たけぞうのしっぽ

あまえんぼうゴールデンたけちゃんとおかあさんの日々…それから

お祭りだったのだ

2009-10-12 | 行事
昨日はたけぞう地方、清々しい秋晴れのもとお祭りがあった。

元々金比羅さんのお祭りで本町通りには道の両端に出店が並び

その狭い間を縫ってパレードや、宿毛音頭の踊り子隊が練り歩く

…と言うのが恒例だったが今年から、出店は片側だけ。

何とも中途半端に淋しいものであったけど

それでもお天気のおかげで結構人出もあった。

お祭りに先立って神事が執り行われ、各町内の子ども御輿が出発した。



小さいけど一番古くて一番重い・・・

本町区の子ども御輿。



子ども御輿はその昔、小学6年生までの男の子が担ぐことになっていたが

子どもの数も少なくなり、今では女の子も数名、担ぎ手となっている。

お疲れ様でした。

というわけで~

おいらくんもじじちゃんの法被を借りてお祭り男に変身だ!!

「お祭りわっしょい♪」

いや・・・どう見ても明らかにドンヨリ~なおいらくんだろ~。



早々から

やれやれ~な男になってしまったなぁ。



午後はふれあい広場で小動物の無料健康相談や、犬の登録、予防接種、

そして子犬の譲渡会が行われるのでたけぞうと出かけてきた。

シェルティーじいさんのゆうくんやマリーちゃん、じんぺいもお世話になった

中村のO先生や、たけぞうがお世話になってるM先生もご一緒だ。





今年の譲渡会には生後一ヶ月ちょいの子犬くんが3頭、

数ヶ月の子犬くんが4頭いたが、

7頭のワンコさん全員が新しい家族に抱かれて帰って行った。

みんなみんな、一杯可愛がってもらって元気に暮らすんだよ。

この子たちが見つめる明日に

ずっと続く未来を与えてくださって、ありがとうございました。



今年も単なる賑やかしのたけぞうとかあちゃんだったが驚く出会いもあった。

ふれあい広場にはさすがに小さな子どもたちや、親子連れが多く

たけぞうもたくさんの子どもたちと仲良しになった。

催しが終わりかけた時、若い外国人のおとうさんと日本人のおかあさんが

二人の子どもを連れて歩いていた。



たけぞうを「さわらせてもらっていいか?」と言うのでどうぞ、と言うと

外国人のおとうさんがたけぞうに向かって「Bonjour!」と言うではないか?

おぉぉぉ~~~~Bonjourって・・・アナタ、おフランス~なのね♪

生のフランス語を聞いたのはきっと生まれて初めてだ。

日本人のおかあさんはフランス語も話せるそうだけど殆ど英語だ、と

ワタシの話すJapaneseをヒジョウに流暢にBonjour氏に通訳してる。

Bonjour氏は「毛はカットしてるのか?」とか体重や年を尋ねていた。

たけぞうの毛は元々こんな風で「ゴールデンですか?」なんてよく言われるが

ゴールデンなんですよ~なんつって話が弾み

日本人のおかあさんが「うちも去年ゴールデンがなくなって…」とおっしゃる。

聞かれもしないのに先代のじんぺいの話しなど、語ってしまったばかりに

とてもボンジュ~ルなことが判明したのだった。

なんとそのゴールデンはじんぺいと兄妹だったのだ!!!

昨年、子宮の病気で(女子だった)9才でなくなったのだとか…。

おそらく一番先にいってしまったのはうちのじんぺいだろうと思うが

11頭の兄妹はみんな元気にいるのだろうと思っていた。

なんとなんと…そうであったのか。

お互いにすでに子どもたちはなくなってしまったあとではあるけど

こうして思いもかけずそのご家族にお目にかかれてとても嬉しかった。

ワタシは慌てて携帯に保存してある唯一じんぺいと携帯で写した写真を見せた。

「あんずに似てる~」と言う。

あぁ、嬉しいね。

独りぼっちじゃないんだな、じんぺい。

後片付けを手伝いもぜず、おしゃべりばかりして帰ってきた。

みなさま、ごめんなさい。


さて。

事務所の前の出店のたこ焼き屋さん、子どもでなくても買って食べたい気分だ。

大きなタコ~~~!

にぃちゃん、ソース多めに塗ってね♪(貧乏性なのでなんでもたっぷりがよい)







とっても美味しいぞ~っ♪

じじちゃんはご褒美にアンパンマンカステラを買ってくれた。





「コンニチハ!ご褒美のアンパンマンです。」

アンパンマンは右のほっぺたしかご褒美に食べさせるつもりはなかったらしく



定番のアンパ~ンチ!!で若干の抵抗をしていた。

もちろんたけぞうはガブリと一口だ。



「にぃに~♪にぃに~♪おいらはね~

今日はね~ちょびっとがんばったんでしよ~。」



とかなんとか嬉しそうににぃにとハグハグ中のおいらくんだった。

たけちゃん、夕方になったらにぃにもまた行ってしまうよ・・・。