スマートニュースでサラッと流れた記事に……大阪の十万人当たりのコロナ禍による死亡者数がインドを上回って世界最悪レベルを記録したというものである。
インドに対して……土埃、劣悪な衛生環境、一部の人しかまともな医療を受けられない?そんな昔のイメージのまんまインドを評価しイメージしていた……。
逆に……この国の為政者達をボロクソ言いながらも……古き良き時代の日本イメージに縛られていたことも痛感させられたニュースだった。
大阪が酷い状態と言いながら……『発展途上の国』とは雲泥の差があるぞ!なる思い込みが僕にはあった。
僕も人の命に関して、日本の二番目の大都市大阪が酸素や酸素濃縮機、人工呼吸器が不足し世界から善意の支給を受けるインドよりも人命を守れないレベルまで成り下がっていたとは?……にわかには信じ難くその事実に衝撃を受けた……。
何時までもあると思うな!親とニッポンの優位性って事である……。
正確に今の自分、世間の位置確認が大幅にぶれていた。
先進国?中57ヵ国の57位のワクチン接種率とか?そういうシグナルは事実として提示されていたけれど……。
ある方のブログで人生には上り坂、下り坂とまさか?の三つの坂がある!と書かれてたけれど…まさしく『まさか?』だった……。
日々、その1日ごとにコマギレにしてちゃ自分の足下の劣化を発見出来ないのである。
気が付けば……まさかの大劣化……それが今なんだと思い知った次第だった。
ソクラテスもカエサルもリンカーンもアンリ・ファーブルもシートンも知らない大学生に出会う度に驚いて来たけれど……。
医療もそうなら恐らく教育も?……評論してるレベルじゃないかもね?
『思い込み』なのか?『思い上がり』なのか?……兎に角自分の頭の中の様々なファクターの基礎イメージを大幅に修正しなきゃ……と痛切に感じたニュースだった。
まさしく……『汝自身を知れ!』に原点回帰しなきゃ危ねぇぞぉ……と。
そんな大事なニュースは……テレビ新聞に恐らく登場しない。何故かは?分からないけれど……。
『何時もの江戸城内の評定会議』でお茶を濁しながら今日も過ぎ去って行くんだろう……。
維新って倒幕派かと思ってたら……新撰組だったのね?
装束ばかり目立ち、派手に立ち回る吉村くんの様は……成る程ね?……と。
市長の松井氏に至っては公用車を私物化して喜んでる……。
ヴェトナム、インド……冷静に観れば分かり切ってる事だった?という顛末。
僕にはその見当違いのイメージに対する羞恥心が残ってる事だけが救いであり頼りだなぁ?……。