親指の先と夕陽を重ねたら
爪の先に小さな朱色の丸が出来た。
まるで、小さな太陽がもうひとつできたようで
嬉しかった。
義母と義弟と旦那さんと訪れた
おばあちゃんの家からの帰り道
長距離運転の心地よい疲れと、安堵感に満たされて
心が
大自然の息吹きを求めていた時、
コンビニエンスストアの駐車場は広く
束の間のリフレッシュができた。
年末も年始も365日、開店し続ける企業努力と店員さんの“温かい挨拶”に、
いったいどれだけの人々が
癒されているだろう。
私達は、お客様であると同時に、働く人でもある。
家庭があるひともいれば
身寄りのないひともいる
どうしようもないような状況が訪れたとき
無理矢理にでも口角を上げて
微笑みを作って
笑え
笑わば笑え
笑われても笑え
笑われたら笑え
涙堪えなくていいから笑おう
笑顔をつなげよう
微笑は
一筋の希望に繋がる
と
思います。