空波とともにⅢ

NC750X(初号機)とPCX(二号機)のカスタムとツーリングの「私的記録庫」です。(「空波とともに」の第三段♪)

2020エジプトの旅4(地勢・歴史)

2021-01-28 04:55:55 | 海外
2020/01/26(日)から02/02(日)にかけて出かけたエジプトの旅の4です


四大古代文明圏最古とされるエジプトですが

5億年前にアフリカでホモサピエンスが誕生したと言われるように

この圏域以外に人が住んでなかった訳ではありません


にも関わらず「エジプトはナイルの賜」と言われるように

最北部の緑豊かな平原デルタ地帯に発展した下エジプトが

東西ではなく

メンフィス以南の砂漠主体の上エジプトとの統合にこだわった歴史が見て取れます

やはり上下流域支配を是としたのかな?




王の在世年代等は比較的正確に文字で残されている様で

ビラミットの成り立ち有名どころを年代順に概括するとこんな感じ




◇チュニス時代(紀元前3000年頃):上下エジプトの統一

 ・第一王朝・第二王朝 マスタバ(アラビア語で「腰掛け」の意)




◇古王国時代(紀元前2778年~2263年):エジプト文明の隆盛期

・第三王朝(紀元前2778年~)

   ジョセル一世 階段状のマスタバ 紀元前2800年頃 

・第四王朝(紀元前2723年~) 

   スネフル王 四角錐のピラミッドの始まり

   ダハシュルの屈折ピラミッド、低勾配ピラミッド(赤いピラミッド)

   クフ王、カウラ王、メンカウラ王 ギザの三大ピラミッド

・第六王朝 ぺピ一世


◇中王国時代(紀元前2263年~1580年):国外勢力・ヒクソス等の占領期を前後に挟んだ衰退期

・第七~第17王朝 


◇新王国時代(紀元前1580年~1085年):エジプト文明の再興

 ・第18王朝 トトメス一世、ツタンカーメン

 ・第19王朝 ラムセス一世、二世等 

・第20王朝 ラムセス三世~11世 


◇末期(紀元前1085年~341年):外国人政権の台頭とエジプト文明の終焉

・第20~第30王朝 ヌビア人やペルシャ人の王朝支配

  クレオパトラ七世(紀元前69年~30年)