山江村の松本さん、長野で講演会だった！

　京都・天橋立の宮津市から鳥取・米子に向かっている。明日は久しぶりに隠岐の島・海士町だ。こうして日々各地を回っていると新たな出会いや意外な「事件」が次々とある。今日こんなことがあった。宮津市市議の皆さんが住民ディレクターを勉強に１１月の下旬に山江村へ視察に行くことに。そこで山江村の村議でもある松本佳久さんに電話でつないだ。そして昨日今日と宮津市で松本さんを中心に山江村の話をしたと伝えたら、松本さんは「実は今から岸本さんの話をする」という。「？？・・・。」松本さんは長野県にいるとのこと、講演会らしい。そこで１時間後には山江村の住民ディレクターについて話すとのことだ。最近松本さんが村外で講演することが増えている。とてもいいことだと思うし、１０年前イメージしていたことがやっと普通になってきた。これまでは私が山江村のことを話して回っていたが当事者である松本さんが自ら語る場ができたことでさらに可能性が大きく開くと思う。村長の内山さんも前からどこそこで話していたが、これで、平成８年の春に住民ディレクターをスタートした３人、松本さん、内山（村長）さん、私とそれぞれの発想と視点が同時進行しながら各地で伝えられることになる。きっと山江村の住民ディレクター活動の原点が複眼的に見られることになるだろう。できたら一度３人で集まってあの頃、それぞれはどんなことを考え、今の現状をどう見ているのか、そしてこれからどうしょうとしているのか？最近は３人が顔を合わせることはほとんどないが、改めて３人の考えを確認することで新たなステージが始まるかもしれない。そんなことを考えながら米子に向かう夜汽車の中で書いている。