サンチョパンサの憂鬱

昼下がりのサンチョパンサ(2)……人の根源的素養を……

人間の根源的素養(前頭葉の稼働)を喪失した人間を因数分解すると……彼等はどう対処するか?という行動を導けなくなっている事に気付く……。

小池VS丸川のやり取りほど無益この上ない『言葉の応酬』は無いなぁ……。
この構図を公式にして……先般より書いてきた事象に当てはめると単純明快に病理が理解出来るのである。

共通するのは『どう対処すべきか?』という行動は除外され、『どう?喋るか?』のみに全神経が動員されている事である。

『明言しないこと命❗』……の菅首相。
突き詰められると『私はそうは思わない!』、『仮定の話には応えない!』などとワケわからない『言葉のみ残して消え去る』……。

『イジメは無かった!』の教育委員会の『言葉』もまた同じ病理である。
古い例では……小学生女児の遺書を『お手紙』と頑迷に発言し続けた教育委員会のお偉方を思い出す。
当時は怒りが燃え盛ったけれど……今思えば前頭葉の機能不全に陥った『弱者』なのだ!と同情を禁じ得ない対象となった。

大阪の吉村君も、東京の小池のオバサマも関係省庁の官僚諸君も……必要な行動は一切なし!操るのは言葉のみという異常な風景を一つ一つに分解して責め立てる事の愚かしさである。

彼等は何もしなかった❗…そんな数多くのSNSに載せられた感想……。
正に江戸城での普代大名の評定会議そのものと化したニッポン統治機構……。

彼等もまた前頭葉の機能喪失の弱者達。

今や……『演った事にする気力』さえ失ったのだろう……。頼るは刹那のエクスキューズか?居直りの言葉のみとなってしまった。

こりゃ……持たねえな?

配達に来てくれた八百屋の大将……沈黙して苦虫噛み潰した表情であった。
『もう……俺達は殺されるよ!』……と。
雀の涙のカネさえ3ヶ月も遅れて支給。
今度ばかりは……もう、打つ手が無ぇんだよ!俺は……と。

トボトボ帰る彼に諦めちゃ駄目だ❗……と言うと辛うじて背中を向けたまんま手を上げて応えてくれたのが……救いだった。

テレビもSNSも……言葉の量以外……ソコには何もない。

自分の『直感』から得る未来像とその実現の為のロジックを組み上げること。
それっきゃ無いんだと思う……。
前頭葉をフル稼働させること……ソレが唯一信頼できる方法なのである……。
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