レンレンのひとりごと…

毎日のお弁当・手作り料理・手しごと・おでかけ。そして、ひとりよがりな日常のプチエコと黒猫万君との日々…。

ハートの胎内くぐり♡安産・難除け~岩室観音堂

2019-07-05 |  ├ 埼玉

吉見百穴の直ぐ近くにある岩室観音堂。
岩室観音堂は、弘法大師が彫った観音像をこの岩窟に納めたのが始まりで、今から1200年余りもの歴史があります。

この観音堂は松山城の入口に鎮座しています。
松山城といってももちろんあの四国愛媛のではなく、現在の埼玉県吉見町(武蔵国横見郡松山)にある別名・武蔵松山城のことです。
松山城主が代々信仰し護持していましたが、松山城の攻防戦(1590)の際にお堂が焼失。
現在のお堂は、江戸時代に龍性院第三世堯音が近郷近在の信者の助力を得て再建したものだそうです。

 

そんな歴史のある岩室観音堂の造りは懸造り様式で、江戸時代のものとしては珍しいものだそうです。
懸造り様式というと京都の清水寺や岩手の達谷窟毘沙門堂が浮かびます。

 

 

こちらはお堂を中から見たところです。
両側に梯子のような簡易的な階段が設置されてます。

 

 

御堂の上には観世音菩薩が祀られています。

 

 

扁額には「慈眼」とあります。

 

 

せり出した舞台と御堂からの景色です。

 

 

天井を見て思わず感嘆の声が漏れました。
丸太の梁が幾重にも重なった様子にしばし見とれてしまいました。

 

 

岩室観音は「比企西国三十三所観音札所」の第三番です。
また、ここにある石仏は、四国八十八ヶ所弘法大師順錫の霊地に建てられた寺々の本尊を模したもので、八十八体の仏像が祀ってます。
この石仏を拝めば、四国八十八ヶ所を巡拝したのと同じ功徳があるそうです。

 

 

御堂の奥左手には♡の岩をくぐる胎内めぐりがあります。
急な斜面を鎖に伝って上り、頂点にあるハートの形をした穴をくぐって下って来ます。
安産、難避けのご利益があるそうです。
また縁結びにもご利益があるのか、カップルが仲良く連れだってくぐってました。

 

 

御朱印は岩室観音を出て左に上った先650mにある龍性院でいただきました。
岩室観音は龍性院の境外仏堂となるそうです。

龍性院のブログ記事はこちらから
只今準備中

 

 

岩室観音堂
埼玉県比企郡吉見町北吉見309
http://www.town.yoshimi.saitama.jp/guide_iwamuro.html(吉見町役場HP)
時間 : 自由拝観
アクセス : 関越道東松山ICから約5km、圏央道川島ICから約8km

 

 

 


古代蓮を満喫~吉見・川越を散策【ダイジェスト版】(2019年6月30日)

 

 

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
胎内くぐり  (もののはじめのiina)
2022-09-09 10:34:15
ハートの胎内くぐりとは、ご縁が結ばれそうです ^^

岩室観音堂は、弘法大師が彫った観音像を岩窟に納めたのがはじまりとは、歴史あるお寺です。

先日、富士山の無戸室浅間神社で胎内めぐりをしてきました。
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