エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

「和差理」クスリ:抗生物質

2021-01-08 07:59:01 | “現代医学の功罪” 関連

クスリ” は、病気やケガの際 必要不可欠な存在です。 「1分でも1秒でも、その場の苦痛から逃れたい」 患者の要望から、様々な “クスリ” が存在するのは理解できます。 しかし、そこには 矛盾 や 問題 が介在します。 全ての病気やケガに対応できる “クスリ” など、現実に存在する筈がありません。 医学で解明できない疾病に対し、現行医療は一時の苦痛を癒してくれる “対症療法剤” 即ち “化学療法剤” が、無秩序に使われています。 患者を最優先に、医療が至れり尽くせりで 何が悪いのか? 論理 や 倫理 を伴わない医療は、例え専門医であっても行う冪ではありません。 モラルの無い “クスリ漬け医療” は「百害あって一利なし」と言いたい! 病気やケガが治るのは、人に備わる “免疫機能” で、クスリは免疫に刺激を与える “呼び水” でしかないのです。 
病気やケガを治すのは身体の “” であって、障害である “” だけを治そうとしても、良い結果である “” は伴わない。 クスリの成分は、毒性の強い “細菌” であったり “ウイルス” なのは、即効性だけを優先した化学(ばけがく)的な発想です。 クスリに内在する微小の毒性ならば解毒が可能でも、強い毒(ウイルス)が含有するクスリは、後々生体に宿り複雑な疾病を齎す元凶になる事もあるのです! 10年・20年・30年経ってから、複雑怪奇な疾病を発症する “遅延型ウイルス” は、決して少なくはありません。 例えば、B型肝炎・C型肝炎・エイズ !

“化学療法剤” は、いつ頃から使われているのか?  戦後(第二次世界大戦以降)です! 1928年 イギリスの “フレミング” は、細菌(カビ)によって病原菌の機能を阻害する物質である “ペニシリン” を発見しています。 当時 論理的な検証が不十分だった事と、倫理上の問題から医薬として承認されませんでした。 その戒めを打ち破ったのは、戦時における “野戦病院” でした。  1941年以降、第二次世界大戦・朝鮮戦争・ベトナム戦争と、アメリカの “軍医” により “ペニシリン” が、緊急医療に使われたのです。 戦場と言う、論理 も 倫理 も必要のない狂乱の場で、ただ即効性が高いと言う理由で、乱用された様です。 「結果オーライ」戦場での実績が、後に既成事実として “化学療法剤”・“抗生物質” の名で、現代医学の表舞台に躍り出たのです。 それで、良いのでしょうか? 論理 も 倫理 も無い医療が、1941年以降 “市民権” を得たのです!

世の中に “クスリ” は 山ほどあります。 しかし、“” と名が付く “薬剤” は激減しています。 何故なら、薬草を使わない “クスリ” は、“薬” と言えないのです。(東洋医学は現在除外) 特に日本の厚生労働省は、WHO(世界保健機関)で承認された “クスリ”  約 500種では足りないと、約 15,000種のクスリを承認しています。 それでも満足できないと、“新薬” の承認を続けています。(患者の要望か 医者の思惑か) 果たして、人の細胞や遺伝因子を操作する “化学療法剤”・“抗生物質” を、無秩序に受け入れて良いのでしょうか?
 
“iPS細胞”・“STAP細胞”・“ES細胞”、今 “再生医療” に対する夢が膨らんでいます。 “ES細胞” は倫理上の問題で、研究の継続を断念した筈です。 それが、“iPS細胞” の研究と同時に復活しています。 医師会の要請か厚労省の判断か詳しく分かりませんが、各界の思惑(利権)が渦巻いています。 どうやら 医療界も政界も、倫理とモラルは棚上げの様です。 20年ほど前「将来 人類の病気は撲滅できる」と、人々に夢と希望を与えた “ヒトゲノム計画” と同じ轍を踏まない為にも、根拠のない “医療宣伝” は止める冪です!

夢の “新薬” とは、一体どんな “クスリ” でしょうか? 私の記憶では、心臓病のクスリを研究中に 偶然 発見した媚薬 “バイアグラ”!  インフルエンザの特効薬とし 日本だけで重宝される “タミフル”! 肺ガン治療薬(1年の投薬で3,6千万円)の “オプシーボ”!  C型肝炎治療薬(1錠8万円)の “ハニーボ”!  この他に、夢の新薬はあるのでしょうか?  夢は幻  現代医学の本質は、この程度のものです。

◎ 人里で暮らすスズメは 雌と雛の “母子集団”

* 食事中の雛たちと 周りを警戒する母スズメ(二羽)

現在 “新型コロナウイル” の蔓延で、医療・医薬(ワクチン・治療薬)に対する期待が膨らんでいます。 非常時ですから、仕方がないのかも知れません。 しかし 命を守る手段として、実績のない “クスリ”・“ワクチン” を、安易に受け入れていいのでしょうか? 数年後 “劇薬” の影響で、原因不明の “難病” に罹る事もあるのです!
また “抗生物質” の多用により、クスリが効かなくなる “耐性菌” 問題を、深く考える必要があります。

「和差理」は、我が “アドリブ” です。 信じる必要はありません。 ただ、頭の片隅に留めて頂けると幸いです。