サンチョパンサの憂鬱

昼下がりのサンチョパンサ(2)……自分のご機嫌をとる?

『精神科医Tomyが教える執着の手放し方』の紹介記事を読んだ。

いつまでも何時までも……心にへばり付いて離れないアンチクショーやコンチクショーに対する負の感情……。
心の中で飽ことなく『怒りを再生しては不眠に陥る?』なぁ〜んて経験は誰にもある。
 
トミー先生は……相手に原因は無い?と仰る。
その恨みつらみの原因は『自分の心身共に溜め込んだ疲労』なのである……と。

最高の策は『寝ること』らしい。
けれどその負の感情が邪魔して寝れないとなるとフィジカルな動きを行うと『随分と自分のご機嫌は回復する』のだと仰る。

確かにね!……自分が好調の波に乗っている時に『無責任なおバカ達の言うこと』なんて歯牙にも掛けないよなぁ?……。

結局、自分の不調の原因、その『犯人に他人を指名して果てしなく追求』をしている状態……。
その絵面を俯瞰して見れば……ソレだけで哀しくなり疲れてくる……。

自分の生きてきた道すがら……そんなアレコレを思い出せば今なら分かる……。疲れていた自分を尚の事疲れさせていたのは自分だったのかって……ね?

自分に起きる物事は『自分のせいにして考える』しか無いんだけど……『甘えなのか?疲れなのか?』アンチクショー、コンチクショーと犯人に仕立て上げ、怒りの炎を燃やしたものだった……。

ま、これ結局は他者に『依存している』ってことなんだろうなぁ?

トミー先生の指摘している事で……そんなに?と驚いたのは……現代人は一日で江戸時代の人の一年分の情報に晒され、平安時代の人の一生分の情報を浴びているのだとか?

ホリエモンとか?ひろゆき?とかDaiGo様々達の記事まで『情報?らしい』から量的にはそうなるか?

『日々撒き散らかされるカワラ版』……。

んでね?……ふと思った。
問題は何を読むか?見るか?なんじゃなく……。

『読まないモノ、触れないでおくモノ』を選定する力がポイントなんだと!……。
健全に心身を保つ為には?……そんなモノ達から意識して『置いて行かれる事が絶対必要条件』だと。

犬の野良ちゃん見たいに、何んでもかでも構わず口に入れてたら『情報という名の腐肉だらけ』の日常。心の食あたりをきたすことは間違いない。あらぬ焦りとか?自己嫌悪とか様々の病を発症してしまう……。

散々……置いて行かれるぞ!パニックに襲われ生きてきた現代人達。
自分を……人の後追い人生から開放してやる事が急務なのである。

『自分を追いかける時間こそ人生!』と気付けば……江戸時代のリズムでも平安時代のテンポでもソレを決めるのは自分になれる。

本気になって自分に何が足りないか?を考える時にふと気付く筈である。
自分に『必要な情報』なんて数えるくらいしかないのだ……と。

『拾ってはイケナイ情報』を瞬時に判断し除去する能力こそが一番必要な時代が来ている。

僕達は余りにも要らない事だらけに囲まれ『無用に疲れている』と思う。

『自分のご機嫌を取る』のに一番有効なのは?
『自分は何を演りたかったか?』を思い出すこと……その実現の為の情報を探すことである。

興奮で眠れなくなるかも知れない?けれど
ソレは『眠るのが勿体ないからという不眠』…アンチクショーもコンチクショーも居ない自分だけの場所……究極の快楽状態なのである。
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