いろんな人がいろんな話題で出演するとうほうTV。手まりづくりが得意な高倉さんと石井さんは84歳と86歳。綿を丸めるところから仕上げまで全部自分たちの手で仕上げます。
このお二人の暮らしの半日をお付き合いして手まりづくりのノウハウではなく暮らしの中に手まりづくりや服、毛糸のブラシ、人形等を作る作業があることを伝えます。そうこう取材しているうちにお昼になり、そのままヘルパーさんと昼食をごちそうになってしまったある日。この暮らしぶりをとうほうTVで約20分のコーナー番組として放送しました。
好評だったのは勿論ですが、1ヶ月後住民ディレクターの伯夫さんが感想を聞くと「84歳になってテレビに出れることが幸せタイ」「なごう(長く)出てる」しかも毎日出てる(1週間)のでいろんな人が電話してくるという。高倉さん、石井さんに限らず3世帯しかない合楽集落の4人の高齢者など「とうほうTV」は高齢者がゆったりと出演するので益々元気になっている人が増えてきた。と、いうのも大袈裟でもないほどテレビというものが果たす役割は大きいし、まだまだ未開拓分野の使い方が眠っています。