サンチョパンサの憂鬱

昼下がりのサンチョパンサ(2)……綺麗過ぎは人を息苦しくさせ、剥き出しの欲望は…

綺麗過ぎは人を息苦しくさせる。
かと言って剥き出しのアカラサマの欲望を浴び続けると人は怖じ気付き、やがては沈黙に追い込まれひどく疲弊する

ここの所……人様のブログを覗かせて頂く機会多くあり……気付いた事があった。

とても『綺麗で出来ている世界』と、ニベもない現実を当たり前と承認し、『人間の毒を前提とする世界』の二極化というのか?……そんな傾向に気付いた……。

この価値観同士は交わることもなく、コミニケーション不全に陥っている。
お互い熱心なのは『相手への攻撃オンリー』という状態なのかな?
コレ……政治の世界の立憲民主党・共産党と現与党の関係にも体現されている。

それぞれが『それぞれの得意なエリア』に立て籠もり、一歩もソコから出る気配はない。

誤解を恐れずに言えば……?

昔、自営をされてる女性が言ったことを思い出す。

『あの人は家庭的で優しい人だ』と言われている人は一方で『会社とか社会ではとても無責任』な傾向がある。
一定の責任を果たした上で……『円満な家庭を運営しろよ!』って言いたい……と。

この人の言った傾向の真偽のアレコレは避けたい。しかし確かに!と感じるところはあった。

何時か?書いた気がするけれど……『自分はどんな分母に立って主張しているか?』がポイントなんだと思う…。

新自由主義者の主張の根幹は『自己責任を要求する』……。しかしその競争ルールってフェアなものかい?という質問には一切答えず拒絶する。
彼等のその強権発動で……死に追い込まれてる弱者達を正視することはない。

一方、『出来ない人の気持ち』ばかり考え主張した連中のお陰で、出来る人の損害とか?社会が『総ワガママ化』に突き進んだっていう弊害も起こったこともある。

散々、『都合の良いエリア限定の正義』を世を上げて撒き散らかした三十年……もう気付いた方が自分の為なんじゃね?
『言える事だけ喚いてるスタンス』って餓鬼の得意技なんだよね?……って。

男女論争もこの構図で考えたら因数分解出来ると思う…。

『綺麗事言っても駄目!!おカネは必要なんだから!』とアカラサマな年収基準で婚活……。性格とか価値観って数字化、可視化できないもんね?……そして、こんな筈じゃなかった? そんな話をよく聞くけれど……。

思考と選択の舞台は『人間観』の上でやれば良かったね?
結婚生活はカネが運営するんじゃなく『人間同士の長い演劇』という事だから……ね?

あと一つ誤解を恐れずに言う……。
狭いエリアに限定して正義を主張する人ほど……頑なに、頑迷に『思い込みをポリシー』と誤解して一切譲る事はない…。

『清過ぎる水に魚は住まない』けれど『際限の無い悪徳の理不尽』に妥協し続ければこれまた地獄の沙汰はカネ次第って世界を生きることになる。

バランス感覚?ってよく言うけれど……結構難しいよね……?
結局『学び続ける』しか手はないって事だろうなぁ………。

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