夕方の散歩で見た風景2題。
<春のススキ>
白い穂が休耕田で波打っている。
ツバナという名前の野草だという。
「春のススキ」と呼んであげた方が心に残りそうだ。
「春のススキ」は春風の中で爽やかにたなびいている。
<老人と田んぼ>
遠くの方で、老人が手押し除草機をゴシゴシと押していた。
田植えは機械化され、雑草は農薬処理するのが最近の農業だが、この老人はこうして除草機をゴシゴシと押す。
ゴシゴシと押しながら、老人は今日も田んぼと話をする。
老人はこの田んぼが大好きなのだろう。
この田んぼは幸せものだ。
そしてこの田んぼで取れたお米を食べる人達も幸せ者だ。
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