おじちゃん。

　先日書いたあこちゃんとランチでも行こうかなぁ・・・遊びに行こうかなぁ、と昨日、今日と考えてた。



　そしたらまぁちゃんが来て言った。


　「おじちゃんが危ないらしいよ。」



　伯父は白血病から心臓、腎臓はじめ、多臓器機能低下で本当にたくさんの病気を抱えてて入院してたが、
　　一年前に「後、３週間。」と余命宣告されて、家族がせめて最期は家で・・・と退院してきて、
　　　それから認知症発症しながらも家族に見守られてデイや往診、訪問看護さん達に支えられ、
　　　　驚くほど元気に一年過ごしてた。


　いよいよらしい。




　あこちゃんに電話。



　「もうねぇ。ご飯食べなくなって、寝るばっかりでねぇ。
　　　声掛けて起きたらコーヒー牛乳飲みたいとか、いろいろ言うんだけど、
　　　　酸素濃度下がるからあんまり飲ませられないのー。
　　点滴ももう抗生剤の１００ｍしか入れてもらわないことにした。
　　　苦しんでもないし、このまま眠るように逝くのかなぁ・・・って。
　　　　もうあたし達も精一杯やったし！」




　「会いに・・・行かない方がいいかな・・・？」



　「いいよぉ！あんたも忙しいんだし！この前会えたじゃない！あれだけでもう十分よぉ！」



　「・・・。」




　明日、顔、見に行こう。