先日は月に一度の受診日でした。
「変わりはないか?」
「そういうとねー、この前、急に左足の、三、四指の裏が痛くなってねぇ。痛風かと思ってびっくりしたんだけど、すぐ治ったー。」
「はぁ?痛風なんて、女がなるハズないじゃないか。」
「と思ったんだけどねー。親指でもないしー。調べたら神経痛って出たー。」
「ただの年だ。」
「はぁ???」
「もしくは運動したとか、歩き過ぎたとか。」
「それは絶対にない。」
「……。」
「年で女性ホルモンが無くなったら痛風も起こるかもな。ふふん。」
「……。絶対に……つーふーじゃない……」
「痛風は痛いぞぉ。歩くどころじゃなかったもんなぁ。」
「じゃあ、絶対に違う。すぐ治った!」
「なんでか最近ロキソニンが効かないんだー。二日酔いの時とかに飲むんだけど。」
「相変わらず酒は飲んでるのか。」
「それが、最近ビールが飲めなくなってねぇ。酎ハイ一本でよくなってきた。」
「ビールの炭酸がきついんだろ?ワシも。昔みたいに飲めなくなってきたなぁ。あんたも年だ。」
「……無理して飲むわ……」
「二日酔い全般に効くハズなんだけどなぁ。違う頭痛なんじゃないのか?」
「……ヤバいじゃん……」
「ロキソニンが効かないなんて、あり得ないぞ。」
「賞味期限切れだったんだ。きっと。」
「フフン。」
難病患者に不安を与えてほくそ笑む主治医。
もう14年の付き合いです。
次に痛風の発作が起こったら後ろから突き飛ばしてやろう。
「変わりはないか?」
「そういうとねー、この前、急に左足の、三、四指の裏が痛くなってねぇ。痛風かと思ってびっくりしたんだけど、すぐ治ったー。」
「はぁ?痛風なんて、女がなるハズないじゃないか。」
「と思ったんだけどねー。親指でもないしー。調べたら神経痛って出たー。」
「ただの年だ。」
「はぁ???」
「もしくは運動したとか、歩き過ぎたとか。」
「それは絶対にない。」
「……。」
「年で女性ホルモンが無くなったら痛風も起こるかもな。ふふん。」
「……。絶対に……つーふーじゃない……」
「痛風は痛いぞぉ。歩くどころじゃなかったもんなぁ。」
「じゃあ、絶対に違う。すぐ治った!」
「なんでか最近ロキソニンが効かないんだー。二日酔いの時とかに飲むんだけど。」
「相変わらず酒は飲んでるのか。」
「それが、最近ビールが飲めなくなってねぇ。酎ハイ一本でよくなってきた。」
「ビールの炭酸がきついんだろ?ワシも。昔みたいに飲めなくなってきたなぁ。あんたも年だ。」
「……無理して飲むわ……」
「二日酔い全般に効くハズなんだけどなぁ。違う頭痛なんじゃないのか?」
「……ヤバいじゃん……」
「ロキソニンが効かないなんて、あり得ないぞ。」
「賞味期限切れだったんだ。きっと。」
「フフン。」
難病患者に不安を与えてほくそ笑む主治医。
もう14年の付き合いです。
次に痛風の発作が起こったら後ろから突き飛ばしてやろう。