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オフロードバギーラジコンとその他諸々

コストダウン検討 RCシャーシ編 ~その11~

2019-07-09 22:36:12 | ラジコン
こんばんは。
前回の投稿からかなり時間が空いてしまった
気がしますが、進展しています。

前回、デザインしたラジコンパーツをそのまま
DMMさんの3Dプリンタで見積もりした所、
トータルで5万円弱になってしまいました。
実際にはネジやピロボール、グラスホッパーの
パーツを別途購入するとした場合は、
5万円は余裕で超えて逝きます。

流石にそこまで酔狂じゃない、、、
いや、、、今でも十分酔狂かもしれない。

気を取り直して、下が最初に見積もりした
5万円弱のモデルです。
※メインフレームは若干形状が違います。


ここからコストを下げるにはどうするか考えます。
考え方ですが、
1.一番高価な部品は?
  常套手段ですが、一番高価な部品を
 抽出し、集中的にコストダウンを図ります。
 もとが高価な分、コストダウン金額も
 高くなります。今回で言うとメインフレーム
 (ナイロン)で48,000円もしています。
 すべてナイロンで造形した場合は約55,000円
 なので、一個のパーツでコストの86%も
 占めています。次はフロントダンパーステー
 ですが、それでも約8%です。

2.コストが高い原因は?
  何故にメインフレームがそこまで高価なのか
 考えます。今回の場合、製造方法は3Dプリンタ
 材料は比較的安価なナイロンです。この点は
 メインフレーム以外の部品も同じです。
 となると違いは
   ・形が複雑
   ・体積が多い
   ・最外径サイズが大きい
 実際、3Dプリンタの造形費用はDMMのHPによると
 最外径サイズと体積で殆ど決まる様です。
  形状が複雑かどうかはそもそも造形できるか
 どうかだけの様です。

 という事で実験でメインフレームを単純に縦に
真っ二つにしてみました。


見積もり結果ですが
  元の形状・・・約48,000円
  半分にした形状X2・・・約49,000円

むしろ高くなってしまいました。
さらに前後にも半分にして4等分という事で
見積もりしましたが、結果はほぼ同じ。
4等分でも最外形がまだ大きいのだと思われます。
ちなみに半分にしたフレームからパイプの部分を
少し削った所、一個につき250円程度安くなりました。


パイプを削ったのはその部分に市販のプラパイプで
対応しようと考えたからです。フレームの強度的には
不安がありますが価格が価格なので、、、宝くじ当たれば
いいんですが、、、

という事でせっかくのメインフレームをできる限り
細切れにしてみました。


6等分です。フロント部分はなるべく強度確保
したかったので、比較的原型が残っています。

これで見積もりした結果は
 23,000円
でした。
※6等分した部品はすべてX2個使いで計算しています。

一気に半分以下のコストダウンとなりましたが、
実際は削除したフレーム部をプラパイプとネジ類で
補う必要があります。それでも3,000円程度には
収まるはずなので最初に比べればかなりのコストダウンです。

でも、、、高いですね。元がすごい高いので
安い気もしますが、冷静に考えて高い。
やはり金型で製作した市販品って偉大だと
改めて思いました。

次はフロントダンパーステーにコストダウンの余地が
無いか考えて行きたいと思います。

それではまた。 


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