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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

「軍師官兵衛」で起業家精神養う

 「官兵衛で國創り」の広報チームというのがあって全国組織です。打ち合わせはいつもシンデレラタイムの頃、深夜0時前後からはじまり、あっという間に1、2時間。全員仕事があるので早朝に起き出して日常生活へと動いています。

 さてそのチームで進めているある企画の素材を創っていて面白いことを発見しました。「官兵衛で國創り」はスタートは約8年前!!?、小石原焼の窯元の奥さん梶原成美さんが長男の匠太朗君と小石原の行者杉を散歩する番組を作ってくれたのが始まりでした・・・、と、いうことが整理していてはっきりと見えてきました。

 実は先週出演いただいた黒田武士のモデル、母里太兵衛のご子孫母里市兵衛さんから人の繋がりを展開していたら何とそこに行き着きました。この人脈図は「番組づくりが地域づくり」になることを証明する俯瞰図のような航海図のようなものです。「地域住民」だからこそできる真の地域密着で、地域住民だからこそ伝えられる番組づくりです。

 さらに番組づくりをしているうちに人がこのようにつながり、地域がつながり、豊かな暮らしを創造する礎をクリエィティブしていきます。それが暮らしの情報の受発信で豊かな生活を創造する「住民ディレクター」です。動画を作る技術や、番組づくりのノウハウを身につけるのではなく、真逆です。番組づくりを経験することで人や地域がつながり、地域を演出したり経営する総合的な企画力がついてしまうのです。逆は真ならず。ここがとても大事なので住民ディレクターをお伝えする時はしつこくこだわっています。

 見えない航海図の実線をひいていくのが住民ディレクター活動です。普通には見えないその点線を実線にするには絶え間ない実践が求められます。実践は何もないところからものごとを創り上げる創造的活動です。一般的には起業家精神というほうがわかりやすいかも知れません。


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