伯夫さんのつぶやき、「雨止まんばい」

東峰村の「伯さん」こと梶原伯夫さんが「あああ、雨止（や）まんばい」とツィッターでつぶやいていた。そのまま夕方の子どもたちの迎えにスクールバスを運転しに行ったようだ。先月の２１日だったか？、博多大名のイベントへの参加がきっかけでツィッターを始めたばかりだが、携帯からもPCからも適宜つぶやきが聞こえる。

　伯夫さんはスクールバスだけではなく地元タクシーの運転手や観光ガイド、ちんげん菜をつくり出荷するなど様々な仕事を同時進行しているクロスメディアならぬクロスビジネス？をしている。村にできたメディアカフェにて先月はパソコン、ツィッターの特訓を受けていたがこの秋から村にやっと光ケーブルテレビができるのでいよいよこれまで培ってきたメディア活用力を発揮する時が近い。

　小さな村は高齢化が弊害になっているように当たり前のようにいわれるが財政事情や人材難などそれこそ様々な事情がクロスしている。しかし、これまで一番遠かったITやメディアが長年かかってやっと過疎の村や離島でも使える状況ができてきた。伯夫さんのような小さな村の逞しい人々がITを使ってがんがん闊歩する時代に入っているのがはっきりと見えてきた。