
大人のお話でとてもいい映画です。
恋がド真ん中だけど、周りを固めるエピソードやセリフが凄くイイ。何度もググっと来て、時にはほろり。
映画の中の浜辺に建つコテージがステキでした。古くてぐちゃぐちゃなんだけど、落ち着くというか。
残念ながら何パーセントか小泉元総理に似ちゃっているリチャード・ギアだけど、やはりこの人は映画の中のおとぎ話がよく似合う。子供のようにはしゃいだり、ぱぁっと笑顔を見せられると、全然好きなタイプじゃないのにほだされちゃうような。
相手役のダイアン・レインは、私がガキんちょだった頃、映画「ストリート・オブ・ファイヤー」で真っ赤なドレスの高慢ちきなかっこいい女の人だった。「将来はあんな大人になりたい」とかぬかしていたが・・・それはさておき、そんな彼女も今や夫に浮気され、娘に無視されるお母さんがピッタリ。最初、かるうくショック。しかし、だ。ナチュラルに年を重ねた感じといい、恋によってキレイになっていく様子など、本当にいい。高慢ちきでつり目の美人だった頃よりも、「あぁこんな女性になりたい」と、思わせてくれたのでした。
とは言っても、実はそんなに歳は離れてなかったりですが・・・アハハッ