東峰村のケーブルテレビ「とうほうTV」が11/1で開局1周年を迎えます。約2500人の村民全員で創るテレビというコンセプトで昨年11月1日にスタートしました。スタートにあたっては総務省のICT補助事業の支援を受けましたがこの補助事業が非常に有効に活用できた例であるとおもいます。
わたしは昨年の8月のお盆、15日から村の元診療所を借り住み込んでいますが、補助事業が終了した昨年12月以降も住み続けています。総合プロデューサーとして補助事業はやらせていただきましたがその後、翌年1月からもボランティアプロデューサーとしてやらせてもらってきました。補助事業でやっていた毎週1時間番組を1本制作することもずっと村の職員と住民ディレクターが協力して続けています。春から役場では専任職員を3名置き、ケーブルテレビの役割がかなりはっきりしてきました。昨年は一人も専任はいなかったことを考えると行政がとうほうTVを重要政策として位置づけているのがよくわかるとおもいます。
わたしも春からは番組制作の一部委託を受けて何とかひとつの方向性は見えてきていました。そしてこの11月、とうほうTVは新しい段階に入ります。最終の調整が続いていますのでまだ詳しくは話せませんが今後全国各地に大いに役立つ官民恊働態勢や番組づくり、そして本来の目的である地域活性化策として具体的な事例が東峰村から次々と出てくるとおもいます。地域にとってはとてもやりがいのある時代に来ていると感じます。
@祭りでお互いを撮り合う東峰村の子どもたち