@つづき
「なんで?」と思ったがこちらの撮りかたといい、高橋さんらのリポート(をした)といい、カメラは家庭用でも何か違う空気を感じたのだろうと思う。守衛のおじさんは「そういう番組は許可が必要」と言い張る。まあ、プロの番組と認められた?!ということでそれなりに納得し、リポートは二重橋の前ではほんのわずかで終え、少し場所移動して続きを撮影した。それまでずっと熊本でやっていた「使えるTV」(熊本市内のケーブルテレビで放送中のプリズム制作番組)はこの皇居から県外コーナーを持ちました。それまでも県外コーナーはありましたが、私が講演や講座に出たついでにリポートするもので地元の方がリポートする形はこの時からです。
東京からは高橋さんを中心に数年間続きました。しかし現実的には間に合わない場合も多く、予定はしたものの結局熊本の番組になったということも多かったのです。でもこれは使えるTVの最初からのスタンスです。山江村から始まったときも予定した住民ディレクターが仕事や家庭、子供の病気などで急遽欠席ということはしょっちゅうでした。住民ディレクターはそんなときに「番組に穴が空くので何とかして」とか「困る。予定していたから何とか来てよー」とかは言わない。「OKオッケー、何とかするからそちらはゆっくりやって」となる。我々は住民の空いてる時間を活用して動いているので、そこに急に用事が入ったら生活を優先するという原則で12年間やってきた。それが住民ディレクター番組です。
勿論、これを保障する仕組みが必要です。そこを私がやってきたのです。最後に何かあったら全部プリズムが責任を持ってカバーする。またはサポートする。それがプリズムの仕事です。要は住民ディレクターの皆さんはボランティア活動、私は基本は仕事です。ここの連携と信頼関係がこの動きのミソです。各地で住民ディレクターを始められるときにいつも結構シビアな話をします。講演やちょっと講座をして欲しいというお話があると、その先はどうする構想でおられるのか?を尋ねます。京都府の職員の真下さんの場合は、そこの返事が曖昧だったので「はっきりしないと行かない」とまで言い切ってしまいました。
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