臨済宗南禅寺派圓通寺

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仏像の立像と坐像

2022-06-16 | 
仏像の立像と坐像


◯立像の意味「困った人がいたら助けに行くぞ」
◯坐像の意味「大切な事を始めるときには、先ず坐ってから始めよう」
◯「人生には入学試験や就職など節目がある。そのようなときは坐って考えることだ。寝っ転がって考えるようではだめ。それが生きた坐禅だ。お寺での坐禅だけが坐禅ではない」
◯実はもう一つ涅槃像がある。涅槃は「火が消えた」という意味だが、実は「いかに生きるか」という意味である。ブッダは死に方を教えたのではない。如何に生きるかを説いた。涅槃像を拝むときはこのことを考えて欲しい。親としての生き方、学生としての生き方、社会人としての生き方など、どのようなブッダの声がきこえるか仏像の前にゆっくり坐ってみたい。

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