旅と宝塚と写真好きジジ

現在、過去、未来の旅日記、花や風景写真、宝塚、相撲、ポケモン、ハリポタゲーム等について投稿しています。

インド亜大陸旅行記(中部、北部、南部)北部詳細編④

2017-08-30 08:45:19 | 海外旅行

インド北部シッキム王国とダージリン、世界第2位の高峰カンチェンジュンガを見る旅(  20101113ー20) 

11月17日朝、この日は晴れていたが遠望は効かない。でココでもカンチェンジュンガは見えず。出発前には酵食品や地元の野菜、穀物に果物、スパイス類に衣料やありとあらゆる雑貨が並ぶ水曜朝市を見物。不思議なのは肉や魚と卵を売る店が殆ど無い事。地元ガイドは専門店で売っていると言うが全然見かけない。牛や豚は食べないし、鯉みたいな魚や鶏肉や干物類は少し見たが我々の食事もチキンが主だった。

例え空気が薄くってもこれくらいはへっちゃら

色んなスパイスありました

わたし携帯使えるんよ。でも中継地ってどこにあるんだろう。

お坊さんも朝市へ買い出し。

何でも屋さん?

果物は結構豊富。

積んで。積んで、もっと積んで!

干物やさん

私のも買って。

取れたものは全部売るわ

小ボンさんン達も負けずに買い物。 

西ベンガル州の州都ダージリンまでの行程は道幅も広く舗装されてる部分も多くやや快適。途中2川が合流する地点で小休憩。この日は勇敢さで知られるネパール系の「グルカ族」が自治を求めてデモや集会をするとかで小旗を掲げた車と何度もすれ違った。途中で斜面に広がる紅茶畑を始めて見た。

大抵の山の斜面には人家が見られた。

初めて目にした紅茶畑。

ダージリンは人口約15万の都市。しかしながらここも海抜2500m台の高地で夜は寒く、2連泊したホテル「ウインダメア」では石炭で暖炉を焚いたり、ゴム製の湯たんぽを入れてくれた。このホテル実はイギリス人の紅茶農園主の邸宅であったとか。着後ヒマラヤ動物園へ行き、珍しい「ユキヒョウ」等を見た。「ヒマラヤ登山学校」も見て翌朝の早起きに備えて早目に就寝。

ダージリンのホテル ウインダメア

まず暖かい紅茶のサービス

快適な部屋

ヒマラヤ動物園

ユキヒョウ

ヒマラヤ狼 

ヒマラヤ登山学校内

11月18日、最後のヒマラヤ展望のチャンスに早朝3,45分のモーニングコールをものともせず出発。寒い!でも曇っている… 同じ目的の優に5-60台の車が一斉に展望台のある「タイガー・ヒル」を目指して400m位を駆け上るが見事に混沌とした駐車場に次々と揉め事もなく収まって行くのにはホントに感心した。

寒い霧の中でもひたすら晴れるのを待つ人々

一応VIPルームで待つ人々も

薄っすら太陽は見えたがカンチェンジュンガは雲の中。

展望台の建物の最上階はVIP用ですが、暖房もなく一つだけの水洗便所も壊れていると言う状態。1階は一般用。それ以外の人は屋外のテラスや広場でひたすら日の出を待つ。でもこの日もチョッとだけ東の方が明るくなっただけで一面霧の中。一行中2名の方が2回目だと言われ、前回も全然見えなかったから、一度でもペリンで見られた我々は幸運と言われたので何となく納得。 

                         

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インド亜大陸旅行記(中部、北部、南部)北部詳細編③

2017-08-26 11:05:17 | 海外旅行

1月16日、何だかカンチェンジュンガがこの目で見られるかと思うと興奮してよく眠れないまま4時過ぎに目覚めて窓外を見ると遠望は効くが星空は望めない。それでも一縷の期待を込めて5時過ぎには戸外で待機。まだ薄暗くどんよりとした黒雲が立ち込めている。ご一行は固ずをのんで北の方向を凝視。

すると何と一か所だけ雲が切れて始めて薄明の雪山がぼんやりと見えて来たではありませんか。喜んでツイ大声をあげたので同宿のオランダ人からクレームが出た。これぞ奇跡!今度は黒雲が上下に切れて朝焼けに輝く、カンチェンジュンガの山群が見え始めました。声を押し殺してどれが主峰だろうかとささやき合ってる内に、誰が見てもバッチリの主峰や山群全体が次第にハッキリと見え始めてもう感謝感激雨あられ状態! でもナント2-3名は寝ておられたとか。

厚く覆っていた黒雲が奇跡的に切れ始め待望のカンチェンジュンガが現れ始めた、ヤッホー!

次第に朝日が輝き山容をクッキリと見せた

赤く燃え上がる雄姿

段々雲が下がって 

朝食後訪れた珍しい「立体曼陀羅」を有するペマヤンツエ寺院へ着いた頃は更にハッキリと山山が姿を見せ、これが主な目的だった僕的にはこれでもう旅の目的は半分終わった様な気分でした。寺を去る頃山々は再び雲の中に埋もれて二度と姿を現さなかったから見られたのは超ラッキーだったかも。 

ペマヤンツエ寺院から見たカンチェンジュンガ山群A

クッキリと現れた主峰 これぞ世界第3位の高峰カンチェンジュンガ! よくぞ見られた。

デカイ山容に圧倒される

この日も峰から川辺へ上り下りの繰り返しが続く悪路だったが、前2日よりは道幅もやや広く、かってシッキム王国の交易の街として栄えたと言われるカリンポンへ移動。ホテル到着も午後2時頃と早目でやっと一息ついたと言う所。このホテルは1930年代に建てられたヘリテージホテル。 

カリンボン シルバーオークスホテル

ホテルの内部は近代的

キリスト教と仏教が融合したと言う寺院

まずヒマラヤが見渡せると言う「ドゥルピン寺院」へ。ヒマラヤは見えなかったけれど、丁度夕方の読経の時間を見学出来た。何とまあ結構性能のよさそうなマイクを使って5.1ちゃんねるまがいの音響システムがドラの響きや声のいい主役のボンさんの読経の声を堂内に有り難ーく響き渡らせる。大勢の子供の修行僧が一応真面目くさって祈る姿が微笑ましかった。ここは写真撮影がOKだった。 

ドゥルピン寺院

ドゥルピン寺院内部

小ボンさんンも熱心にお祈り

ドゥルピン寺院の内庭

何だか有難いような。結局カリンボンで山は見えず

 

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元宝塚 遼河はるひ&紺野まひるさん「四季島」に乗る!

2017-08-24 19:36:20 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

23日にNHKで放映された「ラグジュアリー・トレーン 豪華女二人旅」と言うタイトルの番組を録画し今日午後炎暑の中を鑑賞。ヅカフアンとしては結構興味深く暑さを忘れて午後のひと時を楽しみました。旅程は豪華列車「四季島」の試行運行にゲストとして上野から乗車、53時間かけて、日光、青森、函館と太平洋側、秋田、新津等日本海側を周遊するゆったり旅。

勿論試行走行ですから、実際とは少し違うかもわかりませんが、10両編成で乗客は34人限定とかで車内はヒノキ風呂付きの最高級の部屋にアラフォー真っただ中のお二人が乗車。遼河さんはバラエティを筆頭に最近TVでの露出が目覚ましい独身、宝塚時代同期だった紺野さんは2児の母で女優と、人生行路は違うけれど宝塚以来の大仲良しの雰囲気むんむんでした。

遼河さんの宝塚時代の印象は余りありません。月ー宙―月と異動し、瀬奈じゅん時代の月で2番手を務めたが瀬奈さんと同時に退団。最近バラエティによく出ているのを見かけるが、何故かいつも控えめでおっとりと少し後ろに下がり気味でそのパーソナリティは大切にしてもう一皮むけると人気者になれるかも。

紺野さんは雪組のトップ娘役になったものの。相手役の絵麻緒ゆうさんが短期間で退団するとアッサリ同時退団。女優として活躍していたが結婚して2児のお母さんで女優。まあ見た目元宝塚らしい柔らかい印象だが、舞台ではきゃぴきゃぴしていてシャープな宝塚の娘役らしからぬダイナミックなダンスをする印象がありました。

一般的に宝塚出身者は大勢一緒だと引きがちで喋りも少なく、お笑いさんやタレントさんに交じると異色に感じる人が大いが、今回は二人だけで、脚本もいいのか喋りもパフォーマンスも元宝塚らしいさが十分出て伸び伸びしていて感じがよく最後まで一気に見てしまいました。これからもいろんなジャンルでご活躍期待しています。

 

 

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インド亜大陸旅行記(中部、北部、南部)北部詳細編②

2017-08-23 10:04:14 | 海外旅行

 インド北部シッキム王国とダージリン、世界第3位の高峰カンチェンジュンガを見る旅(  20101113ー20)② 

11月15日。4,45分のモーニングコールで叩き起こされ、5時40分の日の出前までにヒマラヤが展望出来る「タシ・ビューポイント」へ。前夜の小雨のせいか生憎どんよりとした曇り空。今回の旅の第一の目的である、世界第3位の高峰(8.586m)のカンチェンジュンガの峰は見えそうで見えない雲の中。

未だ早朝、見えそうで見えないカンチェンジュンガ

タシ・ビューポイントの一角 

このシッキム州は大台ケ原に匹敵する年間降雨量だとかで、この湿潤な空気と急峻な斜面と亜熱帯でも冷涼な気候が世界的な「紅茶」の産地として適していると言われているとか。出発まで坂ばかりの街を一回りして見たが、住宅も低地に比べ立派、登校する学童も皆制服姿で、一般的なインドの印象とは少し違う。チベット、ネパールとブータンに挟まれた飛び地みたいな地形なので、当然ながらネパール系、ブータン系、チベット系などがインド系より優勢な地域だと思った。 

小荷物の運搬は殆ど人力に頼っているし、道行く人も殆どが徒歩。それでも最近のインド経済の発展を反映してか、結構な車社会で新車も多い。ただ道路整備が殆ど追いついていないので一旦坂道で渋滞するとどうしようもない状態。意外だったのはバイクや自転車が少ない事。

急峻な地形の上に住宅がびっしり

ゴミ収集車が道一杯に

坂道ばかりで通学も大変 

信号も殆ど無いのでお巡りさんの手信号と呼子の響きでノロノロ動く。しかし後述の山間部の狭隘な悪路でもフォーンを頻繁に鳴らし、左右のミラーも閉じたままで行う、急カーブでの離合の技術はマサに神業。車も頑丈なバンバーに守られたTATA社のものが多かった。 

まずかつてのシッキム王国の首都ガントク市内をざっと観光。小さい街なのでエンチェ寺院、チベット学研究所等を見てオワリ。一路カンチェンジュンガが一番まじかに見られると言う西シッキムのぺリンへ移動。と言っても直線道路や高速道路がある訳でもなく、一つの峰から急カーブのジグザグ道路をひたすら川辺まで下り、橋を渡って又次の峰へと言う繰り返しが続く。そんな急斜面でもあちこちで棚田が展開し米作も盛んでした。この道路は急峻な崖を削ったもので勿論ガードレールはない。所々にコンクリートや自然石の縁石があるのみ。一歩誤れば谷底へ真っ逆さまと言う代物。

ガントク・チベット学研究所

ガントク・エンチェ寺院 

高所に棚田が散見される

シッキムで最大級の寺院ルクテク寺院

立派なルクテク寺院付属研究所

途中小さな町でバザールを見たり、給油休憩したり、昼食をとったり、揺れに揺れる車で一体何時間移動したのだろう。途中シッキム州で最大と言う「ルムテク寺院」を訪問。夕刻小高い峰の頂上に一戸だけ建つ、かってのシッキム王の別荘だった、部屋の窓からもカンチェンジュンガ峰が見えると言う、まるで奇跡の館のようなペリンのホテル・ELGIN,MOUNT,PANDINへ無事到着。夕食のシッキム料理は今一つ口に合わなかったが素晴らしいホテルで明朝のカンチェンジュンガ展望に期待がいや増す。ここには流石に日本人はおろかインド人や中国、韓国人もいなかった。

途中給油した小さい町

一時休止した川沿いの小綺麗な街

そんな街の床屋さん

川を渡り次の峰を越えるの繰り返し

一気に急峻な山道を駆け上がり見下ろす川床

 

 

 

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インド亜大陸旅行記 北部編ダイジェスト版

2017-08-22 15:46:56 | 海外旅行

今回からお忙しいもおられるでしょうからダイジェスト版を作りました。いつどこへ行ったか、どんな風景だったかを簡便にお楽しみ下さい。尚従来の様な詳細編は引き続いて同様の書き方で投稿して参りますのでご覧ください。

旅程表です。拡大してご覧ください。

 

11月14日、ネパールとブータンに挟まれ、北はチベットに接するインド北部のシッキム州州都ガントク(1780m)。

ガントク 晴れればカンチェンジュンガ見えると言うタシ・ビューポイント展望台。

11月15日 カンチェンジュンガ(8586m)まで32㎞でまじかに見えるペリンへ。

早朝雲が中々切れずイライラ。

ヤット姿を現したカンチェンジュンガの神々しい姿にただ感激。全貌が見えたのはこれ一回だけ、ラッキー!

11月16日 かつてシッキム王国の交易中心地として栄えたカリンボンへ。ココでは2度とカンチェンジュンガは見えなかった。

カリンボン ドゥルピン僧院内部

カリンボン シルバーオークスホテル

カリンボン朝市 スパイスのお店

11月17日ー18日 紅茶の産地で名高いダージリンへ。ヒマラヤ鉄道 トイトレーンにも乗車。

最後はアッサム紅茶の茶畑など見て帰国の途に。

霧に包まれたダージリンの街

霧が高品質の紅茶を育むダージリン

ダージリン ヒマラヤ動物園の ユキヒョウ

元は紅茶を搬出する為に施設された鉄道。今は観光用のトイ・トレーン。

低地のアッサムでは一般用の紅茶が産出される。茶摘みのインド女性は殆どが主婦だとか。以上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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