仏群が目の前に!!!

現在

想像もしていなかっただけに、しばしボーゼン。

こう言う偶然ってあるんですねぇ。

 

西方院の土塀の前に集められています。こんな感じだったんですね。

諦めずに探し続けていて良かったです・・・

 

 


不明の六地蔵

2011年02月26日 | 今昔

 

撮影した事は覚えていましたが、何処にあるのか判らなかった六地蔵です。

 

当時、お気に入りだったのですが・・・

 

何処にあるのでしょうか・・・

 

地図を見ながら、細い道を走り回って、やっと見つけることが出来ました。

 

現在

南山城村高尾

邑地町から南山城村の高尾に向かう県境にありました。

草が生い茂って近づけませんでした・・・

 

2011.5 追加

久々に訪れたら、道路拡張工事に伴う墓地道改修により

すっかり様変わりしていました。

 昔の面影はありません・・・

 


諏訪神社 阿弥陀磨崖仏

2011年02月25日 | 今昔

 

JR月ヶ瀬口から南へ、田山の諏訪神社前に阿弥陀磨崖仏があります。

 

京都府南山城村田山

道路の拡張時に割り出されたのか、岩の裏側がありません。

 

街道を見守る阿弥陀磨崖仏

 

横の祠の小石仏

 

現在 

  この石仏も記憶から無くなっていましたが、偶然見つかりました。

祠が新しくなっている以外は昔のまんまです。

 

あまり紹介されていない石仏と思いますが・・・ 

いい感じです。

 

月ヶ瀬口の駅から月ヶ瀬の梅林へ向かう街道なので

昔は多くの人々がこの石仏の前を通った事でしょう。

 

 道路拡張してもまだまだ狭いです・・・

 


不明の地蔵石仏

2011年02月24日 | 今昔

 

麦わら帽子を被って佇むお地蔵さん

長い間見つかりませんでした。

 

麦わら帽子に、沢山の涎掛け。

 

倒れたのか、お鼻が欠けています。

 

昔、なぜか気に入って撮影していました。

場所を忘れてずっと不明のままでしたが、偶然見つけることが出来ました。

 

現在

怪しげな?お堂が在るので覗いてみると・・・

 

在りました!

 京都府南山城村田山

 

昔と比べて少し汚れていますが、立派なお堂に入っていらっしゃいます。

 

これも在りかも・・・

 

このお顔は昔のまんまです。

不明石仏もあともう少しです。頑張って探さねば・・・ 

 

 


多羅尾の磨崖仏

2011年02月23日 | 石仏

 

伊賀上野から御斎峠を越えると多羅尾の里

道筋に露出した岩に多数の石仏が彫られています。

 

滋賀県甲賀市信楽町多羅尾

 

阿弥陀坐像他小石仏多数

 

小石仏と五輪塔

 

別の岩にも五輪塔と小石仏

 

 

車道ぎりぎりです・・・

 

多羅尾の交差点

 

 


御斎峠の磨崖仏

2011年02月22日 | 古道・旧道

 

伊賀上野から信楽への峠道に在る御斎峠(おとぎとうげ)。

徳川家康が伊賀越えをした旧道に二体の磨崖仏があります。

 

旧道の大岩に彫られています。 いい感じですねぇ。

 

 阿弥陀磨崖仏・・と思ったらよく見ると印相が逆ですね。

 

 木漏れ日の中で静かに佇むお姿。 ずっと眺めていたいです。

 

 阿弥陀磨崖仏から少し下った所にもう一体。

 右の壁面から崩れ落ちたようで、元は磨崖仏だった様です。

 

 すらりと細身のお姿。 宝珠を持った地蔵菩薩です。

 

 


伊賀街道 野仏の道

2011年02月21日 | 古道・旧道

 

中ノ瀬磨崖仏の前を流れる服部川の対岸に伊賀街道が通っており

街道沿いに露出した多数の岩に磨崖仏が彫られています。

 旧街道に次々と現われる石仏を御覧下さい。

 

集落を抜けると石仏街道です。

 

まず最初はこの石仏から・・・

 

眼明かし地蔵

 

薬師如来

 

地蔵菩薩

 

普賢菩薩

 

文殊菩薩

 

釈迦如来

 

竹藪の向こうが服部川、対岸に中ノ瀬の磨崖仏が遠望できます。

 

弥勒菩薩

 

本尊と六地蔵

 

小石仏三基

 

小石仏一基

 

六地蔵

 

三体地蔵

この辺りで 他に、こんなにまとまって石仏が在る街道は

奈良の柳生街道、滝坂の道くらいでしょうか・・・

 

 

 


中ノ瀬磨崖仏

2011年02月20日 | 石仏

 

寺田の毘沙門寺から伊賀街道に戻り服部川沿いに東に進むと

街道脇にそそり立つ岸壁に大磨崖仏が彫ってあります。

 上野第一の磨崖仏と云われています。

 

 阿弥陀三尊

 

 中尊の阿弥陀如来

中尊以外は全て追刻のようです。

 

 勢至菩薩

 

 観音菩薩

 

三尊の左に不動明王

 

右に地蔵菩薩

 

 普賢菩薩の種子アク

 

 伊賀街道の旧道は服部川の対岸を通っており

昔は川の対岸からこの大磨崖仏を拝んだと云う事です。

 

 

 


寺田毘沙門寺 北向き地蔵

2011年02月19日 | 石仏

 

上野市街から東へ、服部川に沿って伊賀街道が通っており、各所に石仏が点在しています。

寺田の集落にある毘沙門寺の奥の院参詣道に、優れた三体地蔵磨崖仏があります。

 

上野市寺田

北向き地蔵と呼ばれる三体地蔵坐像です。

 

枠取りの中に繊細に彫られています。全く同じ形の三体地蔵です。

 

近くにある双体石仏