エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

‟うさぎ” 1羽・2羽・3羽

2021-01-30 08:07:09 | “現代医学の功罪” 関連

日本人が “肉食” に目覚めたのは、いつ頃でしょうか? マタギ(猟師)の歴史は、おそらく縄文・弥生時代以前に遡ると思います! しかし、農耕民族であり海洋立国である日本は、猪 や 鹿 や 熊 などの狩猟は 極めて小規模だった筈です。 ただし、二本足(野鳥・ニワトリ)は  昔から食べていた様です。 1687年、5代将軍「徳川 綱吉」の時代「生類憐みの令」によって、「四つ足の動物を、殺したり食べてはならない」法令で、肉食は以降 200年ほど規制されました。 当時、庶民の知恵で「“うさぎ” は跳ぶ(飛ぶ)、長い耳は羽(翼)だ」と、“うさぎ” を鳥と偽って食べたと言う説があります。(事実) それを知った役人は、あえて見逃していたとか? そんな 暗黙の了解が、現にあったと思います! それが、問題 でも 疑惑 でもありません。 なにゆえ 300年以上前、“うさぎ” を 1・2・3羽 と数えた習慣が、現在に引き継がれなくてはいけないのか? 「言葉の文化」そんな上品な “語源” では ありません!

◎ パステル画「大谷 郁代」ウサギ と 鳥
 

「“うさぎ” は “とり”」を、強調するつもりはありません。 現在、日本人が “肉” を常食する経緯について考えてみました。 一説によると、大政奉還の立役者「岩倉 具視」は、黒船で遣って来た アメリカの軍人を目の当たりにし、余りにも体格(長身)が大きいのに驚き、動物性タンパク質として “肉食” の摂取を公に推奨したと聞いています。 思うに、日本の肉食は、明治初期が “起源” と考えられます。 しかし、ウシ・ブタ・ヒツジ などの 本格的な畜産は、大正~昭和時代と徐々に拡大したものの、日本中の食卓に肉が上った時期は、第二次世界大戦の後と思います。 
戦後 76年 日本人の体格は、身長 も 体重 も確実に向上しました。 果たして “肉食” は、“メリット” だけでしょうか?  “デメリット” を考えた時、日本が抱える “不可解な疾病”(ガン・難病)が浮かんで来ます!

1950年 “ガン患者” の数は、約 5万人と言われています。 現在 ガン死亡数は、50万人に逼迫しています。 ガンと診断された患者は、年間 100万人を越えているのです。 “肉食” の代償に “ガン” が急増した? 根拠がない “空論” ではありません! 日本がガン抑止対策を 軽視して来た証です。 アメリカ合衆国は、1980年ごろ “肉食のリスク” を大々的に報道するキャンペーンを繰り広げたのです。 その結果、1990年(10年後)ガン患者の数は徐々に低減した実績があります。(下のグラフ) 日本政府は、“肉食のリスク” を告知して来たでしょうか? 全く、聞いた事がありません! 

◎ 日米のガン死亡率推移


日本車を輸出する代わりに、アメリカ・オーストラリア・カナダなどから、牛肉 や 豚肉 を大量輸入する政治取引が 国策ですか? その結果、海外で敬遠される安い肉(牛・豚)を、日本で大量消費される事になります。 それでは、ガン患者は増える事はあっても、減る事はあり得ません!  

“うさぎ” の数え方から、ガンの “起因説” に飛躍しました。 単純な発想ですが、概ね当たっています。 「危険性のある食べ物は、“安かろう・旨かろう” が 断固 敬遠する」至って妥当な考えだと思います。 勿論、“中国産” の食品も 例外ではありません!